ばばちゃんのおっちゃんの日本語の先生への道

日本語の先生になろうと一念発起いたしました。

20161029

2016-10-30 05:20:10 | 7.私の日誌
日本語講座
 現在の講義は、講師も受講者も日本人なので、我々が、講師のやり方を、うっかりまねして、学習者に、適用いたしますと、却って、混乱を招きやすいかもしれないとの指摘がありました。

 講師は、新しい文型を説明する際、復習と称して、類似の既習の文型を取り上げて、比較しながら説明されるわけですが、我々日本人の受講者は、違いや差が分かりやすいので、その方が、非常に理解しやすいわけです。ところが、これをそのまま学習者に、ぶっつけますと、既習が、既習でなく、曖昧でありますと、理解が進むどころか却って混乱するかもしれないとの指摘です。

 既習の類似の文型との差を質問するような上級の学習者や勘の良い学習者には、われわれと同じように理解が進むでしょうが、初級レベルでは、なかなかそうは行かず、注意しないと、誤解したりして、却って混乱するかもしれないというわけです。彼らの反応に注意しなければならないようです。
 
 また、初心者と中・上級者の文型運用の差についての傾向は、初心者は、簡単で、使い慣れた構文、文型を使いまわそうとして不自然になり、中・上級者は、新しく覚えた構文・文型を何にでも、使いたがったりして、適切さを欠いて、不自然になる傾向があるそうです。これも知っていますと、それなりの対応が出来そうですが、知らないと、丁寧な対応が出来ないかもしれません。




その73 検定試験

2016-10-25 09:55:18 | 6.私の感想・考え
日本語教育能力検定試験

 検定試験を受験しました。感想は、・・・・・試験現場を見ますと、随分受験者が多いですね。
 数字を見ますと、毎年、受験者数5千名、合格者1千名のようですが、合格率20%という不合理が、大いに気になります。
 試験を受けるというからには、私も含め、皆さん、随分やる気があるということになります。ところが、やる気があっても、「教育能力有り」と認めてもらえない方が多いということになります。

 しかし、一体、誰が、どこにその線を引いているのでしょうか。この検定試験は、上級を教えられる程度のポテンシャルを持っていなければ、教育能力がないとしています。果たして、そうでなければ、日本語を教えることができないのでしょうか。
 実際、日本語能力のN1ともなりますと、日本人にとりましても、かなりな教養が必要になります。彼らを教えようとなりますと、当然こちらの教養も必要になりますが、N3程度までならば、日本語が話せれば教えられます。単に、「日本語を話す」ということに基準にしますと、小学生中学年程度の会話のやり取りができれば、もう十分でしょう。

 私の考えでは、そこそこ、自転車の乗れる程度の人を沢山産みだせば、それで十分ではないかと考えます。そして、初級日本語指導者は、そこへ行き着くまで、多少、手助けして、早くひとり立ちできるようにしてあげればよいと考えます。原理原則は飛ばしても、素早く、そのレベルに達して、その先は、ご自分の考え、環境を踏まえて取り組めばいいのですから。

すなわち、「みんなの日本語」の初級程度の会話ができれば十分ではないでしょうか。ただし、読み書きができ、理解できてもダメで、その内容の会話のできることがポイントになります。教科書をスラスラ読めても、会話が全くできない学習者に会ったことがあります。
 また、私の考えでは、この業界は、日本における英語教育と同じやり方で、日本語教育を行おうとしているからです。日本語が読み書きできても、日本語が話せないという学習者を数多輩出しようしているからです。
 従来の英語教育方法は、翻訳者養成方法です。それが証拠に、多くの日本人は、読み書きできても話せません。今要求されていますのは、コミュニケーションのやり取りに役立つ会話です。

 高度な知識を身に付けることができませんが、小学生中学年程度の会話ぐらいなら教えることのできるやる気のある方達がたくさんいるでしょう。しかし、そんな人までも、ふるい落としているのではないでしょうか。

 ヒジャブを纏った受験者もいましたが、日本人にとってもよくわからない設問を、本当に理解することができるのでしょうか。日本語学を究めたい方なら必要でしょうが、日本語指導者を志す人には、拷問に近い感じがします。

 理系の学問では、原理原則を究めようとする理学とそれらを運用する工学に分かれていますが、この業界では、原理原則を究めようとする人だけで、その効果的な運用を図り、速成日本語会話者を生み出そうとする人がいないのではないでしょうか。

