ばばちゃんのおっちゃんの日本語の先生への道

日本語の先生になろうと一念発起いたしました。

その264 外国語の発音

2022-08-31 07:35:33 | 6.私の感想・考え

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改めて発音 

 『外国語の発音に自信がつきますと、会話の学習が加速、向上する。』と言う私の仮説。 

 振り返ってみますと、外国語の発音は、自信のないまま、長い間『つもり』で過ごしてきました。すなわち、『英語のつもり』、『韓国語のつもり』等々。結果は散々。 

 私の韓国語会話で、『濃音』『激音』の区別が、中々、つかなかったのですが、やっと、『カラスがカァカァのカ』と『カットバセののカ』の違いだと参考書に教えてもらってから、発音に自信がつき、学習に加速がつきました。たとえ間違っても、モデルがありますと、それに倣って、言い直し、やり直しが、効くようになったので、失敗を恐れなくなり、自分から発話できるようになったのです。 

 また、iPadを購入して、『Siri』に、私の英語を書き取らせました。その結果、ところどころにカタカナが混じった英文でした。まだ、Siriがリリースされて間がないころでしたので、カタカナの部分は、私の発音が悪いのか、Siriの聞き取りが悪いのか判断が付きませんでした。ということで、そのままになっておりました。 

 ミャンマーから帰国して暫くした2018年に、前年に、『POCKETALK』が発売されたのを知り、すでに、商品として、販売できるレベルの、音声入力、翻訳能力、音声出力が、整った物と理解しました。他にも似たようなものがないか探してみたところ、有りました。NICTと言う日本政府の外郭団体が、『VoiceTra』と言うアプリを無償で公開しているでは有りませんか。 

 前述の『Siri』の要領で、私の英語、韓国語、中国語を書き取らせてみました。ソコソコ行けるのです。通訳に使うだけでなく、発音練習に使えることがわかりました。もう、『〇〇語を勉強しましたが、現地で通じませんでした』ということが、ほぼ無くなるでしょう。 

 VoiceTraのサイトを覗いてみました所、利用言語は、一位が日本語、二位が英語(ここまでは想像つきますが)三位はミャンマー語だそうです。 

 同様な翻訳機に『Google翻訳』がありますが、私の経験では、ミャンマー語において随分差がありました。『VoiceTra』では、半分くらい正解でしたが、『Google翻訳』では、全くダメでした。『POCKETALK』もありますが、お小遣いが少ないので、まだ試しておりません。 


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その263 MJ Space

2022-08-30 21:13:48 | 6.私の感想・考え

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MJ Space

 MJ SpaceのYou Tubeを見ていて気が付きました。N3,N2は、日本語だけで説明されています。元々は、ミャンマー語話者向けに制作された動画ですが、他の言語話者も利用できることです。

 英語版のホームページに、N3,N2もリストアップしました。テーマを俯瞰できますし、選択しますと、すぐ動画にワープできます。

 ということで、『にほんごハウス』や『MJ Space』のような教材がでてきますと、私がわざわざ制作する必要もなくなってきました。私のサイトを訪れた方々に、効果の上がりそうな教材を紹介し、利用しやすいように便宜を図るというように方向変換していきたいと考えます。

 そうは言いましても、N5,N4レベルの方々は、やはり、母国語での解説を必要とされるでしょうから、今後も何か良い教材がないか、探し続けたいと考えます。

 

 


