ばばちゃんのおっちゃんの日本語の先生への道

日本語の先生になろうと一念発起いたしました。

その10

2015-07-22 16:04:42 | 6.私の感想・考え
教え手の教科書(特に、ボランティアの教え手を目指す方にとっての)。

 残念ながら、検定を目指す人、これから学習する人にとっての教科書は、いくらでもあるのですが、ボランティア等の教え手に対しての教科書が見つかりません。また、教本は、既に、日本語教師の学習(例えば420時間の講習)の済んだ方や、検定試験に合格した方等、知識や経験を十分にお持ちの方に対するガイダンスのように思います。 従いまして、これから先生になろうとする人達にとって参考にするには、少し、骨が折れますし、考えてみれば、もともと、教え手の初学者が、知識を習得しやすいようにはなっておらないでしょう。

 そういう面から考えますと、私が今受講している講座は、当を得ていると思います。しかし、週一回では、進度が捗りません。そうかと言って、週二回三回というようには、皆さん時間が取れませんし、痛し、痒しというとこでしょうか。

 そこで考えついたのが、学習者用の教科書を、ガムシャラに、暗記するという方法は、どうかと・・・。多少荒っぽいやり方ですが、意外とこれが、最も早い方法かも知れません。そして、あとは、私の頭の中を上手に整理してくれて、容易に理解もさせてくれる参考書をなんとか探しだすことのようです。

「もしも…あなたが外国人に「日本語を教える」としたら」と言う本がありますが、いろんなことが有りますよと言う内容だったと思います。それはそれで必要ですが、各項目をおしなべて俯瞰するというようになっていません。
 また、学習者が犯しやすい過ちを中心に調べましたが、それでは、基本のほうが穴だらけで、積み上げて教えてゆくには、役に立ちません。

 その点、「日本語の教え方ABC」が、ちょっと読みにくいのですが、内容的は、纏まって全ての項目を網羅しているようで、比較的良いのではないかと感じました。


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