ばばちゃんのおっちゃんの日本語の先生への道

日本語の先生になろうと一念発起いたしました。

その84 国字

2016-12-31 06:08:27 | 6.私の感想・考え
国字
 非漢字圏の方の漢字の学習は、どうあるべきか考え中で、漢字圏の方への配慮はなしで来ましたが、国字と言うキーワードが目につき、アレッ大丈夫かなと気になりました。

 私の中国語の勉強では、同じ漢字でも、日中で意味の異なるものを集め覚えたり、原則的に漢字は一音しかもっていないのに、二音持っている漢字を探し出して覚えたりしましたが、漢字圏の学習者もそれなりに工夫して、日本語の漢字に対応しなければならないでしょう。

 簡体字/繁体字/日本語漢字、日本語の読み(重箱読み、湯桶読み)そして、国字が有ります。国字の中に、常用漢字に有ったりもしますし、普段よく目にするものもあります。 

試験に出るかどうかわかりませんが、分類してみました。
・当用漢字・・・込、搾、働、腺、峠、栃、畑、塀、枠、匁。
・JIS第1水準・・・鰯、樫、粁、喰、榊、笹、糎、粂、椙、鱈、雫、凧、栂、辻、褄、噸、凪、匂、畠、噺、鋲、錻、柾、桝、俣、麿、籾、鑓、籾、粍。
・JIS第2水準・・・蛯、俤、颪、嬶、裃、瓩、椚、俥、糀、躾、癪、鯱、褄、呎、梺、枡、簗、膵。

 と言うことで、漢字圏の学習者も初体験の漢字と言うことになります。





20161219

2016-12-20 17:42:43 | 7.私の日誌
日本語教育能力試験
 やっと結果が届きましたが、不合格でした。本気度が不足して、スタートが遅れ、自分の弱点に気が付くのが遅れ、取り組み方間違えました。
 いまになって、気づくのは、資格を持っているのといないのでは、意識と、それから広がる世界が全く異なることです。その意識の大いなる不足です。
 再度出直しです。

その83 またまた漢字の学習

2016-12-16 11:31:54 | 6.私の感想・考え
またまた漢字の学習
 発展途上の海外で日本語を教えようとしますと、恐らく会話より、検定試験合格がメインになるでしょう。
 そして、検定試験を主眼に考えますと、非漢字圏の学習者にとりましては、やはり、一番重荷になるのは、漢字ではないでしょうか。と言うことで、この問題にまた戻ってまいりました。

 *早い時期に記事にしましたものが有りますので、ご参照ください。
  漢字の学習 その1,2,3
  http://blog.goo.ne.jp/houren_naka1000/e/e0a41d840afe0928278d703ef1727224
  http://blog.goo.ne.jp/houren_naka1000/e/8b9ef44206cc1050abb18a6031228a1e
  http://blog.goo.ne.jp/houren_naka1000/e/6213431d9ef5f1cc5b2e20540541a64d

非漢字圏の学習者の合格に要する時間。
 漢字圏の学習者に比べますと、初級レベルで、2割~5割増し、上級になりますと、やはり5割増しで、
時間に直しますと、
 N2で、プラス500時間、(漢字圏の学生:1100~1500時間)
 N1になりますと、プラス1,000~2,000時間(漢字圏の学生:1,800~2,300時間)
余分に、時間を掛けなければならないようです。

実際の文字数で言いますと、
 N1は、漢字数2,000文字(≒常用漢字)、語彙数10,000語。
 N2は、漢字数1,000文字(≒教育漢字)、語彙数6,000語(外来語300語)
 N3は、漢字数300文字、語彙数1,500語

漢字の特徴
 西洋人の中には、漢字オタクがいるそうですが、誰もがそういう風になるとは限りません。
我々日本人が、漢字やアルファベット以外の文字を見ますと、やはり、絵とか記号にしか見えません。覚えようとしますと、全体をパターンで認識するのは、非常に、難しいので、やはりどうしても分解して覚えようとします。