 ベトナムで日本語の先生をなさってる方の話で、検定試験をクリアして、現地で職を得た方から、教え方がわからないから教えてくださいと、お願いされたとおっしゃってました。やはり、目的とすることと、試験問題は、合致していないということではないでしょうか。

 この業界は、一体、何のために何をしているのでしょうか。

 日本語パートナーズをもっと増やせば、日本の宣伝にもなりますし、日本語教師を志す方が経験を積むことができます。更に、現地の先生方のポテンシャルの向上、維持にも役にも立つと考えます。






20161023

2016-10-24 09:47:26 | 7.私の日誌
日本語教育検定試験

 検定試験を受験してきました。危惧していました通り聴解問題が、さっぱりでした。
 言い訳いたしますと、騒音の激しい工場で仕事をしていましたので、昔から難聴でした。英会話の講習でも、若い人達が聞き取れているのに、私が聞き取れないというのを何度も経験しております。最近では、加齢のため、更に難聴が進んでいまして、テレビの音量で奥さんとのいさかいが絶えません。当然、加齢で、神経系のレスポンスも落ちています。従いまして、よく聞こえないのと、鈍臭くなっているのとが重なって、判断できなかったり、遅れたりしました。

 試験場で、聞きますと、申込時に、申請しますと、何か便宜を図ってくれるそうですが、どうなのしょうか。もともと、難聴は、高音部が聞き取れませんので、安物の補聴器をもってきて、音量を増やすだけでは無理かもしれません。もしかして、勘が働くかもしれませんので、もう少し、訓練をして様子を見たいと考えます。いずれにしても、実務につきますと、それらの能力が必要になりますので、少しでも、その穴を埋める工夫をしなければなりません。

 時間的には、スラスラ解いても、いっぱい、いっぱいぐらいでしたので、迷わず即断即決出来るように持って行くことが大切なようです。
 私のアドバイスは、聴解問題から入ってください。他の問題とは異なり、知識の問題だけでなく「感覚」の問題でもありますので、感覚を磨く必要があります。また、どなたかが、おっしゃっていましたように、出題パターンが同じなので、得点サービスエリアかも知れません。





その9

2016-10-19 04:37:35 | 5.検定試験
間違い探し
 手遅れではありますが、気が付きましたので・・・・・・・
 音声学上の間違い探しと発音の調子の間違い探しについて多少わかってきました。
 先ずは、専門用語を用いられますと、何のことかわかりませんし、頭の中で、翻訳していますと、スタートで、出遅れますので、反応しやすい言葉に置換えた方がよさそうです。

発音上の調子の間違い探しは
 プロミネンスがどこか(強い発音がどこにあるのか)
 アクセントの下がり目(出だしの高低とその切り替わり)
 文末のイントネーション(文末が上がるか下がるか)
と、上記の組み合わせ。
 アクセントとイントネーション (←プロミネンスが正しい)
 プロミネンスとアクセント (←イントネーションが正しい)
 プロミネンスとイントネーション (←アクセントが正しい)

音声学上の間違い探しは
 先ず、母音の場合の説明図を頭に入れます。次いで、子音の説明図も頭にいれます。白紙に表を一度描けば、すぐ、頭に入ると思います。もし入らなければ、2度、3度
 調音法(唇[摩擦、破擦、破裂、鼻音]。パ、バ、マ)
 調音点(舌先の位置-歯ぐきか、硬いところか、柔らかいところか、
 声帯(濁っているか[濁音]、いないか[清音])
 舌の高さ(母音)
 舌の前後位置(母音)
その他
 (調音法)鼻音-(破裂)→マ行。(調音点)歯ぐき→ナ行。
 (調音法)弾き音-(調音点)歯茎→ラ行
 (調音法)半母音-(調音点)硬い所→ヤ行、(調音点)柔らかい所→ワ行。

 (調音点)軟口蓋-柔らかい所-[破裂]k、[破裂、濁音]g、[鼻音] ŋ

多少正確さに欠けますが、概ね、レスポンスが速くなれば、大丈夫かと考えます。


その8

2016-10-17 10:50:06 | 5.検定試験
聴解問題から
 勉強の方法を間違えました。
 試験全体を俯瞰するために、過去の問題から入ったのは良かったのですが、参考に選んだネット上の問題集には、聴解問題が入っていませんでした。また私も、よく問題を調べもせず、多少、聴解問題を、忌避し、逃げていたようです。
 これを優先すべきでした。大きな間違いで、かなり手遅れになってしまったようです。
 「何が必要か」で述べましたように、瞬時に応答できるようにならなければなりませんが、そういう認識と訓練が、もっと早くに必要でした。

