ばばちゃんのおっちゃんの日本語の先生への道

日本語の先生になろうと一念発起いたしました。

その4

2016-04-30 06:22:25 | 8.ベトナム語独習
例えば
 やはり、昔の仕事の癖が残っているのでしょうか、先ず概観して、どこが問題か、そして、どれが重要か、プライオリティーをどうするか、及び、手を付ける順番をどうするかがどうしても気になってきます。
 通常皆さんは、どんな入り方をされるのでしょうか。まずは重要で、直ぐ身につくものから、始めるのではないでしょうか。

 私が思い浮かべるアルファベットの発音のイメージとベトナム語表記のアルファベットの発音の間には、随分隔たりが有るようなので、差のあること、そのヒントを、頭に叩き込むことが必要だと考えます。

例えば、
 「xとs (≒サ行)」、「chとtr (≒チャ行)」、「dとgiとr (≒ザ行)」、「c、k、qu(≒カ行)」は、同じ発音だそうです。
 「th」、「kh」、「ngh」、「th」の「h」は、韓国語の激音のような発音であり、息を吐き、「h」の付かない「t」「k」「ng」は、濃音のように、息を吐かないようです。この辺の感覚は、韓国語を勉強した方にはわかりやすいでしょうが、そうでない方にはピンと来るかどうか分かりません。
 「đ」は英語と同じ発音で、ダ行ですが、「d」はヤ行の発音となるのだそうです。
 更に、北部と南部では異なる場合もあるそうです。南部では、「r」は、ラ行であったり、「d」が、ヤ行であったりもするそうです。

 ここで気になりますのは、日本語を教える場合、無思慮で、「50音表」の「ら行」を、ローマ字の「r」で教えますと、北部の人に対しては、「ザ行」の発音を教えていることになるかもしれませんので、50音表の「ら行」は、「la, li, lu, le, lo」の方が適切かもしれません。
 更に、6声調。11種類の母音。そして、声調の記号と母音の記号が重なり合いますので、とっさには判断できませんので、これはもう訓練しかなさそうです。
 今回気がついた点に、母音に付く記号(短音記号/ハット記号/ホーン記号)が、「a,i,u,e,o」全てに付くのかと思っていましたがそうではなく、母音自体が全体で11種類、そのうち記号付きが、6種類ということが分かりましたので、焦点がだいぶ絞れることが分かり、何とかなりそうな気がします。

 しかし、これらを表記する場合はどうするのでしょうか?正直にやっていますと、結構時間がかかってどうしようもないと考えます。特に外国人に取りましては、・・・・・・ 機会があったら尋ねてみます。
 
 それぞれの単語を憶えるにしても、目だけは、覚えにくいので、耳で聞きなさいと池谷博士が言っています。スマホの単語記憶用のアプリ(目だけで回答します)が有りますが、いくら正解していても、目的のものが、書類になっておれば分かるでしょうが、会話に使おうとしますと、どうも、遠回りのような気がします。発音の正確度を向上させてから、口に出して回答する方が、記憶に残りやすいように思います。

 とにかくは、「ベトナム語会話超入門編」を、発音しながら、私なりに理解しようとします。(このサイトのベトナム語には、声調、母音の記号が付いていません。)
 見つかりました。冨田健次先生の「みんなの越日辞書」の「アルファベット入力」で、類推される単語を列挙してくれます。
 みんなの越日辞書
  http://vjdic.net/index.aspx

 しかし、実際に使ってみますと、何でもかんでも探してくるようで、表示してくれるデータが沢山有り過ぎて、私の探しているものがどれか全く見当がつきません。私のレベルでは、単語一個一個で示していただくほうが分り易いのですが、・・・
 中国語の単語を憶える時は、通常は、漢字一個に、発音が一種類しかないのですが、例外的に、同じ漢字で、二つの意味がある場合、その意味に依って発音が二種類ありました。逆にそういうものだけを取り出して、重点的に憶えたことが有ります。
 そういうことに倣って、同じスペリングで、発音の違うものを重点的に集めようとしましたが、今の段階ではいい方法が見つかりません。