 表音文字は、大体が、子音と母音の各エレメントの組み合わせになっていて、音になり、それらをつなげて一つの言葉を表すように、なっています。音の組み合わせは、有限(?)だと思います。韓国語では、およそ300組ありました。
 漢字はと言うことになりますと、エレメントからなっていると言えるですが、それらが組み合わさってユニットにもなったりしますし、ユニット同士やユニットとエレメントの組み合せもあります。残念ながら法則らしきものもあるような、ないような・・・・・。
 ところが、エレメントやユニットは、表音文字のように無意味なものでなく、多くのものは、意味を持っています。しかし、その組み合わせは、余りにも多すぎて、頭の痛い問題です。
 と言うこと、その特徴が利用できないかと言うことになります。意味を持っていて、ある程度法則に則った、簡単なエレメントやユニットで構成された漢字から覚えて行くのが、早道ではないかと考えます。

アプローチの仕方
 また使用頻度と言う点からのアプローチやカテゴリー別にまとめて覚えるという方法もあると考えます。学習者の中には語呂合わせで覚えようとしている方もいます。いろいろ試してみて、ご自分に合った方法を探してほしいと思います。
 そして、指導者の方は、サンプルを示せるようにある程度の準備が必要でしょう。

 象形文字や指示文字を起源とするようなエレメントやユニットについては、絵で示せるといいのですが、自分ではつくれません・・・・・・・。

そこで・・・・
学年ごとの漢字の成り立ちを動画で説明する
 http://morino.sakura.ne.jp/index.html

漢字の成り立ち迷路
 http://members.jcom.home.ne.jp/2822728701/kodomo%20site/naritati-1/nari0101/nari0101.htm

Learn Kanji with Vocab for Beginners #1,2,3,4
 ">https://www.youtube.com/watch?v=Xu9HIypscSM> 
 ">https://www.youtube.com/watch?v=xljZH3cjkoA>
 ">https://www.youtube.com/watch?v=dt1L2Ew1-bM>
 ">https://www.youtube.com/watch?v=Sjl-NMxYZW0>


①偏や旁に使用されているカタカナと象形文字を使った、簡単な漢字から導入してゆく。
カタカナを使った「憶えやすいであろう漢字」として、本ブログ「漢字の学習 その2」に示してあります。
 http://blog.goo.ne.jp/houren_naka1000/e/8b9ef44206cc1050abb18a6031228a1e

イラスト付きのカードが、GCSE Picture Kanji Cardと言うホームページに有ります。
 http://www.jpf.org.uk/language/kanjifiles/kanjicard.html

出来る人は、この中から、順次選んでいけばよいと考えます。200文字あるようです。

 しかし、どうなんでしょう、イラストで示されて「成るほど」と思ってその時は、分かったつもりになるでしょうが、それで、記憶として定着してくれるでしょうかと言えば、やはり疑問です。

  私が子供の頃、どうしたのでしょうか。
   漢字だけの試験は、範囲が限定されていましたので、まだ、集中し易く、がむしゃらに、声を出して書きながら覚えました。
   また、時間に余裕が有った時は、その漢字を使った熟語を面白がって、探し、書き留めていたのを覚えています。糞真面目に、同じものを集中して覚えようとしますと、直ぐ嫌になって、長続きがしません。効果も今一つです。その点、熟語探しは、集中こそしませんが、飽きがすぐ来ることもありません。興味をもって、新出漢字の記憶だけでなく、既習の漢字の記憶をも確実にしてくれたり、語彙を増やしてくれたりしました。

 試験は試験で必要です。
  高校生の時、国体の試合が有って、中間試験の追試を受けるか、パスするかで、パスした科目が有りました。ところが、大学受験の時、その範囲だけ弱くて苦労をしたことを覚えています。やるべき時に締めくくりをしっかりしませんと身に付きません。あるいは締めくくりをする回数を設定することが必要かもしれません。

②既に習ったものと関連付けて、増やそうと言う方法が有ります。その場合、カテゴリー別に集約されたものが良いでしょう。

Kanji Step Up-Beginning to Intermediate 500 Kanji
  http://www.todai-ic-nihongo.com/incenter/materials/elm/thisweek/index.html