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その262 続日本人の脳

2022-08-24 20:53:21 | 6.私の感想・考え

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続日本人の脳
 日本人の脳の続編を読んでみました。便宜上、日本語脳と英語脳と言う呼び方にします。
 著者と渡部昇一さんとの会話があって、日本語脳の人が、英語を使って仕事をし、更にやり続けますと、随分疲労するそうです。ところが途中で、音楽を聞いたりいたしますと、疲労は回復するそうです。どうも、日本語脳の人が英語脳的使い方をしますと、脳の仕組みが逆転し、疲れ、休憩してもその状態から脱しきれずに、英語脳的状態を維持しているのではなかろうか、音楽を聴くなどして、日本語脳に戻してやると、疲労も取れ、再び、フレッシュな状態で、英語脳的使用できる用な感じがするとのことです。西洋音楽は、英語脳の範疇ですが、過剰に与えることによって、却って、日本語脳に早く戻り、リフレッシュできるようです。
 英語脳の方は、どうすればよいのかは書かれていません。もしかすると、邦楽楽器の演奏を聴けば、疲れも取れ、リフレッシュしてくれるかもしれません。
 渡部先生は、英会話に慣れた人とそうでない人の差は、子音の発声の強弱に現れているとおっしゃっています。やはり日本語の環境に浸っていますと、母音が主、子音は従になっているのかもしれません。先生が、留学から帰国し、しばらくして留学中の友人に会ったら、英語が悪化しているとの指摘を受けたそうです。子音の発声が弱くなっていたそうです。

 脳の言語に関する設定は、人間、最初は、皆さん白紙の状態で、6歳半から8歳半の間に、どんな言語環境で育ったかによって設定されてしまうそうで、今のとこと、日本語脳、英語脳の中間は無いそうで、どちらか一方になるそうです。
 子供をバイリンガルに、させたい場合は、8歳後半から、別の言語漬けにしたらいかがですかとのアドバイスです。

 

 

 

 


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その261 日本語人の脳 2

2022-08-05 16:18:54 | 6.私の感想・考え

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 更に、大切な情報がないか前著の『日本人の脳』を読んでみました。こんなに精密に研究された方がいらっしゃったのですね。  

 日本人、西洋人の双方に、母音を発声させますと、日本人は、『あ、い、う、え、お』と発声し、西洋人は、『i、e、a、o、u』の順序で、発声するようです。 

 『あいうえお』は、個々の母音を独立してはっきり発音するのに都合よい順序になっていて、日本語の学習にはとても合理的なようです。これに反して、西洋人は、『i、e、a、o、u』と発声し、舌の位置をしめす模式図(母音四辺形)で見ますと、周囲をなぞるように舌を連続的に運動させるそうです。結果、中間母音も含んで、途切れ途切れの発声にはならないそうです。そして、扱う脳も、右脳、左脳別というわけです。  

 日本語の学習には、『あ、い、う、え、お』の発声が重要かもしれません。 

 母音の扱いに差が現れるのは、日本語は、母音一文字で、意味を持っ物が沢山有ります(あっ!、胃、鵜、絵、尾、・・・・・)が、西洋言語では、ほんの僅かしかないようです。逆に言えば、子音と母音の組み合わさった音節ばかりで、単音の母音を、扱う必要がなかったので、母音が、雑音や、機械音と同じ扱いになったのかもしれません。 

 私はどこかで、声を上げて『あ、い、う、え、お』の発声を繰り返し訓練してはどうですか、プロが発声練習に使うサンプルがありますよ。と伝えたことがあります。もしかすると、母音の発声に効果があるかもしれません。

  https://quizlet.com/Zhangxiong_Machang/folders/35595098/sets 

  数年前に、言語に対する脳の可塑化は、9歳がピークで、成人になってからペラペラは不可能。ペラペラの人は天からの恵みものと聞きました。著者は右脳、左脳の仕分けは、5歳~9歳の育った言語環境で、固定されると早くから、把握されていたようです。日本語教育の中で「発音を矯正」なんてことばを見かけたことがありましたが、傲慢な言葉です。 

 日本語には、母音1音でも意味を成す単語がありますので、母音の違いを際立たせる必要からそうなったのでしょうか。  

 言語、聴覚、脳科学だけの話ではなく、日本文化の独自性の基盤になっているのではないかと言う考えが浮かびますが、母音、1語だけで意味を持てば、脳の処理分担が変わるのでしょうか。脳の処理分担が変われば、そこからでてくる結果も変わるでしょうね。日本語の何が、脳に対して、そういう方向づけをしているのでしょうか。また、そうなったことによって、何にどう影響しているのでしょうか。 縄文の昔から、日本語を喋っていたのでしょう 。 

 