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その3

2016-04-29 06:14:59 | 8.ベトナム語独習
発音
 ネットサーフィンを続けていますと、駐在員必見「必ずものになる体験的勉強方法」というのにヒットしました。
 曰く、実務は英語で済みますが、街に出ますと、話し相手に、正しく聞き取ってもらわないと、飛んでもないことが起こりますと。同感です。
 彼の場合は、外国に行ったからには見聞を広めたいと、アチコチお出かけのようですが、目的地を正しく伝えないと・・・・・
 と、言うことで、「発音が大事ですよ」と教えています。

  私もその通りだと考えます。私も、韓国語の濃音、激音の区別が明確になるまでは、話題が、あっちへ行ったり、こっちへ行ったりしました。
 ただ、指導者がこれをやり過ぎますと、学習者が学習意欲を無くしそうなので、何か、代わりにやってくれるITデバイスを紹介できれば良いと考えます。




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その2

2016-04-28 07:13:15 | 8.ベトナム語独習
ベトナム人向けの日本語入門サイト
 先ず、ベトナム語学習について要約したものがないか当たってみましたところ、「ベトナム語会話超入門編」と言うのが見つかりました。

 しかし考えてみますと、ベトナム人向けの「日本語会話超入門編」というのも有ってしかるべきと考えますが、どうなのでしょうか? ある程度、日本語のアウトラインが把握できれば、最初の敷居が低く感じるのではないのでしょうか。

 いつも、残念なことなのですが、初めての方には、日本語とは大体こんなものですよと説明したいのですが、共通の言語が有りませんので、いくら、説明したくても、伝えることができません。
 やはり、皆さん同じ考えのようで、てくてく日本語教師会さんが提供されています「こんにちは、にほんご」においても、「日本語の特徴」と言う記事が、最初に有ります。

 日本語をマスターした方が、ご自分の経験も踏まえ、母国の方に説明したほうが、伝わりやすいと考えますので、今後は、彼等の助けになるウェブサイトを探したり、紹介してもらったりしたいと考えます。

 今回、自分のことよりもそちらのほうが気になり、それらしきものをあたってみて、次のようなものがヒットしました。私の考えているものかどうか分かりませんが、どうでしょう。本当は、個人のサイトのほうが良いと思いますが・・・・・・

 ベトナム人コミュニティ(在日・在越) ←大卒の方向けのサイトのようです。
  http://betonamujin.com/

 楽しい日本語 ←スカイプを経由して各国語のオンライントレーニングサイトのようです。
  http://daytiengnhatban.com/

 10 WEBSITE HỮU ÍCH CHO NGƯỜI HỌC TIẾNG NHẬT ←在越の日本語学校のHPの一部
  http://akira.edu.vn/website-huu-ich-cho-nguoi-hoc-tieng-nhat/

 やはり、ベトナム語が分かりませんので、深く突っ込んで調べることができません。




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その1

2016-04-27 06:32:48 | 8.ベトナム語独習
ベトナム語学習
 ベトナム語は一度本気で勉強したことが有りました。しかし、ベトナム関連の実務を離れてからは、モチベーションが低下し、以後、手付かずのままになっています。

 日本語教師の道を志して、やっていますと、日本語を話したいベトナム人が、日本に結構沢山いらっしゃる事が分かりました。また、母語の特性や国民性に依って、どうも、その効果が上がり難いことが分かって来ました。今後、彼等の相手をする機会が有るかも知れませんので、頭のトレーニングも兼ねて、本気でやってみようかなと考えました。

 「Ank」アプリに使い方もマスターしたいという気持ちもあります。

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その46 直接法

2016-04-26 06:48:13 | 6.私の感想・考え
直接法
 日本語教室で、オブザーバー(≒見学者、研修者)として参加する機会があります。その時の感想として、日本語教室の指導者は、日本語だけで宜しいとなっていますが、指導者を集めるためには仕方ないとしても、指導者としてスタートされたならば、ご自分も、外国語を勉強されてはいかがと考えます。

 まだ第一課を始めたばかりの学習者が、数字がスラスラ読めるのです。外国で実務を行いますと数字が必要なのに、なかなかスムースに口から出てきません。その指導者はそういうことに気が付きません。またカタカナが殆ど読めません。日本で生活しますとカタカナが氾濫していますし、教科書にも沢山出てきますので、学習者が本気なら、早い内にマスターさせるべきです。西欧では、名前をカタカナで書かなければならないから、先に教えたりしているところもあるそうでが、そう言った視点からのアドバイスもありません。カタカナ語は、分り易いだろうと勘違いされている場面も有りました。