③画数の少ないものから覚える。

 調べていきますと、いろいろなクラス分けは、日本社会での使用頻度から割り出しているようです。
 ところが、独立して使われる機会が少ないものは、いくら画数が少なくても、いくら頻繁に、エレメントやユニットとして使われていようとも、高学年の割り当てであったり、上級の検定試験の範囲に含まれていたりしているそうです。漢字を覚えるという視点から見ますと、全くのナンセンスです。
 従いまして、学習者に対しては、エレメントやユニットとして使用される語も含めての頻度によって、整理し直し、優先順位を示されるべきです。
やっぱり、日本語教育学者の馬鹿正直な癖が抜けないのですね、はやりの言葉で言いますと、「Student First」にはなっていないのですね。バカみたい!!

④熟語を覚える。
 エレメントやユニットとして使用される語も含めて学習順のクラス分けをし直し、そのレベルに合わせて、使われている熟語を探し出して、リストアップする。
 シスク・野口さんは、個々の漢字の意味は沢山ありますが、覚えきれないし、熟語に使われている意味さえ理解していれば、当座は間に合うのではないかとおっしゃっています。

熟語の成り立ち・構成については、本ブログ「日本語・外国語」の漢字の学習その3にも掲載しています。

熟語の成り立ち・構成
 (1)上から下へかかっていく場合
 (2)下から上へかかっていく場合
 (3)同じ意味の漢字が続く場合
 (4)反対の意味の漢字が続く場合
また、前述のシスク・野口さんは、
 ①動詞と目的語    禁+煙=禁煙。避妊、返金
 ②修飾語(名詞か形容詞と名詞)  朝+食=朝食。国語、聖戦
 ③主語と述語     地+震える=地震。
 ④同じ意味の語    道+路=道路。頑固、出発
 ⑤反対または対照語  上+下=上下。夫婦、万一
 ⑥否定の接頭辞    不+明=不明。非常、無限、未婚
 ⑦反復語       人々、広々、洋々
 ⑧省略・短縮語    高等学校⇒高校、自動車検査⇒車検、東京大学⇒東大
 ⑨接尾辞       -然、-的、-式  断然、劇的、和式
と言うように細かく分類し、理解を助けようと、してくださっています。

⑤エレメントに分解できない漢字
 常用漢字の内、およそ150語は、もう分割できない語だそうです。それらは、逆に、それだけで意味を持ったエレメントと言うことになります。これらは、工夫が効きませんので、そっくりそのまま覚えなければならない語と言うことになります。
イラストを頼りにするなりして、がむしゃらに覚えましょう。

 私の場合は、余り集中できず、気が多いので、いろんなアプローチの仕方をします。抜け落ちを防げます。顔を合わせる頻度によって、物の軽重が分かります。結果的には、何度も繰り返していることになります。

10分間で、常用漢字の復習ができる動画
 Learn all 1945 joyo kanji in 10 minutes
  ">https://www.youtube.com/watch?v=MdChdA-hp_8>

シスク・野口さんの記事によく出てくる英語話者用の資料
 Remembering the Kanji
  https://nirc.nanzan-u.ac.jp/en/files/2012/12/RK-1-6th-edition-sample.pdf>




20161212

2016-12-15 06:10:47 | 7.私の日誌
日本語教室
「まいった!」「まいった!」。Kさんから、「敬語」を教えてくれと言われました。まだ教え方の研究まで、進んでいませんので、どう進めようかと、戸惑いました。

 日本語を教える場合、「あげ、もらい」「尊敬と受身のれる、られる」「敬語」「敬語とくっついたあげもらい」「漢字」が大きな山場であることが、分かってきましたので、頭の中を整理するために、各種表をとりまとめたりしてきました。しかし、まだ、教え方、あるいは、どう教えると、早く実際に使えるかまで考える余裕が有りません。
 そこで、そういう場合に備えて、このブログにまとめた表を示して、とに角これを覚えなさいと言って、時間稼ぎをしようと、しているのです。

助動詞「(ら)れる」や「せる」
 http://blog.goo.ne.jp/houren_naka1000/e/d5568b2703a4dbe3826537cefbc644e5
敬語
 http://blog.goo.ne.jp/houren_naka1000/e/1bcbb745752a4ba58c8e7b7224700a33

