ばばちゃんのおっちゃんの日本語の先生への道

日本語の先生になろうと一念発起いたしました。

その5 応用の利くセット

2017-04-29 00:08:46 | 8.Quizlet
応用の利くセット
 現在は、このソフトを利用したばかりなので、とに角、皆さんにデモンストレーションしたいと、取りまとめていますが、しかし、そのままですと、利用方法は、一種類に限定されますので、ドンドン、いろんなものを作らなければなりませんが、それは無理です。

 そこで、今後は、めいめいの方が、ご自分の使用目的に合ったものにアレンジ出来るように、応用の利くもので準備したいと考えました。
 情報を沢山盛り込んでおいて、そこから取捨選択することによって、ご自分の目的に合わせて、ご自分でご自分のカードを誂えてもらいましょうと言う訳です。

 例えば、漢字で考えますと、①漢字、②読み、③英語、④熟語(w/読み、意味)⑤例文等を、定義、用語のどちらかに分けて準備して置きますと、初歩の方は、①と②の組合せ、あるいは、①と③の組合せ、また、中上級を目指す方は、④を分解して、熟語と読み・意味のセットにしますと、削除とコピー・ペーストで、ご自分専用の学習セットにアレンジできると言う訳です。
 英語部分は、「Google翻訳」等を使いますと、自国語用にもアレンジできます。

 そうしておきますと、カードの準備に、余り、時間を費やすこともなく、直ぐ、本来の暗記作業に移って行けるのではないかと考えます。

 ただ、手間暇を掛けます程、頭に残るという傾向も有りますが、そのことには目をつぶり、目先の時間節約にとお考え下さい。


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その4 生活漢字

2017-04-28 04:37:00 | 8.Quizlet
生活漢字
 漢字習得のアプローチの仕方として、街で見かける漢字から入って行くのはどうでしょうか。と言うことで、その方向から、データをまとめてみます。
 幸いにも、来日出来た方には、その方面からのアプローチも有効と考えます。

 来日出来ずに、日本語学習をなさっている方には、漢字が目に触れる機会が有りませんので、あまり参考にはなりませんが、既に来日している方は、切実感が有りますので、入って行き易いかも知れません。

「Word Lens」と一緒に、勉強なさってはいかがかと考えます。

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その3 筆順付き漢字画像

2017-04-27 09:01:39 | 8.Quizlet
筆順付き漢字画像
 既存のデータで、小学1・2年配分の漢字について、色を変えて筆順を画像表示したものが有り、それを利用させてもらってデータをまとめましたが、3年生用にはありません。何とかならないかと考えていました。

 ところが、そういう表示のできるソフトの有るのが分かりましたので、一度テストして、良さそうならば、画像として、取り込んでみたいと考えます。
 時間と手間がかかりますが、道具として出来上がれば、魅力的なものになると感じます。

 やって見ました。何とかいけそうな感じがします。後は、私が、画像を取り込めるように、お金を払うかかどうかだけです。

 そのソフトとは、Jim Breenさんのものだと思いますが、「手書き漢字認識」あるいは、「漢字の筆順図」と言うものです。Google翻訳に有ります「手書き入力」に似たものですが、こちらは、筆順を色分けして表示してくれます。

 現在、無料のソフトのサービスを利用して、筆順付きの画像を取り込もうとしていますが、やはり、画像を探すのは骨が折れます。仕方がないので、お金を支払って、そのサービスを受けることに決心しました。$35/yearです。

 使用できる画像が増えましたが、必要とします物がストックの中に無いのか、検索のキーワードの選択が悪いのか、残念ながら、無料の場合と余り手間が変わりません。思惑が外れて、ガッカリです。
 そこで、いよいよ前記の探し当てた漢字筆順図を利用させていただいて、こちらで準備をすることにしました。時間と手間がかかりますが、イライラせずに済みますので、その方が精神衛生上宜しい。

