ばばちゃんのおっちゃんの日本語の先生への道

日本語の先生になろうと一念発起いたしました。

​その142 漢字トレーニング

2018-01-28 11:51:02 | 6.私の感想・考え

その142 漢字トレーニング

 初級が終わったら始めよう「にほんご漢字トレーニング」(N3,N2受験レベル)という参考書を見つけました。日本語だけでなく、英語、韓国語、ポルトガル語の訳文が付いています。

 日本人の大人ににとりまして、余りにも慣れ切っていますので、つい、つい見過ごしてしまいそうな記述が有ります。

手書きの文字と印刷された文字では、少しずつ形が違うことです。

 フォントが違えば、更にその違いが増えてしまいます。日本人の大人には、言われてみればそうですが、たとえそうであっても、同じものの変形したものと容易に捉えることが出来ますが、初学者には、難しいでしょうね。

 いちいち教えるのは大変ですが、中上級になれば、こういうことが有りますよと伝えて置けば、気が付いてくれるのではないかと、勝手に推測いたします。今後は、アナウンスだけはしておきたいと考えます。

漢字をきれいに書く方法

 漢字をきれいに書くポイントという教え方をしておられますが、実際には、そう言った区別が有りますよと言う教え方の方が良いのではないかと考えますが・・・。

 ①「点」には、「たて」、「斜め」が有ります。

 ②棒(たて、よこ)は、真っ直ぐでとめる、

 ③真っすぐではねる場合が有ります。更に、

 ④曲がった棒が、はねる場合も有ります。

 ⑤折れる線、

 ⑥はらう線(これはちょっと表現しにくい言葉ですね)

 またきれいに書く方法として、筆順を述べられていますが、筆順につきましては、私は、能率よく書くために、古くからの試行錯誤の上に成り立ったものと考えたいとのです。例えば、草書は、能率よく一筆書きで書いたものでしょう。そして、筆順が分からないと解読できないと考えます。綺麗かどうかは二次的な話ではないかと考えます。

そして、筆順につきましては、今まで、

 ①「左から右」、

 ②「上から下」の一点張りでしたが、それでは不足ですね。

 ③真ん中の線から書く漢字(小、水、・・・)、

 ④真ん中の線を最後に書く漢字(中、車、・・・)、

 ⑤中を書いてから外を書く漢字(込、画、・・・)、

 ⑥外を書いてから中を書く漢字(同、国、・・)等々。

言われてみればその通りで、見過ごしていました。

 漢字を構成するコンポネントが同じなら、読み方を類推できますという指摘が有りますが、その通りで、漢字の作られ方から考えますと、偏と旁で構成されている漢字は、偏はカテゴリーを表し、旁は、音を表していますから、そのまま適用できます。

漢字と漢字がくっついた場合(≒熟語)、と読み方が変わるルールが有ります。

 これは、例外も有りますので、新たに生まれた言葉として、法則を覚えるより、ワンバイワンで、ひとつづつ覚えた方が、本当は、良いかも知れません。(一度どこかにアップロードしたと思いますが、見つかりませんので、もう一度、記録いたします。)

 ①後ろの漢字の発音が、濁音に変わる。(後ろの漢字の先頭の読みが、か行、さ行、た行の場合⇒それらが、が行、ざ行、だ行。灰皿、本棚)

 ②後ろの漢字の発音が、半濁音に変わる。(後ろの漢字の先頭の読みが、は行で、前の漢字の末尾の読みが、「っ」や「ん」の場合⇒後ろの漢字の先頭の読みが、ぱ行になる。文法、新品)

 ③前の漢字の末尾の読みが、促音になる。(後ろの漢字の先頭の読みが、か行、さ行、た行で、前の漢字の末尾の読みが、「く」「ち」「つ」の場合⇒前の漢字の末尾、「く」「ち」「つ」が消滅し、その読みが促音になる。学校、出席、)