 さて、どんな時に、どんな場面で使われるのかを考えました。
 恐らく、最初は、自分が使うよりも、相手が使う場合が、決定的に多いでしょう。また、日本においては、拙い日本語使いは、まだ、イクスキューズが効きますので、たとえ、間違って使っても、殆ど心配いりません。ただし、イクスキューズの効く期間が有りますので、その間にしっかり失敗して、ネイティブに直してもらう必要があるでしょう。

 また、覚えるときは、せっかくですから、しっかり口に出して、口癖にし、スムースに口から出てくるようにしてください。
 といいますのは、ステップアップして、自分から敬語を使わなければならなくなった時、それを、やっていませんと、口が回らなくて、たどたどしい話し方になってしまいます。それでは、却って、相手は、見苦しく感じてしまいます。
 「おもてなし」どころか、「マニアル」通りにやろうと必死の姿に見え、見苦しく、「何やってんの」と感じます。たとえ、マニアル通りであっても、それを感じさせない「フリ・演技」をしなければなりません。そのためには滑らかに出てこなくてはなりません。

 ということで、まずは、「敬語の聴解」でしょう。焦点を絞るとしますと、接客業や案内業を職業とされている人たちが使う敬語に慣れ、聞き取れることだと考えます。そして、聞き取ることさえできれば、生活するうえで、困ることはないでしょう。

 ただし、注意しなければならないのは、前述のように、いつまでもイクスキューズが効くわけではありません。日本語が上達した場合は、それに見合った敬語が使えないと、今度は、逆に、「こいつ失礼な奴やな」と思われてしまいます。たまに不具合が出るくらいなら、勉強途中だなと考えてくれますが・・・・・。
 で、その場合の解決方法は、丁寧語さえ使っていれば、たとえ不具合が有っても、ほぼイクスキューズが効くでしょう。これも、修行途中と考えてもらえます。
 ステップ2は、丁寧語がしっかり使えることでしょう。

 ステップ3は、いよいよ仕上げで、尊敬語が使えるようになることでしょう。
 敬語自体は、既に、文法的には、聞き取れ、使えるようになっていますので、後は、TPOの区別ができるようになるかどうかでしょう。
 TPOの使い分けをどう考えるか・・・・・・。我々ネイティブも、何を頼りに使い分けているのでしょうか。

 ①自分と他人の一対一の会話の場合
  (相手が身内・知り合い・赤の他人、目上、目下、年長者、経験豊富な人、優れたスキルの持ち主、ご自分の相手に対する尊敬の度合い等々)。
 ②他人の単独の行動について見聞きしたことを、第三者に話す場合。
  (話題の主が、目上、身内、等々)
 ③自分と他人との行動を第三者に話すとき
  (身内・社内の事柄を外部の人と話す等)。

 やはりこれらも、一気にやるのではなく、やりやすい所から、あるいは、頻度を考えて、ステップを踏み、やって行きたいと考えます。




その82 Winさん

2016-12-13 06:27:19 | 6.私の感想・考え
Winさん
 感心致しますのは、ITの進歩につれて、それらをどんどんご自分の教育の方に取り入れて行っておられることです。そして通り一遍の教え方でなく、感覚鋭く、かなり知恵をお使いで、工夫なさっています。(その国には、「工夫」と言う言葉も、概念もないそうです・・・・・・・・。)
 私が、このブログを起こしましたのも、国内の周りのボランティア教室の環境が、通り一遍の、旧態依然たるやりかたで、実に、腹立たしく、「何やってんの!!」、「それでは、生徒さんが可哀想やんか!!」と言う感じで始めました。

 データベースで、個々の生徒さんの履歴も集約されているようですし、絵カードも、IT機器で扱えるように、やり換えて、いらっしゃいます。DVDの映画のビデオを聴解の教材に使ったり・・・・・・・
 普通、ドラマは、ニュースの放送より難しいと聞いています。