 こんなことを、一々教えるのも問題なので、ご自分で、何語かに挑戦されればすぐに気がつくことです。
カタカナ、ひらがなの他に、人称代名詞、指示代名詞、疑問詞、数字がすぐに必要なのが分かるはずです。
 出版されている教科書を金科玉条のように捉えてお教えになっていますが、ネット上には色々工夫されたテキストが無料で、無数に提供されています。作成には、税金も使われています。残念ながら皆さん誰も見向きもしないようです。
そして、第一課から教えていらっしゃいますが、それでは、学習者の苦労、困っているところが、サッパリ分かっていないのではないでしょうか。
 
 語学にかぎらず、何についても、ある程度成果を上げるためには、1,000~2,000時間必要なようです。週1度の学習では、上達いたしません。独習するモチベーションを向上させたり、独習をやり易くするための工夫をして、ご本人が、独習する時間を出来るだけ増やして行くようなアドバイスが必要ではないでしょうか。

 日本語だけで指導してあげたいのならば、それまでの準備や、システムが必要だと考えます。




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その45 ITデバイス

2016-04-26 06:35:34 | 6.私の感想・考え
ITデバイス その2
 もし、私のこのブログに辿り着いた方がいらっしゃいましたとしますと、その方は、だいぶITに慣れた方(実際には、検索に慣れた方)か、全くの「運」の悪戯でしょう。

 しかし、最近、驚いたことには、このブログへのアクセスが毎日30~50名の方がいらっしゃることです。もともとは、現在行われている日本語教育に疑問を持ち、自分もその轍を踏まないように、感想なりを、日記ないしは備忘録として記録しているものです。
 また、万が一、他の方から質問を受けた場合、口の説明では、時間、労力の点で、なかなか間に合いませんので、そういう時に、ここを見てくださいと使用できればと考えて、記録し続けています。

 そこで、先般、ITデバイスが使えないと、その日本語教育者は置いて行かれますよと、偉そうに脅かしたわけですが、じゃあ「どうすればいいのよ!!」と、おっしゃる方がいらっしゃるかもしれないと言うことに気が付きませんでした。そこで、パソコンのサイトをご案内致します。

 シニアが集まって、パソコンの使い方を教え合っている同好会のメンバーになっているわけですが、全くの初心者に対して、その取掛かりが非常に難しいので、啓発用として私が提供している資料(ブログ)が有りますので紹介致します。

 文字で説明されてもわからない。動画なら分かりそうだが、その動画が、どこにあるのかわからない。と言う方向けに、ここに、こんな説明動画が有りますというように、役に立ちそうなものを集約したつもりです。

 シニアPCサロン みはら
  http://blog.goo.ne.jp/seniorpcsalon

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その44 ボキャブラリー

2016-04-26 06:33:32 | 6.私の感想・考え
ボキャブラリーを増やす。
 前から気になっていたのですが、「Anki」という暗記ソフト。初学者の学習に使えないかと考えていましたが、使い方を他人に説明するためには、自分が何かテーマをもって、実践し、習熟していないといけないわけで、今まで、「テーマがない」と言うことで、逃げていましたが、取説のようなサイトが見つかりましたので、やっと極めようかなという気になってきました。
 テーマは、「ベトナム語」です。日本語教室に通うベトナム人が結構多く、今後もその傾向が続くだろうと考えるからです。更に、ベトナム人が日本語を学習しようとしますと、色々難しい点が有るように聞いていますので、少しでも、彼等の立場で物事を考えられるよう出来れば、習熟が早くなる手伝いができるのではないかと考えるからです。

 はじめてのAnki
  http://rs.luminousspice.com/how-to-anki/

 準備として、いわゆる単語帳が必要になりますので、生活に必要な各国語の単語帳を整備しておけば、直ぐに、利用できると考えます。

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20160422

2016-04-25 06:15:34 | 7.私の日誌
日本語教室
 年度が変わり、何故か、学習者の数が減少してしまいました。実践の場がなくなるのは困りますので、別の日本語教室を見学してきました。
 そこは、土曜日の午後7時開始。ほぼ、一対一で学習者も指導者も10名前後いらっしゃいます。学習者の傾向は、企業の実習生が殆どで、一応検定試験を目指しているようです。使用テキストは、「みんなの日本語」です。別に、ひらがな・カタカナ学習用の教本も準備されています。