 ④前の漢字の末尾の読みが、促音になり、後ろの漢字の発音が、半濁音に変わる。(後ろの漢字の先頭の読みが、は行で、前の漢字の末尾の読みが、「く」「ち」「つ」の場合⇒前の漢字の末尾「く」「ち」「つ」が消滅し、その読みが促音になり、後ろの漢字の先頭の読みが、ぱ行になる。一杯、出発)

 ⑤例外がある。両手、食費。

その他、熟語で漢字を覚える方法、同音異義語の説明が有りますが、既に何回か述べていますので、省略いたします


20180115

2018-01-19 07:33:58 | 7.私の日誌

日本語教室

ミャンマーから帰国して、今後、何を、どうしたらよいかの情報を得るために、以前から手伝っていました日本語教室をのぞいてみました。そして、若い男性の学習者が居ましたので、オブザーバーとして観察してみました。 

残念ながら、ガッカリしました。

 どうもタイミングからしますと、私と入れ替わりで、教室に参加されているようで、6カ月が経過していますが、使用しているテキストが敬語の学習用を最初からやっているようです。言い回しが上手く出来ません。恐らく当日の担当者は、前任者から引き継いで、おやりだと思いますが、恐らく、最初の方向付けが誤っているように感じました。

 学習者は、概ね「生活者」と「仕事人」に分かれます。どちらの方も、短期間で成果をあげたい訳ですが、緊急度が異なり、攻め方、すなわちプライオリティーが変わってきます。また、「仕事人」は、概ね、多少教養も有り、モチベーションも高いので、それなりの教え方が出来ます。

 私の考えから致しますと、そういう物差しで測りましても、敬語は後回しになります。 

英語も中国語もぶっきらぼうです。

 要するに、彼らには、敬語なんて、馴染みが有りませんので、敬語のマスターは、ハードルが、非常に高くなると考えます。

 接客業以外の日本人でさえ、余りうまく使えません。その証拠に、日本人向けのテスト問題をやりますと、直ぐ化けの皮がはがれてしまいます。

 

また、ネイティブ側からしますと、変な敬語を使われますと、却って奇妙で、そんなに無理しなさんなよと言いたくなります。また逆に、余り上手に敬語を使われますと、会話も大丈夫、日本の習慣もよくご存じだと、勘違いして、却って、ご本人が困る筈です。

 学習者の話として、下手を装っていますと、日本人は非常に親切ですが、上手に喋ると、途端に、そういう特別待遇はなくなり、ネイティブと同じ扱いになってしまいます。 従いまして、最初の内は、敬語や難しい漢語を使わない方が良いと考えます。 

 彼の学習の程度を確認はしていませんが、私の考えでは、まず、独りで行動できるように「買い物が出来る」、行動範囲を広げるために、「交通機関を利用できる」ということが大切だと考えます。そして、生の日本語に接するためには、何か、サークル活動に入るべきです。 

 投入時間と成果は、ほぼリニアと考えますので、まず、投入時間の増加を考えるべきで、自習の時間を作ることと、飽きずに継続できる自前の自習方法を見つけることが必要と考えます。 

そして、まず、発音の点検が、必要でしょう。

 学習者がそのつもりで発音した単語が、ネイティブに、その単語として聞き取ってもらえるかどうかが問題で、もし、それが出来れば、もう、単語を並べるだけで、コミュニケーションが取れるはずです。

 ネイティブで言いますと、べつべつの方言の者同士が、会話しているのを想定してください。発音が必ずしも、100%正しくなくても、会話が成り立ちます。幼児の拙い日本語でも会話が成り立ちます。

私は、その辺りがスタートラインのように感じます。

 

仕事人は、カタカナとカタカナ語の学習。

 仕事でも、街中でもカタカナが沢山出てきます。カタカナ語が分かりにくいという学習者が居ますが、彼らは、頭が固く、観察力が弱いのでしょう。外国語からカタカナ語に変換されるとき、ある種の法則が有ります。それをある程度マスター出来れば、容易に「類推」できます。記憶するには、この「類推」が大切です。ボキャブラリーを増やすには、この方法が、最速です。