 そして興味あるデータの記事が有りました。N1に合格した方の就学の履歴と検定の履歴で、彼女は、日中仕事をしながら受講されたようです。
 それによりますと、400時間受講で旧3級合格、プラス320時間(計720時間)で旧2級、更に、400時間(計1,120時間)でN1合格と言う状況で、3年掛だそうです。

 更に、詳細を見ますと、およそ3ヶ月単位で、聴解、読解、文法、会話等々が、細切れにして講義が行われているようですね。1クールが、3ヵ月で、およそ80時間(3~4k\)と言うことなので、日曜日を除きますと、ほぼ毎日1時間程度の受講と言うことになります。実際には、自習も入れますと、その倍ほど時間が掛かっているのではないでしょうか。

 以前、目にしたデータでは、非漢字圏の学習者のN1合格には、3,100 ~4,500時間が必要とありましたから、先生方の工夫、知恵が生かされて、比較的早いのかもしれません。

 検定合格をターゲットにしますと、非漢字圏の学習者にとりましては、やはり漢字が、ネックであり、ポイントになるでしょうね。
 そして感心しますのは、彼の教え子からのメールは、ほぼ完ぺきな日本語なので、日本語との親和性と言うのか相性が良いのですね。そういうものを探し出して、うまく利用できればよいのですが・・・・。
 現在担当している学習者に、どう克服したのか聞いてみたいと思います。

 また、彼は、タフでもあります。やはり常勤になりますと、その程度授業を熟さないと、務まらないのでしょうか。20年のキャリアとおっしゃっていますので、教案づくりに頭を痛めることは、もう卒業なさっているとは思いますが、それでも・・・・・・・・

 ある土曜日の授業(午後はぶっ続け)だそうです。また、翌日曜日も同じようなスケジュールだそうです。
   7時半~ 9時半 N1クラス
   10時半~12時間 N3クラス
   1時半~ 3時半 N4クラス
   3時半~ 5時  中級クラス
   5時 ~ 6時半 通訳クラス




その81 Winさん

2016-12-12 04:35:49 | 6.私の感想・考え
ミャンマー・日本語教室ブログ
 私の考え「その80」で述べましたブログ主さん(Winさんだそうです)の記事を見て、更に、考えました。
 私は、日本語学者にケチをつけて、行き当たりばったりの解法等述べてきましたが、やはりWinさんがお勧めのミャンマー語学習のように、システマティックでないと、どなたも信用してくれないだろうなということに気が付きました。そう、岩崎さん、海老原さんも皆さんシステマティックです。

 悲しいかな、私は、まだ、1年半ばかりしか学習していない日本語指導者として修行中の身です。しかし方向性が、はっきり、見えてきました。偉そうに言うからには、私にもそういうアプローチの仕方が必要で、しっかり、実証もして行かないと、私の考えます実績を上げるのは難しいでしょう

 更にブログを繰ってみますと、漢字の学習にも、普通に考え付くような方法では身につかず、工夫が必要だとお考えになり、漢和辞典を使ったり、漢字をいろいろ分解して、現地の言葉で説明したり、物語的に説明したり等々工夫なさっています。こういったことは、須らく、たとえ考え付いても、有効な教材にするまでには、時間も労力もそして優れた知恵も必要でしょう。また、ご自分の学校では、それらノウハウの詰まった参考書も提供されているようです。

 ミャンマー語教育について、「最初の基礎の基礎はやはり日本人が教えた方が効率も良く、基礎が身につく3ヶ月後から、ミャンマー人の先生にバトンタッチするのが良い。」と述べられていますが、日本語教育において、同じことがいえると考えます。
 私も、最初の期間は、母語で教えるのが必須だと考えます。そうしませんと、急アクセル、急発進になり、緩やかで、穏やかなスタートが切れません。ある程度日本語でやり取りができ、説明が説明として、学習者がある程度理解できるようにならなければ、空回りで、時間を浪費するばかりになります。