 上記ネットの問題集は、知識の問題で、時間的にも多少余裕があり、いわば、覚えればいいだけですが、聴解問題は、そうは参りません。感覚の問題です。瞬間的に、感覚と知識を結び付け、コラボレーションしなければなりません。感覚を磨き、レスポンスのスピードを上げるための訓練が必要です。
 また、試験の配点自体は少ないようですが、試験Ⅰの四択、五択の問題も、含まれていますので、聴解問題をしっかりやりますと、試験Ⅰの問題を、かなり済ませたことになると思います。

 勉強の仕方にも、ボトムアップとトップダウンのやり方がありますが、ポテンシャルさえあれば、トップダウンの方が、効率が良く、時間も節約してくれます。
 この試験対策をトップダウンで行う場合、聴解問題から始めるべきでした。特に最初は、苦労するでしょうが、それを乗り越えれば、全体の俯瞰もできますし、自分にとっての軽重も分かり、プライオリティーをつけることもできます。訓練の必要性も分かりますし、沢山の問題に当たれば、実戦にも、即、使用できます。

 先日述べた、偏差値29で東大に受かった方ではありませんが、勉強のやり方を間違えたようです。
悔しいね。「残念!!」です。




ベトナム語話者向け50音表

2016-10-15 08:58:22 | 4.ボランティア教師

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Li tt đến cuc trò chuyn bng tiếng Nht

Dear foreign visitors、please visit below site.
 Shortcut for learning Japanese https://nihongokaiwachikamichi.jimdo.com/
  Site Map https://nihongokaiwachikamichi.jimdo.com/site-map/
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ベトナム語話者向け50音表
たまたま手にしましたベトナム発行の日越英会話集に50音表が載っていました。私の希望するものとは異なりますが、日本で発行されています50音表よりも、彼らにとっては、より分かりやすいかもしれませんので取り上げました。
要点は、ウ段を除き、ローマ字の母音の後ろに「h」が付いています。ラ行は、「r」ではなく、「l」で表示されています。「し」、「ち」、「つ」の子音は、変更になっています。また、ザ行、ダ行の子音も、変更になっています。なお、外来語の発音は載っておりませんでしたので、表示は不正確かもしれません。

ベトナム在住の日本語教師KENさんの案が有ります。ご参照ください。

その175 ローマ字50音の弊害

https://blog.goo.ne.jp/houren_naka1000/e/6c59cf6d7bf7223ff56bb2db5601e4a6


お薦めします。Please visit below my Blog. Shortcut for learning Japanese”

https://nihongokaiwachikamichi.jimdo.com/

(追記)私のブログへのアクセスは、ほぼ、「50音」に集中しております。下記の項目もご参照ください。

Access to my blog almost focuses on "50 syllables". Please refer to the following items. 

ボランティア教師

日本語の音声

https://blog.goo.ne.jp/houren_naka1000/e/7e197905a83a91a5310c95f229fdf5ec

発音

https://blog.goo.ne.jp/houren_naka1000/e/f3161115d36db9f64bbfcd5e72c26dea


 

 


その72 学習方法

2016-10-14 12:47:16 | 6.私の感想・考え
学習方法
 最近、偏差値29の女性が、学習方法を変えたら東大に受かったという本が注目を浴びているようですが、誰もが学習方法を変えると東大に受かるってなわけないでしょう。 もしそうだとしますと、誰もが、東大に殺到するでしょうし、しかし、定員がありますので、競争倍率が高くなり、かえって難しくなるでしょう。
 もともと彼女は、頭がよかったのでしょう。しかし、いくら頭が良くても、勉強方法を間違うと、成果が上がらないということだと考えます。

 そもそもこのブログを立ち上げたのも、そういうことからでした。日本語教室で、見たのは、まったく、工夫も、知恵もない教え方でした。
 英会話でも、普通に話せるまで、2,000時間必要という英会話教師がいます。もしそれが本当だとしますと、週一回、一時間半のレッスンでは、何十年掛かるのでしょうか。本気で、そのやり方で習得できると考えているのでしょうか。本当に習得したいのなら、自習できるようにサポートし、自習時間を増やしてもらうようにしなければならないのではないでしょうか。単なる、気休め、アリバイ作りとお考えならそれは、それでいいでしょうが・・・・・・・・。