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その2 同音異義語

2017-04-26 06:44:28 | 8.Quizlet
同音異義語
 日本語教室での学習で、気の付いたことに、「同音異義語」と言うのが有りました。

 漢字を教えるのに、漢字の訓読みは、漢字が輸入された当時の日本人は、そのままでは意味が分からなかったので、それを当時の大和言葉で訳を付け、便宜を図りましたと話をしましたが、ネイティブは漢字を見れば、どの意味かがすぐ分かりますが、さて、学習者は、どういう理解をしていくのでしょうか。

 まず、同音異義語の存在を知っているかどうかと言うことが有ります。「橋」「箸」は最初のうちに習いますが、恐らく、何度か頭をぶっつけて、初めて、やっとわかるのではないでしょうか。
 初級の方には、頻度の高いものに絞る必要が有るでしょうし、中上級になりますと、網羅する必要も有ります。

 と言うことで、初級用と中上級用に2種類準備しようと考えます

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その1 はじめに

2017-04-25 08:25:14 | 8.Quizlet

はじめに
 新たに、カテゴリー「フラッシュカード Quizlet」を追加することにしました。
 これは、私が集めたデータを、皆さんに供したいし、更に、今後、意識的にデータを集めそれらを、皆さんに供したいと考えたからです。

 通常、フラッシュカードの利用なんて言うものは、極めて、個人的なもので、最終的には、そこにつぎ込まれたエネルギーは、悲しいかな、それっきりになって、消滅してしまいます。ところが、ITの世界が、進歩拡大しましたので、共有することによりその資源が再利用できるようになって来て、その利用を考えてくれる方が出てきたわけです。これは、素晴らしい発想ですし、素晴らしい現実です。

 更に、読み上げ技術の向上で、合成された音声が、随分、自然な会話に近づいてきて、その応用も拡大してきました。こんな素晴らしいツールを使わない手はないということです。いちいちサンプルを集めなくても、文字入力だけで、音声のモデルを提供してくれるのです。

 そしてそれらを結び付けて、パソコン上でも、タブレット端末でもスマートフォンででも、無償で利用出来るようにしてくれたのです。格安で、スマホやSIMも手に入るようになりました。

 フラッシュカードの利用を考えますと、ノンネイティブの方が、拙い言語知識と、未熟な収集能力でもって制作されますので、ネイティブから見ますと、「ああしたら」とか「こうしたら」とかいろいろ考えが出て参ります。そこで、私なりの提案をし、大いに利用していただこうと考えました。

 幸い、このソフトは、既存のデータを容易に利用できますし、容易に追加修正の編集もできます。私が、ネイティブの立場から提案いたしますデータを、いわゆるたたき台として、皆さんに用していただければ、幸いと考えました。

 学生の方や仕事をお持ちの現役の方は、そのために割く時間を、余り、お持ちでは有りませんでしょうから、毎日が日曜日の私が、やって見ましょうと言う訳です。

 会話の学習は、最初は、少ないデータであっても、確実にして、それを、使いこなせるということが大切ですが、ある程度基礎が出来ますと、今度はどんどん拡大する必要が有ります。
 その頃には、土台が出来、それをキャッチアップする能力もついて来ますので、シャワーのように浴びても、大丈夫でしょう。そう言った面から、例文等を提示できたらと考えます。
 漢字で言いますと、いろいろな熟語。動詞で言いますと、レトリックを用い、本来の意味から派生拡大した意味を持つ言葉も、例文を示すことで、理解もでき、利用もできると考えます。

 講師から、「文型は分かりましたが、どこで使うのか分かりません。」と言う話が多いと聞きましたが、やはり、そういった話からも、簡単に、例文を提示することがその助けになるのではないかと考えます。

 なお、「フラッシュカード Quizlet」に関します記事は、今まで、何回かその都度、書いてきましたが、バラバラになっていますので、今までの考えの変遷は、下記を当たってください。