 私の考え方としまして、日本国内はご婦人の先生方がたくさんいらっしゃいますので、彼女たちに任せておいて、私は海外で、教えたいと考えています。
 私の経験から、経済的に恵まれず、母国でしか日本語の勉強ができない人、また、日本語学校に通えないが、日本語を学びたい人を見てきています。彼らに、出来るだけ、す早く日本語を身に付けられるようにしてあげられないものかと考えます。意欲のある人に少しでも良い暮らしが、少しでも早くできるようになって欲しいと考えます。そして、それらが再生産されることを希望します。
 また、日本人と接する機会がない現地の日本語先生に日本人と接する機会を作ってあげたい。そして、彼らの日本語をキャリブレーションしてあげたいとも考えています。
 Winさんの話に、最悪の例が載っています。ある方は、現地の日本語教師に教わって、もう、やり直しが効かないほどの別の日本語を身に付けてしまったそうです。彼は、ご自分が、完全な日本語を身に付けたと考えていたようですが、全く気の毒な話です。

 昔、宮崎正弘さんと池東旭の対談で、海外で、日本語、日本文化を知ってもらうためには、外国に日本の本を贈る活動が必要だろうと言う話がありました。もし、そういった活動があれば協力したいと考えて探し、一か所見つけ、コンタクトしようとしましたが、残念ながら、既に活動を停止していたのか返事をもらうことができませんでした。
 Winさんの話では、自費で、日本語図書室を開いておられる方がいらっしゃるという話なので、やはりそういった必要性があるものと考えます。私が海外でうまく仕事に就くことができれば、同じような考え方なので、そういう活動や、協力をしたいとも考えます。




その80 勉強の仕方

2016-12-10 05:54:31 | 6.私の感想・考え
勉強の仕方
 ミャンマーで日本語教師を20年以上やっておられる方のブログに行き当たりました。
 <ミャンマー語の習得に困っていませんか?>と言う記事を何となく読んでいましたら、そこには、日本人向けにミャンマー語も教えていたそうで、「たった1か月でミャンマー語が話せる、書ける、読める、方法があります。」とあります。すなわち、「難しいことから始めずに易しいところから順番にステップアップすればよいのです。」とのことです。

 そこに、我が意を得たりの記事が有りました。
 発音について、ミャンマー語に近い日本語で、表現されていることです。
 英語話者向けに、「あ」は,「eye」の「あ」ですよと言う教え方や、私が韓国語で学んだように、激音の「か」は、「カットバセ」の「か」ですよ、濃音の「か」は、「カラスがカァカァ」の「か」ですよと言う類の勉強の仕方です。

 ミャンマー語には声調が3種類有って、
  1.「時間ですよ、さぁ、行きましょう」の「さぁ」
  2.「この仕事、今日中に終わりますか」「(自信なさそうに)さぁ~~、終わるかどうか」の「さぁ~」
  3.「あなたの彼女が他の男とデートしているところを偶然あなたは目撃しました。
    「さぁ~~、あなたなら どうしますか?」の「さぁ~~」
すなわち、
  1.は 高い音で短いです。
  2.は 低い音で長いです。
  3.は 高い音で長いです。
 日本人だって、ちゃんと声調を区別しているではありませんか。
 (正確には声調とは言えないが、声調に近い)
とおっしゃっています。
 文字の書き方、発音についても、ミャンマー語の「〇」は、〇=輪だそうで、
「それでは、「わぁ」と発音しながら ノートに 〇 を 100回 書きましょう。」とも、教えていらっしゃいます。これも、「丸暗記」と「口の体操」を教えておいでと考えます。
 日本語を教える場合、ブログ主は、どんなステップを踏んで居られるのか、駆け出しの日本語指導者としては、知りたいものです。

 と言うことから、日本語の50音をローマ字で教えるのは間違いと考えます。
 各言語用に揃えるのは大変ですが、外国語大学の先生の力を借りれば、造作もないことでしょう。何故やらないの?
 学術的でないので、参考としてでも、各大学の外国語学部のホームページにアップロードしておいてくれれば、たとえ、直説法で教えるにしても、難しかったら、ここを参照しなさいとでも、アドバイスすれば、学習者は、随分楽になるのではないでしょうか。