 私が提案しています学習者の母語の単語を使った50音表。掛け算の九九のように、用言の活用を体に覚えさせる。語尾の文型も、用言の活用と一緒に体に覚えさせる等々も、時間を節約してくれるでしょうし、一旦、そこを乗り越えれば、自習しやすくなり、時間も増やせるものと確信します。

 不必要なものを捨てなさいとも彼女が言っています。
 これについては、受験勉強の単語と、会話の単語は異なるというのが私の考えで、受験用の単語は、いつも受け身で、たとえ、うろ覚えでも、類推しても間に合います。ところが会話は、能動的に、自ら、しっかり、発信しなければなりませんし、そして、しっかり、耳で受信しなければ、会話が成り立ちません。うろ覚えでは、全く役に立ちません。たとえ語彙が少なくても、確実でなければなりません。
 彼女は、有効なものを取捨選択し、そうでないものを捨てなさいと述べています。必要なものに絞って、しっかり覚えなさいということでしょう。その通りでしょう。

 英会話においても、60の構文を覚えれば大丈夫と、最近、宣伝されています。

 また彼女は、書いて覚えなくてよいと言っていますが、これは彼女だけにしか当てはまらない方法ではないでしょうか。彼女の先輩に当たります池谷裕二脳科学博士は、目で見て口に出して、そして書くのが頭に残りやすいとおっしゃっています。

 どうぞ、いろいろ試してみて、ご自分に、最も、合った学習方法を、早く見つけ出し、出来るだけ早く日本語会話ができるようになってください。そして、本来の目的に邁進して欲しいと考えます。今後も私は提案できるように、監査つし、知恵を絞りトライアルしたいと考えます。

あとはモチベーションの問題でしょう。
 単に会話ができるだけとか、試験に受かることが究極の目的ではない筈です。日本語を道具として使って、あれもしたい、これもしたいと、お考えでしょう。しっかり、想像を掻き立ててあげることではないでしょうか。


その71 発音

2016-10-11 14:52:49 | 6.私の感想・考え
発音
 今までにも、あれこれ発音について述べてきましたが、・・・・・・・
 発音するためには、いろいろな要素が組み合わさっております。パラメータというような考えで表示しますと、
 ことば(発音) ←子音+母音+アクセント(高低/強弱)+拗音+促音+ モーラ + 音節 + イントネーション +・・・
ということになるでしょうか。

 音声学、音韻学では、すべて同じウエイトで扱われていますが、会話に限って考えますと、特に、子音、母音、アクセント(高低/強弱)までが大切で、それらを外すと、相手に聞き取ってもらうことができません。拗音、促音にしましても、前の3項目が出来ていませんと、意味を成しません。
 それ以降の項目は、「日本語らしい日本語」には必要ですが、たとえ正しくなくて多少の聞きづらさは有っても、最低のコミュニケーションを図ることが出来ると考えます。

 細かく動作で分類しますと、先ず、
 声帯を使う、使わないで、有声/無声を区別し、
 母音は、ほぼ、唇の丸め方や、開き方と、舌の前後位置(口腔の中の空間の状態)の組み合わせで決まるようです。
 子音は、息の流れを、舌を使って、どの位置で、ジャマをするか(調音点)、どんな種類のジャマの仕方(調音法)をするか、あるいは、口をつむるか、口をつむって、一瞬に吐く(破裂音)か、あるいは、隙間から無理やり吐き出す(摩擦音)かに依るようです。

 と言いますことは、ほぼ、唇周りと舌の動きの運動をいかに、コントロールするかによって、発音がなされるということに、集約されそうです。

 ところが、日本語を、話そうとしますと、誰もが、既に、効率良く母語が発音出来るように、何もかもが調整されていますので、それを日本語向けに、変更しなければなりませんが、なかなか簡単ではなさそうです。
 そのまま利用できるものと、少し変化させれば、通用するものは、良いとしましても、経験のないものについては、これは、新たにしっかりと、舌、唇に覚えこまさなければなりません。そうです、トレーニングです。