 6.私の感想・考え  その103 フラッシュカード
 6.私の感想・考え  その105 Quizletの利用
 6.私の感想・考え  その107 Quizletデータ
 4.ボランティア教師  フラッシュカード
 6.私の感想・考え  その109日本語学習道具
 4.ボランティア教師  Flashcard(Quizlet)
 6.私の感想・考え  その111 フラッシュカード利用

Quizletの登録とセットアップ

Quizlet Demo Video for Students

How to Use Quizlet

 You Tubeの日本語版のチュートリアルを探しましたが、余り良いのが見つかりません。英語版ですが、新しくて、比較的見易いものをリストアップしてみました。使い方等は、適切にキーワードを選んで、「検索」してみてください。良ければ、コピーしてあなたの学習セットに取り込んでください。


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20170422

2017-04-24 06:32:17 | 7.私の日誌
日本語教室
読解
 指導力を磨こうと、別の日本語教室に参加しました。具体的には、検定試験の傾向と対策へ、私の意識を向かわせようとしたいからです。
 教室は、基本的には、パートナーを決めて、マンツーマンで進めて行こうという考え方のようです。

 そして今回、オブザーバーとして参加しましたのは、ベトナムからの研修生で、N2合格レベルの読解力を身に付けたいという方の学習でした。
 イントネーションに問題が有りますが、聞き取れないということは有りませんし、また、そんなに突っかかることも有りません。
 しかし、あとで、聞きますと、心配した通り、試験問題を読むことは読めたが、未知の語彙が、随分有ったということで、やはり理解するのは難しかったようです。

 また、漢語の熟語については、熟語そのものの意味から入ろうとばかりしていて、構成する漢字一個一個から類推するという力が働いていないように感じました。
 すなわち、熟語を塊としてとらえ、分解して考えようとはしていないようです。なぜなら、二字の漢字の熟語の片方の漢字の読み、意味を尋ねましたが、どうもそういう方向からのアプローチはされていないようです。
 輸入されたままの音読みでは、当時の日本人には、理解できなかったので、その訳語を、当時の日本語の大和言葉で表したものが、訓読みになっていることをご存知無いようでした。そこで、大和言葉が分かれば、表意文字として利用のできることを教えましたが、理解してくれたでしょうか。要するに、漢字を利用して、イメージを膨らませたり、内容の理解を深めるのに利用しては、どうですかと言う訳です。

それに関連しまして、同訓異字や同訓異義についての提示や訓練方法も考えなければならないことに気が付きました。

 また、出てくる語彙を、翻訳ソフトで検索しますが、なかなか適当なものが見つかりません。以前ベトナム語を勉強した時も似たような感じを持ちましたが、どうも、日本語とベトナム語で定義や概念が一致している語彙は、余り多くないのではないかと言うことです。
 もしそうだとしますと、言葉が有りませんので、恐らく、そういった概念もないということになりそうで、頭に定着させるのは、非常に困難なことになるでしょう。で、彼らは、そういった場合、一体、それをどう処理しているのでしょうか。これに、手を貸す方法はないものでしょうか。

 我々が、外国語を勉強するときの単語帳は、日本語は語彙が豊富ですので、外国語に対して、ほぼ一対一で対応する言葉を持っていて、そういった意味では、余り困りませんし、また、新しい概念等の場合、日本語風に置換えた外国語で補ったりしていて、クリアしていますので、あまり問題となりませんが、彼らの現状はどうなのでしょうか。

 読解のトレーニングはどうすればよいのでしょうかということで、小学生の読解力の向上に向けた評論等を読んでみました。
 どうも、小学生の読解力と他の教科の成績が正比例しているそうです。と言うことになりますと、これは、単に試験対策だけでなく、何かにつけて、優先されなければならない課題のようです。

小学児童の読解力向上の対策として、いろいろありますが、参考になります。
①語彙を増やす。
 当然ですが、N1(10,000語)、N2(6,000語)用に、どうフラッシュカードを利用するか。