 世界には、来日できない日本語教師や日本人と接触できない日本語教師がたくさんいらっしゃるはずです。間違いなく、彼らの助けになると考えます。

 なお、ミャンマー語を勉強される方は、そのブログの中に、上記考え方に則した、学習方法の記事が有ります。悲しいかな、簡単に、上記の記事にアクセス出来るようにはなっていませんので、カレンダーから、2016.6~2016.7を選んでください。(1)~(18)まで、集中して掲載されています。
「ミャンマー・日本語教室ブログ」http://blogs.yahoo.co.jp/winjapn1789






その79 文型例文集

2016-12-09 17:58:36 | 6.私の感想・考え
文型例文集
「みんなの日本語・中級Ⅱ本冊」を図書館から借りてきました。そこで発見しましたのは、種々の文型がまとめて掲載してあり、文型ごとに数個の例文が付いているリストのあったことです。

 前述の「動詞のフォーム」の勉強の後に、私が行ったのが、正しく、上記のような「文型例文集」の勉強です。数冊の参考書から、同じ文型の入った例文を集め、日本語、韓国語を対比させ、文型ごとに、数冊のノートに取りまとめました。それに倣って、声をあげ、作文の練習をしました。

 私は、教科書を一つ一つやるというのは行っていません。必要と考えるところを、口癖にする「丸覚え」でやってきました。従いまして、文法のことを聞かれても、勉強していませんので、さっぱり分かりません。
 しかし、教科書の資料編に掲載されているところを見ますと、「動詞フォーム」も、「文型例文集」も、私の勉強方法が、学者先生の手順に沿っているように感じます。

 教科書の本文は「スルー」し、資料編の「動詞のフォーム」や、「文型例文」を、集中して、丸暗記しましたと言うことになりそうです。



動詞フォーム

2016-12-08 06:20:50 | 4.ボランティア教師
動詞フォーム
 また、また、続きまして、動詞フォームを提案します。






20161203

2016-12-06 21:05:08 | 7.私の日誌
日本語講座
 講師は、我々が覚えさせられた国文法の口癖は、学習者たちにとっては、苦痛で、有効ではないと、お考えで、文型やことばの入った文章に接するのがよろしいというご意見です。そうすれば、その使い方や、使う場面が、身についていくというお考えです。
 文型やことばの入った文章に接する話は、私がやってきた方法であり、効果も上がったと感じておりますので、納得ですが、意味も分からずに何が何でも覚えるというのは、彼らに通用しないという話には、疑問を感じます。何か卑屈な感じがして、日本語を勉強してもらっているような感じを受けます。

 また、日本人であっても、それらを忌避し、身についていない者も見てきたとの話で、私には信じられない話です。義務教育では、確かに、強制されていますので、理屈の上では、そうであっても仕方ない話ですが、学習者は、何らかの志をもって、学ぼうとしているのですから、それは、甘えているのではないでしょうか。教える方も、媚びていて、甘すぎるのではないでしょうか。逃げるのではなく、乗り越えさせなければならない事案ではないでしょうか。

彼らは、掛け算の九九をどう考えているのでしょうか。

 日本”語”学習でなく、日本語”会話”学習にとっては、「使用言葉」をどれだけ早く、どれだけ多く身に付けるかに掛かっていると考えます。ここを間違えますと、本は読めても、しゃべれないという人を、数多、産出するばかりです。

 会話は、学問でも何でもありません。ただ、ことばを、シャワーのように浴びるかどうか、あるいは、それに代わる疑似体験が、沢山出来るかどうかにかかっていると考えます。
 もしこの仮説が間違っているとしますと、私の教え方の前提が崩れてしまいますので、困ったことになります。
 しかし、そうではなく、脳は、もともと、「楽」をしたがるのだそうです。従いまして、最初のうちは、新しいことを嫌いますが、そこを胡麻化してでも、乗り超えてしまい、その効果・報酬を体験できますと、「面白さ」、「楽しさ」を感じて、癖になり、はまってしまうと、脳科学者が話していました。
 「ひと」はそれほどバカでもなく、真に、良くできています。うまく使い、上手に鍛えますと、プロ選手やオリンピック選手にはなれなくても、ある程度の線までは、どんどん上達するようです。