 日本語人とそれ以外の人たちとは、考え方が違うのが、何となく分かるような気がします。 

 つまり、『わび』『さび』『アンバランスのバランス』(シンメトリーなバランスでなく)『大和魂』云々。

それらの脳の分担が異なると、どこに、どういう結果が出てくるのか、研究して欲しいですね。 

話が飛びますが,

 民族を殲滅するためには、歴史と言葉を消せば良いといわれて、中共が、中国本土で、ウイグル民族の殲滅に躍起になっておりますが、我々、日本人も、日本語を大切にしないと、地上から『わび』『さび』の概念から、『大和魂』等々も消滅してしまいます。

 


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その260 日本語人の脳

2022-08-02 07:19:40 | 6.私の感想・考え

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『日本語人の脳』角田忠信著を読んでみました。 

 と言いましても、私に取りましては、難しいので、飛ばし飛ばしです。 

 随分、昔から、日本人にとって虫の声は、鑑賞に値するものですが、西洋人には、単なる雑音に過ぎないと聞かされてきました。(くつわむしは、私に取りましても雑音でしたが・・・・)著者は、外国で、実際にそういう場面に出くわしたそうです。  

 聾唖のご夫婦の子供も、普通の子供にと同じように言葉を覚えます。と言うことは、聴覚を通して社会環境の中から培われてくるものなのでしょう。(しかし、読み書きは学習しないと身につきません。)すなわち、これらの現象は、先天的な遺伝には関係なく、後天的で日本語の環境の中に居ることによって、培われるようです。 

 我々は、普通、音を左右の耳から同じように聞いていると考えますが、実は、左右の耳に別情報を与えますと、情報の種類によって、優位な耳が有るそうで、情報によってどちらの『耳』が司っているかも分かりました。更に、どちらの『脳』が担当しているかが分かったそうです。また、左右の耳にタイムラグを与えると、「どもる」などの変調を起こすことも分かったそうです。そのあたりを考慮に入れて、測定装置も考案されています。そのサンプル収集も広範囲に渡っています。  

 そして、日本語人(含:ポリネシア語人)とそれ以外の人では、左脳、右脳の機能分担に違いが有ることがわかったそうです。母音を聴くのは、日本人は左脳で、西洋人は右脳。虫の声は、日本語人は左脳で聞き、西洋人は右脳で聴くのだそうです。 

 それまでは、西洋の学説が主流になっていましたので、西洋人の脳の働きしか分からなかったそうで、それを、発表しますと、日本有意説と取られ、排斥されたようです。 

   

 物事を判断するときは、それなりの物差しがないと正しく判断できません、 

 例えば、国文法の生い立ちを調べますと、明治維新の際、お役人が、日本には英文法のようなものがないので、これは困ると、慌てて『英文法』を参考に、国文法をまとめたという話があります。西洋の物差しで測って、日本語の文法を説明しきれるのでしょうか。こういう話は結構あるのではないでしょうか。いろいろな分野で、根本から見直す必要があるでしょう。 

 現に我々は、外国人の脳の仕組みを考えずに、日本語人のセンスで、日本語教育をやっているのではないでしょうか。 

 『ます形』『辞書形』と聞いた時、『なんちゅう教え方をするの?』。というのが私の第一印象でした。

 海老原先生が、動詞の活用を、我々が習う国文法の要領で、口癖になるように教えますと、生徒からは「何でもっと早くに教えてくれなかったの」と言うクレームがあったそうです。同感です。 

 ひらがなを教える時、『あ』は『安』を早く書いたらこうなるのですよと日本人は教えがちになりますが、外国人、(中国人でさえ)は、ガチひらがなだけで教えるほうがわかりやすいという意見があります。 

 西洋人は、母音が連続しますと、分離して理解できないと言う話があります。例えば「おじさん」と「おじいさん」。母音を感じるのが、日本語人と西洋語人とでは異なるとしますと、脳の処理も異なるでしょうね。 日本語から母音を除くと全くわかりませんが、英語など、母音を除いても、伝わりそうに感じます。日本人には、子音の微妙な違いが、分かりません。