 お国によっては、「つ」が「ちゅ」になったり、「ざ」が、「じゃ」になったりし、ネイティブにとりましては、子供じみた発音で、多少聞きづらいということが有ります。そこで、JFICのアイデアでは、それぞれ「さ」で発音しなさいと提案しています。多少発音が違っていましても、嫌味、幼稚さが抜け、日本人には、それらしく聞こえます。
 と言うように、間に合わせの方法が有れば、最初のうちは間に合わせの方法で済ませまてはいかがですか。我々は、そのような類のものを、探し、見つけ、紹介して、便宜を図ってあげるべきでしょう。

 次に、聞き分けられないという問題が有りますが・・・・・・・・・
 発音する場合は、理屈としましては、唇、舌、声帯等の器官をご自分の意志で制御して発音するわけですが、聞き分けられないという現象は、自分でコントロール出来て改善できるというような器官が、あるのかないのか、分かりません。何ともはや困ったものです。
 
 どうも言葉か雑音かということを判断しているのは脳のようですが、訓練する方法はあるのでしょうか。
 言語によって、使用する音域が異なるという話が有りますので、もしそうだとしますと、「スピードラーニング」のように、音を聞き流しにして、日本語の音域(一般には低音域と言われています)に慣れてもらうようにするのが良いのかも知れません。

 加齢により、私の耳は、随分遠くなってしまいました。音は聞こえますが、何を言っているのか分からない領域がどんどん増えて行っています。いわば雑音にしか聞こえない領域が増えて行っているわけです。これは、間違いなく、加齢による聴覚と脳の老化でしょう。
 若い日本語学習者は、老化していません。聴覚、脳が日本語の領域に慣れていないだけなので、どんどん活性化させてください。

レベル毎にいろいろな種類の日本語聞き取りのプログラムが紹介されていますので、ご利用ください。
Nihongo e-な
 http://nihongo-e-na.com/jpn/site/tag/%E8%81%9E%E3%81%8F/

初級の方には、下記のものなどいかがでしょうか・・・・・・・・
福娘童話集
 http://hukumusume.com/douwa/

イラストやアニメーションとともに日本だけではなく世界の民話、童話、昔話の朗読が聴けるサイトです

 ある程度可聴範囲が増え、間に合わせの発音も加えれば、正しい会話に近い会話になるのではないでしょうか。
そして、その次のステップへは、ご本人の意思、希望が、強くなり、それが、反映されるでしょう。
 日本語らしく発音できる語彙を増やす。生活短文を、沢山覚える。拗音、促音、モーラ、音節を整えて、持っている語彙を、日本語らしい言葉に洗練して行く・・・・・・・・・。

 この辺のレベルに達しますと、私が唱えます「自転車に一人で乗れるレベル」に達したということになるのではないでしょうか。また,「先憂」のレベルをクリアしたり、「九九」を、覚え切ったりしたりした段階になるのではないでしょうか。

 この先は、ご自分で自転車の練習ができます。難しい掛け算も、自分で、解けるようになります。
 ということで、日本語の独学、独習に入っていけます。
 恐らく、その後は、ご自分が費やした時間に相応する成果が上がってくるものと考えます。






その70 問題解決

2016-10-07 20:06:52 | 6.私の感想・考え
問題解決
 その69のように考えていますと、別の問題点が見えてきました。現在の日本語教育は、知識の伝達だけに終わっているのではないでしょうか。 ものづくりの現場で実務を行ってきた者にとりましては、何か取り組み方に違和感が有ります。

 ものづくりの現場では、安全で、安く、速く、簡単に、作れないかということで取り組んでいます。そのためには、品質管理が有りますが、品質管理は、これさえ守っていれば、失敗が起こりませんというポイントを見つけ、約束としています。そして、さらに突っ込んで、その約束事を簡単に守れるように、難しい仕事は、簡単な仕事にならないか、複雑な仕事も、面倒な仕事も、簡単な仕事にならないか、間違い易い仕事を間違い難くい仕事に変えられないかと、永遠に、トライアルを続けています。また問題の本質に迫るためには、「なぜを五回繰り返しなさい」と教えられました。
 「それはなぜそうなるの?」出てきた答えに対して、さらに突っ込んで「それはなぜそうなるの?」と・・・・、深く、深く、本質に迫り、原因を突き止めようとする手法を指します。
 更に、「困らなければ知恵が出ない」と言って、問題点を探し、一生懸命困り、いろいろ解決方法をトライアルして解決して行きました。
 最近はやりの言葉で言いますと、いわゆる「ソリューション(solution)」を常に求めていたのです。