私の経験では、インドネシア語で警官は、「Polisi ポリシ」です。覚えるのが、非常に容易です。 

逆に、「仕事人」の学習者は、日本人に、単語レベルで、英語で話しかけてはどうでしょうか。お互いの共通語が増えてくるはずです。相手をしてくれる日本人にとっても良い刺激になる筈です。 

隙間時間の活用

 来日している学習者はほぼ全員スマホをお持ちです。これを上手に使いますと、ノート、参考書、単語帳の類が必要でなくなり、どこにおいても、トレーニングが出来ます。

 通常は翻訳にしか使っておられませんが、最近では音声入力が随分よくなっていますし、読み上げも、非常に良くなっていますので、これを利用します。

 通常、音声入力を母国語でやっていますが、逆に日本語を使います。学習者が日本語で入力しますと、スマホがどう聞き取ったかが分かります。そして、正しい母国語に変換してくれれば、先ず大丈夫ということです。

 読み上げにつきましては「Anki」はネイティブの協力が必要だし、音声を取り込む必要が有りますが、「Quizlet」では、言語を指定して、文字入力するだけで、それらしき発音をしてくれます。

 

「Quizlet」につきまして、再度、説明いたします。 

 日本語がお分かりの方は、下記からお入りください。

 Quizlet の使い方 (2018年1月現在 パソコンの場合)

  http://q-eng.com/diary/7008

 

学習者に対しては、

 下記にアクセスし、最下段で言語の選択が出来ますので、お好みの言語をお選びください。

 ⇒ Quizletのホームページ

  https://quizlet.com/

 ⇒Quizletのヘルプセンター

  https://quizlet.com/help

 

私の制作物

 ばばちゃんのおっちゃんのクラス(N5~N3)

  https://quizlet.com/class/4474461/

 カタカナ語教室(中上級)

  https://quizlet.com/class/4518875/

 Machang's class(中上級)

  https://quizlet.com/class/4509606/

 

日本語入力できない方は、「Zhangxiong_Machang」で、serchしてください。

  https://quizlet.com/Zhangxiong_Machang

 

たまたま、見つけた日本語カード

 チャンちゃんの N1勉強(英ー日)

  https://quizlet.com/class/3006020/

 

キーワードを色々換えて検索してください。素晴らしいフラッシュカードが沢山有ります。とくに、英ー日、越―日は沢山有ります。




その141 英会話の学習

2018-01-04 09:51:10 | 6.私の感想・考え

英会話の学習

これも、英会話からのヒント。

英検面接委員をなさった酒井さんと言う方が、いろいろ述べておられます。

1932年にオグデンというイギリス学者がたった「850語」で日常会話の大半が成立すると発表し、その後、ピットマンという人が700語で会話の7割が成立するということを発表したそうです。

彼はそれを受けて、英語を話すために十分な語は「1772語」でいいという結論を引き出し、それらを含んだ、81からなる短文を選び出し、「九九」のようにして覚えれば、英語が話せると言う訳です。

 

この考え方からしますと、私の考え方もそんなに違わないと考えます。基本になる語彙をしっかり覚えなさいということと、それを使った短文をしっかり覚えなさいというのは全く同じです。

また覚えるには、語彙単発で覚えるより、覚え易い、発音し易いグループにアレンジして、覚えなさいとおっしゃっているように考えます。

特に漢字などは、そういう方法である熟語で、覚えるのが適切と考えます。

 

発音に関しては何も述べられていませんが、英語の場合は、強弱(アクセント)がメインになりますが、日本語の場合は、仮名に対して、発音は一種類しか有りませんので、それに近い母語で練習してもらうのが無理のない、早い方法と考えます。