②日記をつける。
 試験対策だけでなく、自分の言葉で、文章を作ることが、会話のポテンシャルを向上させてくれることを経験していますので、その通りだと考えます。

③声を出して読む。
 これは、私自身にも起こりますが、黙読だけでは、自分の考えに都合の良い部分だけを、独断と偏見で、ピックアップしますので、肝心な点を、よく読み飛ばしてしまいます。試験対策と言うだけでなく、普段からしっかり音読の癖をつけ、読み飛ばしをして、上滑りにならないようにする必要が有るかも知れません。

④図式化する。
 これは、我々が実務でよくやる手法ですので、彼にアドバイスしましたが、どの程度理解してくれたでしょうか。これも、普段からやっていませんと、そう簡単にできません。
 ネット上で、「要約学習」と言うサイトに、例文が有りますし、図式化の説明も有ります。何となく、マインドマップの手法によく似ています。理解を進めたり、考えを展開したりするためには、やはり、図式化でしょうか。

 教室では、予習無しで、ぶっつけ本番で、問題に当たっていますが、手続きとして、前以て、音読の習慣をつけてもらって、その後なら、ぶっつけ本番で、問題を解いてもいいのですが、下手すると却って遠回りではないでしょうか。

 児童向けと同じように、少しづつ、ベーシックなものを継続してやっていくことが大切なように思います。


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その111 フラッシュカード利用

2017-04-22 05:01:08 | 6.私の感想・考え
フラッシュカード利用
 3月末に、Quizletの存在に気が付き、それ以降、鋭意、テストを兼ねてデータを準備してきました。従いまして、この3週間、掛かりっきりでしたが、ようやく形が整ってまいりました。
アクセスは、「ばばちゃんのおっちゃんのクラス」でやって見てください。

第一段階をまとめ上げました。
 直ぐに利用できるもの、
 手持ちのデータを加工してすぐに使えるもの。
 熟語含みのN3対象程度の漢字練習用
 いろんな方向からの漢字攻略
 簡単な会話から入って行こうとする方用の短文
 市販の教科書から入って行こうとする方用の例文
 動詞・形容詞の活用

そして、第二段階用として
 カタカナ語を攻略したい方用のリスト
 れる・られる 使役受身
 助詞の使い方。
 敬語
 更に、考慮中のものは、「あげもらい。」
等々です。

 ただ現時点では、イージーに、直ぐ、利用出来そうなところだけを、足早に、ピックアップして埋めてきましたが、今のところ、たとえそれが拙速であっても、お話だけでは役に立ちませんので、何か形が必要と、やってまいりました。しかし、どうも、それだけでは、市販の教科書や、通常の日本語学校の延長線でしかありません。
 せっかく、手に入れたこの素晴らしい道具を、単なる単語カードに終わらせたくないと考えます。もっと、新しくて効果的な使い道が有るのではないかと期待します。

 特に、文字入力をするだけで、音声をジェネレートしてくれるというのは、非常に素晴らしいことです。
 また、特に、掛け算の九九のようにして覚えた方が、づっと効果が上がると言うものが、どこかにあると考えます。もし、見つかれば、ドンドン制作して取り込んで行こうと考えます。
 さて、何を、どう取り上げればよいのでしょうか・・・・・・・・・・・。

 今回制作していて感じましたことは、一品一葉的な使い道も宜しいが、動詞の活用など、活用例を数個の文を、連続して発声させますと、結構、効果が上がりそうに感じます。
 原理的な理解が終わりますと、次に、例文によるその運用に移って行く訳ですが、リズム良く、うまく配列しますと、いくら、沢山並べても、心地よく耳に入って行くように感じます。