 先日、You Tubeのケビンズイングリッシュを見ていましたら、日系米語人の彼は、単語を覚える際、日本人のように一対一で覚えるのではなく、例文を幾通りか読んで、どういう雰囲気の時使用されるのかを覚えると言っていました。私の脳は、すでに、日本語人の脳になりきっていますので、そういう覚え方は、かえって難しい。また英語は、必ずしも訳語が一対一でしめされていないので、何で、あんな訳になるの、というのがしばしばで、雰囲気が読めていないのでしょうね。  

 『日本人の脳』(後に、日本人の脳-脳の働きと東西の文化と改題)が、1978年に出版されましたのに、私に届きましたのが今です。どうしてこんなに大切な話が伝わらなかったのでしょうか?  

 日本語教育のテキストも進駐軍向けの『日本語読本』が始まりと言われていますが、どう見ても、現在のテキストは日本語人向けですね。悲しいかな、それでもって外国人に教えています。日本語教育の関係者は、どなたもこのことには気が付かなかったのでしょうか?庵先生も、一般入門向けの教育に関して、学会発表も無ければ、学者も居ないとおっしゃっていましたが、日本語教育者は一体何をしているのでしょうかね。根本的なことをとばして、日本語の表面を撫ぜ回したり、重箱の隅を突っついたりばかりで・・・。 

 そういえば、外国出版の英会話テキストを使って教育を受けたことがありますが、テキストの雰囲気が随分異なります。西洋語人向けのテキストになっているのでしょうね。  

 技術研修生の問題で、日本語学校の先生の資格を厳しく(私はこのとばっちりを受けて先生になれません)したり、今から法律を変更したりしようとしていますが、ピントが外れていますね。

 国が本気なら、彼らが借金して来日しなくて済むように、悪徳業者に騙されないように、教育機関を現地にたくさん作ってやればいいでしょうに。日本人子弟向けの現地の日本人学校は、現地では私立学校扱いだそうですが、それでいいではないですか。そこでは、入門者にわかりやすいように、一定期間現地の言葉で、説明してあげたり、脳科学にかなった早急に身につく日本語教育方法で教えてあげるとか・・・・。会話に漢字なんか要らないのです。入学前の幼児は、読み書きができませんが、会話はバッチリです。 Ñ5,N4の漢字なんて、N1を頭において、単に振り分けただけで、全く根拠のない物と推測します。ローカルの方が制作した日本語教育の動画においても、板書はひらがなだけです。ひらがなは、自習してもらわなければならないので必要です。

(追記) 

動画の紹介が有りました。  

『日本人の持つ特殊能力?!外国人には聞こえない「声」がある?』 

 https://www.youtube.com/watch?v=tg-bwQF89Hk&ab_channel=%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AEJAPAN 


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その73 発音練習教材

2022-08-01 04:33:22 | 8.ミャンマー語独習

 ミャンマー文字の促音、鼻音は付加する文字が数種あり、前の文字の母音まで変化しますので、日本語のように簡単にマスターするわけには参りません。(日本語では、『ッ』、『ン』や『ャ』、『ュ』、『ョ』を追加するだけで済みます。) 

 以前、『その44 鼻音、促音、拗音』で、図表にしましたが、概要は把握しやすくなりましたが、運用は、その都度、その都度、参照しますので、流れが滞り、いくらやっても、スムースには参らず、一向に改善されません。 

 虱潰しに覚えようとしましても、すべての字母につくわけでもありませんので、全く使われない組み合わせも出てくるわけです。 

 自家版のPDIC辞書には、検索機能が備わっていますので、組み合わせを虱潰しに入力いたしますと、実用されているか判別ができることに気が付きました。ということで、『読みの練習』という教材を制作しました。記憶するのは大変ですが、この件に関して、これだけ詳しいものはないだろうと推測します。 

 ミャンマーの児童達はどういうプロセスで文字を覚えるのでしょうか。彼らは、聞いたり話したりできますので、その音節に合わせて文字を並べていくのでしょうか・・・・・ 

 ミャンマー語音節 練習 


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