 私の今までの実践の場の学習者は、全くのばらばらで、検定試験を目指す方は、殆ど居らず、教える方も、毎回、学習者に合わせてのブッツケ本番です。いろいろ考えるためには、それでも良かったのですが、見学して、今回のような環境で、実践しようとなりますと、少人数向けの模擬授業や考え方だけの勉強ではダメで、「みんなの日本語」メインに置いて、今まで、スルーして来た一対一でコツコツ地道に教える方法も、早く身に付けておかなければならないことに気が付きました。
 
 私が推奨します勉強方法の「口ぐせ」にする、「独習」すると言うこととの折り合いをどうするかについては、それら資料を、学習者の状況に合わせて、いつでも提供できるように準備しておいて、彼等の進歩を加速させることに利用できないかと考えます。
 そうしますと、検定用の勉強方法だけでなく、速習コミュにケーション向の勉強法をも提案することが出来るのではないかと考えます。

 随分忙しくなってきました。私の受験のための勉強。指導者講習の学習。マンツ-マン教育の実際。速習コミュニケーション会話の資料作成等々。



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Multilingual Soft Keyboard

2016-04-20 08:35:58 | 3.日本語先生として
Multilingual Soft Keyboard
 私は、特に始めたばかりの初学者に対しては、彼等の母語を多少使用して、最初の難関を苦労少なく、素早くクリアさせたいと考えております。従いまして、単語、短文レベルで教材を準備しています。

 スマートフォンで使用する翻訳ソフトの正答率は随分向上していますが、PC用のオンライン翻訳ソフトの方は、「でたらめ」レベルで、使い物になりません。従いまして、一対一で訳文の付いているデータの方を信用して、利用します。

 OCRソフトを使って、データを集め、PCで扱えるようにして作るわけですが、残念ながら、OCRソフトは、ところどころ変換を間違ってしまいます。修正の方法はいろいろありますが、今回、その言語のアルファベットを全てソフトキーで準備してくれているソフトが見つかりましたので、手間を掛けずに修正できるように成りました。

 Lexilogos Multilingual Keyboard
  http://www.lexilogos.com/keyboard/index.htm

 因みに使っておりますOCRソフトは、多言語に対応していますし、複数の言語を同時に変換してくれます。試用版も商品も全く同じソフトで、購入したライセンスキーを入力するだけで、継続して使用できます。

 ABBYY FineReader 12 (マニュアルもダウンロードできます。)
  http://finereader.add-soft.jp/


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その2

2016-04-19 15:25:12 | 5.検定試験
取り敢えず

 とにかく、早く、検定試験なるものを、概観したいので、ネットにアップロードされている過去の問題を当たることにしました。
 日本語教師のページ(提供:ARC Academy)の「今週の問題」と言う項に、500題ほど過去の問題が掲載されていますので、早い内に読破(?)してみたいと考えます。
  http://www.nihongokyoshi.co.jp/index.php

 日本語学者が作成する本来のスタディーには余り関係のない問題に合わせなければならないのが、非常に癪で、悔しいけれども、権威付けのために、そんなところから入っていかねばなりません。

 日本語教室の蔵書の中に、「日本語教育の基礎知識」を見つけました。過去の問題と基礎知識を参考に、こちらのほうからも、準備を勧めたいと考えます。
 しかし、このテキストも見ましても、検定試験との間には、随分ギャップがあるように感じますが、本当に、ノン・ネイティブの方がこの本だけを参考にして、検定試験に受かることが出来るのでしょうか? 
 また、シリーズ全冊を購入するだけでも、結構費用がかかりますし、その割には日本語教師の報酬が少ないとも聞きます。学校、本屋、検定試験を取り仕切っている団体等の利権団体がグルになって、カモにしているのではないでしょうか。

 大学も出て、70年以上日本人をやっていますが、問題を読んでも何を言いたいのかよく分かりませんし、そんな知識がどこで必要なのかサッパリ分かりません。
 色々な国家試験同様、役人や役人崩れが、自分達の権威付け、権威保全、利権保全のために、細工をしているようにしか見えません。困ったもので、誤答のたびに、どうしてもそれを考ええてしまい、腹が立って、勉強のほうが進まず、気分の方も優れません。



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