 例えば、九九も百ます計算も一種のソリューションです。国文法(学校文法)あるいは、文語文法で、動詞、形容詞、形容動詞の活用を暗記するのも一つのソリューションです。
 岩崎さんや海老原さんの方法も日本語を早く習得するための解決方法の一つです。ご両人は、いずれも理系女性だそうです。
 そして、話が変わりますが、男の会話と女の会話の違いは、女は同情を求め、男は解決方法を求められたと勘違いしますので、どうしてもすれ違いが起こるそうです。
 ということで、理系であり、男である私は、どうしても、解法を見つけたいという姿勢になるのです。

 私のやってきたノウハウの中に、「先憂後楽」という語が有ります。実際には、「憂う」ではなく、「頑張って、集中して行い、身に着ける」ということなのです。九九のように、最初上手に頑張って身に着ければ、後は楽勝という訳です。九九のない掛け算を想像してください。

便法
 「便法」という語を思い出しました。
 学者先生の学問の世界では、理論、セオリーが絶対視され、いい加減な発言が出来ませんが、実業の世界では、必ずしもそうでは有りません。
 トラブル発生時、少しでも早く、少しでも良くなるように、正しい理論づけが無くても、暫定解決方法を模索し、応急処置をします。すなわち、それが「便法」です。
 学者先生達は、軽々と、発言できないでしょうが、現場はそういった自由度が有りますので、その気にさえなれば、いろいろ自由に発想して、暫定解決方法を駆使して、少しでもポテンシャルを上げることが出来るのではないでしょうか。また、そう努めるべきでしょう。

 岩崎さんの素晴らしいところは、ローマ字交じり文を使ってでも、規定したレベルに、期限内に、ポテンシャルを向上させるということを保証して、実施されていることです。更にそれらを推進できる指導者を、世に送り出されていることです。

 本当のところは、海老原さんのように、ただでノウハウを公開していただけないかなと思っています。そう致しますと、それらを、拡散し、少しでも早く、日本語が話せるように、導けるのではないかと考えます。








その69 試験問題の利用

2016-10-07 19:55:17 | 6.私の感想・考え
試験問題の利用
 日本語教育能力検定試験に振り回されたり、批判ばかりしてきましたが、被害者意識ばかりではなく、折角なので、逆に、積極的に、これを上手く利用出来ないかと考えました。

 「何が必要か」という項目で述べましたように、日本語指導者は、学習者の誤用・間違いを即座に見つけ、更に、どのカテゴリーの過ちを犯しているのか認識しなければなりません。試験問題を、上手く収集・整理して、その訓練用に使えないかという訳です。
 どなたか、カテゴリー別、頻度別に整理してくださいと、他人を当てにして、言いましたが、恐らく、誰もやってくれそうに有りませんので、自分でやるしかないと決めました。
 特に、聴解と、四択、五択の問題に焦点を絞って、とりまとめ、トレーニングを重ねることによって、瞬時に、いろいろな視点から問題をチェックできるようになり、そして、瞬時に、問題点を特定できるようになれるのではないかと考えるようになりました。
 既に、今回の訓練用に、ARC Academyの「今週の問題」からピックアップしたものが有ります。何とか時間を作り、その他から最近の問題を集め、集約したいと考えます。

 駆け出しの日本語教師は、恐らく、一時期この問題に、随分悩まされる筈です。そして、この問題に足を引っ張られて、なかなか自信の持てない時期が長く続くものと推測します。

 現時点の私も、ネイティブでありながら不自然な使い方に気が付かなかったり、たとえ、気が付いても、理由がよく分からなかったりします。大体は、知識として、ぼんやり、頭の中に有りますが、断言する自信が有りませんので、自信をもって、取り上げることも出来ません。
 そこで、訓練することによって、この壁を、短期間のうちに、打ち破ることが出来ないか。いや、この問題集を利用して、その壁を短期間のうちに打ち破りたいと考えます。

 更に、出来れば、ネット上に残し、ノン・ネイティブで日本語教師を目指す方々の便宜を図れないものかと考えます。
 特に、現場に立った時、必要なものに絞れば、現場に出てもすぐに役立てることが出来るでしょうし、受験勉強にも、多少、役立つのではないでしょうか。

 本来、試験は、レベルに達しない人を排除するのではなく、問題を利用して、良質の日本語先生を、沢山輩出できるようにと、働いてくれれば良いのですが・・・・。