ばばちゃんのおっちゃんの日本語の先生への道

日本語の先生になろうと一念発起いたしました。

その212 基本動詞ハンドブック

2019-04-20 18:28:09 | 6.私の感想・考え

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基本動詞ハンドブック

 私の最近の考え方は、頑張って、なるべく早く500ないし1,000の単語を覚えてください。そして、更に、優先順位をつけようとしますなら、動詞を優先してくださいと言いたいのです。文章の一番プリミティブな形は、主語+動詞で、主語は、名詞を取りますが、名詞覚えるとなりますと、無限に近いような恰好になりますので、代名詞で、カバーするとしまして、残る動詞も多いと言えば多いのですが、基本的な動詞は、それほど多くないと考えますし、昔からある「やまとことば」から変わっていないという説も有りますので、基本的な動詞に集中して覚えてはどうかと考えます。

「基本動詞ハンドブック」と言うのを見つけました。「日本語学習者・日本語教師が基本動詞の理解を深めることができるように、このような基本動詞の多義的な意味の広がりを図解なども用いて分かりやすく解説したオンラインツールです。」との説明が有ります。

 現在、110語取り上げていますが、説明自体は、日本人向けの文章なので、初心者には手に負えませんが、その中から、選択して、語彙を増やして行ってはどうかと考えます。中修者程度以上の方には、多義語の習得に役立つと考えますし、自習される場合にも、役に立つと考えます。

基本動詞ハンドブック本体

http://verbhandbook.ninjal.ac.jp/headwords/

操作説明書

http://verbhandbook.ninjal.ac.jp/pdf/verbhandbook.manual.201610.pdf

 


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アニメーション・エディター

2019-04-16 13:53:04 | 11.おまけ

アニメーション・エディター

 大体、こう言った類のものは、高価なプロ用のものしか見つかりませんが、一般の人が、アニメーション、イラストを描いて楽しめるように、無償で提供されているものを見つけました。

 イラストを動画のように、簡単に動作をさせることができるようです。またその作品を、他の作品に使い回しできそうなので、いろいろな所に、利用が出来そうです。

 無料ソフトでアニメを作ってみよう(9VAe きゅうべえ)

  https://qiita.com/danjiro/items/253e5a33a38599098274 

   「9VAeきゅうべえのご紹介」の中の「印刷用マニュアル」の中にある、PDF書類から入って行く方が、分かり易いかもしれません。


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その211 母語

2019-04-03 09:55:30 | 6.私の感想・考え

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母語

 本来の「日本語学習」が必要と、前項で述べましたが、しかし、何を、どうすると言ったような具体的なアイデアは、全くありません。別の分野から、似たような指摘が有りました。

  井上ひさし氏が、教えてくれました。物事を深く考えるのは母語で考えます。そして、母語とは、幼児期に最初に取得し、最も自由に使える言語ということになります。そして、「外国語をいくら勉強しても母語を超えることはできない。」ともおっしゃっています。母語をしっかり習得していませんと、外国語も上手にならないそうです。外国語を学びたいのなら、先ず、母語をしっかり学びなさいと言う話でした。(前項)

 何となく分かった気になりますが、実は、今までの日本の国語教育のやり方では、そういう意味ではあまり役に立たないと指摘する方がいらっしゃいます。すなわち、西欧では、当たり前になっています「言語技術(ランゲージアーツ、クリティカルランゲージ)」なるものを日本では、全く、何も教えていないのだそうです。そして彼らと議論いたしますと、説得できないばかりか、直ぐ議論に負けてしまうということが起こるようです。

 その先生のことを教えて下さったのが、パソコン教室の先生です。彼女は、友達から、得た情報の教育再生実行会議 技術革新ワーキング・グループで配布された資料には、日本人の「言語技術」と「分析力」の不足の指摘が有ったそうです。

 そもそも日本語は、ものごとを、順序立てて、理論的に語るようにはできていないのではないでしょうか。従いまして、そういう視点からの研究、議論が欠落し、教育も行われていません。どうも「プログラミング」を行うには、不向きな言語習慣で、その辺りから直して行かないと、こちらも空回りになるかも知れません。

  西洋の言葉から日本語に翻訳した時の不具合から、翻訳語に引きずられて、誤解している面があるとも井上ひさし氏が言っていましたが、どうも「言語技術(ランゲージアーツ)」のことを、日本では、単に「コミュニケーション」と翻訳し、日本人は、読書や会話の本質を誤解しているのではないでしょうか。ランゲージアーツとコミュニケーションでは、全く別の概念のように感じます。

  別の本のご指摘では、「ロボットは東大に入れるか」と東大を受験させる「東ロボット」のプロジェクトにおいて、暗記科目や、数学は点が取れるが、英語、国語では点が取れないというのが分かり、そのプロジェクトを断念したそうです。どうも、コンピューターの文章読解力には、限界があり、自然言語の処理は無理との結論だそうです。

 しかしそこからさらに突っ込んで、「文章の意味を理解しないで回答したロボットより、低い点数の高校生がいるという観察から、読解力の弱いロボットよりも、人間の子供の方が文章を読解出来ていないのではないか」と言う仮説を立てて調査したそうです。結果、仮説通りで、「教科書を読んで理解できるだけの読解力、理論的な思考能力、論理的な表現能力を養う必要が有る」との結論だそうです。

 「プログラミング」をやることによって、理論的な思考能力が養われるとの意見がりますが、私には、「鶏が先か、卵が先か」と言うことになって、頭の痛いところですが、前述のように、「言語技術(ランゲージアーツ)」の方が、優先課題かもしれません。いくら読んだり、聞いたりしましても、誤解していたのでは、全く意味を成しません。

 プログラミングをやるのにも、外国語を勉強するにも、言語技術が必要なようです。科学技術に先立って、先ず、日本で行われている国語教育を正さなければならないのでしょう。

前記、パソコン教室の先生のアドバイスで、下記の紹介が有り、図書館から借りてきました。

「外国語を身に付けるためのレッスン」三森ゆりか著

「外国語で発想するための日本語レッスン」三森ゆかり著

先ず、著者は、日本語教育に携わっている方にも勧めますとおっしゃっています。特に言語技術を身に付けている方に対しての日本語教育には、有効かもしれません。

と言う訳で、「言語技術」は、日本語教育、外国語習得、プログラミング学習には、必要なようです。もう少し、研究しようと考えます。



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