 従いまして、多少レベルの上がった人については、そういうものを運用しますと、そのあとの進歩が、どんどん加速していくのではないかと考えます。

 と言うことで、今のところ、今まで使ってきた紙の単語カードと同じような、一品一葉のような取り扱いをしていますが、別の運用の仕方として、一度に、5~6個のフレーズを取り扱っても、音声を発生させてくれますので、キャッチアップしていけそうな感じが致します。

 この先、いろいろなアプローチの仕方にトライアルし、データを準備して、実際の学習者にぶっつけてみて、その効果を確かめてみたいと考えます。

今まで取りまとめたものを、表示して見ます。




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その110 読み上げソフト

2017-04-18 04:52:58 | 6.私の感想・考え
読み上げソフト
 以前、孫に、本の読み聞かせをするのに、PCを利用できないかと考えて、「読み上げソフト」や「音声合成ソフト」を調べたことが有ったのを思い出しました。

 今、取り組んでいますflashcard「Quizlet」を、Flashcardと言う面からしか考えていませんでしたが、PCではなく、スマホやタブレットで取り扱いできる「読み聞かせソフト」と考えたらどうかと言うことです。
 音声の種類が1種類しかないとか、「日本語らしい日本語」を要求されますと、不満でしょうが、昔の不自然な音声合成ソフトによる人工語に比べますと、不自然さが随分少なくなり、初級レベルでは、使用可能と考えます。

 そこで、余り、しょうもないことを、ちまちま考えるより、日本語テキストの例文を、片っ端からどんどんカードにして、入力して行った方が手っ取り早いし、運用しますと、もっと、効果的ではないかと言う訳です。

 ここを上手にすり抜けて、「あっ、話が通じる」と、ご本人に、感じてもらえたら、もうしめたものです。
 改めて事を構えて、テキストを広げる必要もなく、ポケットから取り出す単語カードの便利さと、そこそこの日本語の発音をしてもらえるとなりますと、いちいち、テキストを広げることもなく、隙間時間の利用と嫌になったら、時を変えて、幾らでも、トライアルが出来るという便利さが有ります。

 漢字の読み間違いや改善できる間のとり方については、多少、ネイティブが、見てあげる必要が有りますが、テキストがなくても出来るというのは、全く有難いものです。恐らく、名詞文、存在文、動詞文が少しできるようになれば、「あっ、話が通じる」と言う気分が味わえるのではないでしょうか。

 長文の読解にも利用できるかどうか調べてみますが、今までの経験から、1枚のカードに、入力できる文章の量は、制約があるようですが、カード2枚、3枚に書き分けて行けば、この点は、問題ないでしょう。

 ここまで便利になりますと、今度は、何を覚えてもらうと、上達が早まるかと言うことになって行きそうに感じます。

 そういえば、街で耳にします、人工発音語も、不自然さがほとんどなくなっています。恐らく、随分進歩しているものと想像します。
 ちなみに、「読み上げソフト」や「音声合成ソフト」を再度、調べてみましたところ、見知らぬソフトの提示が有りますので、それも、これから調べてみたいと考えます。




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20170417

2017-04-18 04:40:32 | 7.私の日誌
日本語教室
初心者
 ひらがなが、何とか読める程度の初心者の指導に立ち会いましたが、やはり非常に難しい。教える方も汗をかきながら一生懸命行いますが、なかなか前へ進めません。
 そこで、最近知り得た「Quizlet」を上手く使えないかと考えました。

 今までは、昔の単語カードの延長で、補助の教材用としか考えていませんでしたが、このソフトには音声が有りますので、この音声を利用しない法はないと考えました。

 音声については、時々変なものが出てきますが、ネイティブには、誤解も少なく、ちゃんと聞き分けられますので、初心者のノン・ネイティブの方にも十分使えるものと考えます。そして、ノン・ネイティブの方が、それに気が付けば、どんどん、ご自分で、入力してカードに書き込んでいくことでしょう。