例え、単語の音の高低を間違えても、ネイティブには、文脈で間違いがすぐ分かりますから、大した問題では有りません。

また、基本は、正確も去ることながら、ネイティブが、良い方向に聞き間違えてくれるように持って行くことこそ大切です。


その140 英語を話せない

2018-01-03 07:38:44 | 6.私の感想・考え

日本人が英語を話せない7つの理由

 あるカナダ人が上記のテーマで下記のように述べています。何となく東洋人は、日本語を学ぶ場合、同じような傾向ではないかと検証しました。

理由その1…
英語を「話す練習」が不足しているから
 会話も運動のトレーニングのように、体を動かして体に覚えさえ、イザと言えばすぐに出てくるようにさせなさいということでしょう。
 特に、発音するために使う唇、舌、喉の動きは、その言語に適した動きをしてくれないと、相手が認識してくれません。そこで、しっかり、練習して、単語や短文を聞き取ってもらえれば、少なくとも、最低限のコミュニケーションが出来ます。 


理由その2…
「文法中心主義」になっているから
 ネイティブに対しては、単語を並べるだけで、話相手の方の脳が、先回りしてくれて、何を告げたいのか、すぐ理解してくれます。最初はブロークンでよいのです。そのうち、要領が分かってきますよ。


理由その3…
「読む」「書く」などの、「サイレント・スキル」中心の勉強になっているから
 会話のトレーニングは、極、個人的な作業なので、どうしても、おっしゃっているように、「サイレント・スキル」中心の勉強になってしまいます。
 そこで、今までのような「読む」「書く」などトレーニングから脱皮して、ITデバイスの力を借りて、「発声」「聞き取り」のトレーニングの割合を、多くした方が良いでしょう。


理由その4…
「受け身のリスニング」になっているから
これにつきましては、私は、質問文を多く覚えた記憶が有ります。待っていては、会話が始まりませんということで、・・・


理由その5…
英語に対するコンプレックスがあるから
 これは、ネイティブのように話そうとか、正しい英語を話さなければならないとかの強迫観念にとらわれるからでしょう。
 しかし、一口に、外国と言いましても、それぞれの国が、必ずしも、日本のように、単一民族から構成されているわけでもありませんし、日本と同じように方言も有ります。公用語が数語ある国も有ります。
 英語の講師からロンドンを50kmも離れますと、もう別の英語を話しているとも言いっていましたし、ベッカムの話す英語は、Kings Englishではなく、労働者階級の英語だともいわれています。
 また、私の経験では、シンガポールで、掲示板に、英語、中国語で書こうとしましたが、書いても通じない人たちがいると言われ、それを諦めました。従いまして、恐らく、変な中国語、変な英語が混じっていても、皆様あまり気にならないと推測します。
ノンネイティブは、別に下手であっても良いし、母国語訛りであってもよいのです。また、「試験で」もありませんので、会話では、上手く通じない時は、どうぞ、聞き直したり、言い方をいろいろに変えて話してもらっていいのです。


理由その6…
間違えることを恐れているから
 これはほぼ、前記と同じだと考えます。


理由その7…
「英語を話す必要」を感じられていないから
 これにつきましては、外国から来日されている学習者には、何かサークル活動に参加されることをお薦めします。
学習者の方は、大体が日本語教室だけで勉強されていますので、教科書の内容から、なかなか外へ飛び出すことが出来ません。従いまして、サークル活動で、生きた日本語に接する機会を作って欲しいと考えます。それぞれの地域には、音楽、楽器、運動、その他趣味のサークルがいろいろあると思います。
 ジャカルタでは、私一人で、テニスクラブの会員になり、コーチやボールボーイが私の相手をしてくれました。
 当時と違い、最近では、誠、困ったときは、「VoiceTra」「Google翻訳」「辞書」等々の、スマートフォンのアプリケーションを手軽に使えますので、不足分を穴埋めしてくれるはずです。