 と言う訳で、せめて、自己紹介、名詞文、存在文、動詞文のさわりくらいまでは、準備し、その発音を、利用した方が良いのではないかと考えます。(ノン・ネイティブの方は、その発音が、日本語らしい発音か、日本人に分かってもらえる発音かの判断がつかないと思いますが、昔の無味乾燥な人工語の発音に比べますと、ほんとに良く出来てます。)

 また、私が唱えます、とに角単語を覚えなさいだけでは、全く面白くありませんので、やはり、語彙を増やして行くのと同時に、名詞文、動詞文を覚えるのも並行して進めて行かないと、ちぐはぐになってしまいそうです。

 今、「Quizlet」を使って、システマティックにやって行こうとしてはいますが、先ず入り口が分かりませんし、どんなプロセスをたどればよいのかも、分かりません。「Quizlet」のクラスやホルダーを上手く使って、誰にでもすぐ、道程が分かるようにして行きたいと考えます。



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Flashcard(Quizlet)

2017-04-13 07:04:06 | 4.ボランティア教師
Flashcard(Quizlet)
私のマインド
 このソフトを使って、皆さんに、早くN3に到達していただきたい。
 彼らの知らないアプローチの仕方を提案して行きたい。
 恐らく、彼らは、これを使って、彼らなりに、便利な新しい利用方法を編み出していくものと思います。
 単発ではなく、システマティックに、網羅していきたいと考えます。
 (点や線の攻略で満足するのではなく、すき間をしっかり埋め、面で攻略したい。)

やって見て、上手く行きましたら、ぜひとも、メンバーにお伝えください。

細切れの時間を使って、繰り返し練習していただくためにアレンジしました。
 暫定として、英語話者向けに制作しました。
 英語の部分を学習者の母国語に変更してください。
 (「Google翻訳」を使えば、簡単に、直ぐにできます。)  

オプションの設定の組合せをお考え下さい。
 学習者の学習効果が上がりそうな組合せの設定に調整してください。
 (恐らく、習熟度によって、必要とされる課題がエスカレートしていくでしょう)
 音声(on/off)、音声の速度(ノーマル/スロー)、スタート順(表側/裏側)等の選択が出来ます。

発音の練習とあいうえお。
 唇、舌、喉等の器官を、訓練して、日本語仕様に、近づけてください。
 日本語の発音に近くなりますと、聞き返したり、聞き返されたりする回数が少なくなってきます。

ことば
 会話の中で、例え未熟でも、沢山「言葉」を並べますと、ネイティブには、話したいことが、ほぼ、伝わります。会話が楽しくなります。
 カテゴリー毎に、グループで覚えると、恐らく、一個一個覚えるより、覚え易いと思います。

どうし・けいようし
 身近で、直ぐに必要な言葉、動詞、形容詞を覚えてください。
 上手く、単語を2~4個繋げますと、幼児程度の会話が出来ます。
 語尾の変化ができますと、だんだん日本語らしくなってきます。

短い会話
 2~4語で、出来る会話を選びました。

教室のことば
 教室や学校で、日本語を習う時に、覚えていてもらうと、お互いの進行がスムースになります。
 単語が少なくても、理解ができ、会話が進みます。

かんじ
 最初は、漢字、一個づつ覚えて行く必要が有るでしょう。
 今まで覚えたことばと漢字を結び付けていきます。
 訓読みは、漢字の意味を表しています。
 表意文字と言う理解。

熟語と触れることによって、
 漢字一文字では、幾つもある読み方を覚えるのは覚えにくいので、熟語と一緒に覚えます。
 覚えた漢字を使い回し(熟語に)、目に触れる回数を増やします。
 漢字を使い回すことによって、漢字一文字が持つ意味のイメージが出来てきます。
 熟語により、語彙も増えます。

漢字が、偏や旁のパーツから構成されていることを理解してもらいます。
 偏や旁は、カテゴリー、意味、機能、あるいは、音を表しています。

(つづく)



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