単語を憶える。
ご存知のように何かのつながり等を頼りにしないと、なかなか覚えにくいものです。次のようなものを利用し手はいかがでしょうか。
・類似性=それが別の何かと似ている(例:犬とおおかみ)
・近接性=それが別の何かと近い関係にある(例:犬と首輪、犬とドッグフード)
・包摂性=それが別の何かの総称であったり、一部であったりする
(例:犬と動物、犬とセントバーナード)
昔、英単語を憶える時にやった方法とかを思い出せばいいのではないでしょうか。或いは、カテゴリー別に単語をまとめる(食器、調理器具、家具、動植物、乗り物等々)とか、また、写真や絵で示すことの出来る具象名詞を示すとか。
外来語
一般的な使われ方
①一般名詞。 「テニス」のような、
②「する動詞」 「モニターする」のような、
③形容動詞(=日本語教育ではナ形容詞) 「インターナショナルな」のような
和製英語
音のレベル・語を形成するレベル・意味のレベルで、元の語から変容していますので、逆に「輸出元」の外国から来た人には分かりにくいものが多いそうです。
また、その和製英語の単語は、更に、分解されたり、略語になったり、複合語になったりしています。
パソコン、エアコン、マザコンの「コン」は、それぞれ違う単語に基づいて作られています。
「sun」は、「サン」ですが、これは一語では使わず、「サングラス」「サンルーム」のように、複合語では使われています。
教え手の技法として
ある概念やものごとを、二種類あるいは三種類で頭に位置づけておくことが大切なようです。すなわち、「こまりごと・困難・トラブル」のように、複数の同義語、類似語を関連付けて憶えると、まだ、憶え易いという面と、場面によって、使い分けの必要が有ったりしますので。
和製外来語
日本の外来語は多くの他の国では見られないような特徴が見られますので、更に説明。
① 和製外来語
日本の外来語のうちかなりのものが外来語には似ていますが厳密に言えば、外国語ではなく、日本式外国語なのです。英語に似ているが純粋な英語でない外来語
例えば、ホテルの「フロント」。イギリスでは「レセプション・デスク」、アメリカでは「フロント・デスク」(「デスク」)。また「コイン・ロッカー」はイギリス人が聞くと「コインを入れておくロッカー」に聞こえるそうです。アメリカ人はこのようなものをただ「ロッカー」と言うのだそうです。「ベッド・タウン」「オフィス・レディー」「ロマンスカー」「テレビタレント」など。
②省略型外来語
元来の外国語の一部を省略し、短くして用いる外来語。
「アパート」(apartment house)「モーニング」(morning coat)「ノート」(notebook)「ミシン」(sewing machine)など。
③表記を変えた使い分け
もと外国語で、ある単語に多くの異なる意味があるとき、日本ではそれぞれ表記を変えて、別の外来語にしてしまうことがあります。
例えば、もとは一つの「strike」が罷業を意味するときは「ストライキ」、野球用語として用いる場合は「ストライク」。「truck」は英語で一つの単語だが、「トラック」と「トロッコ」、「ステッキ」「スティック」、「コップ」「カップ」など。
④漢語混じりの外来語
「電気スタンド」、「窓ガラス」、「石油ストーブ」、「テレビ番組」など。また、漢語と外来語の組み合わせだけでなく、「トーストパン」(英語+ポルトガル語)や「テーマソング」(ドイツ語+英語)もある。
④外来語名詞を動詞に変える
名詞の外来語の後に「する」を付けて、手軽に動詞に仕立てられるものがある。「ハイキングする」「アナウンスする」「アルバイトする」など、中には「サボる」「ダブる」など語尾を活用したものもある。
外国人と接する方は、常識ないしは、一般教養として、整理し頭の中に入れておいたほうが良いかもしれません。
ご存知のように何かのつながり等を頼りにしないと、なかなか覚えにくいものです。次のようなものを利用し手はいかがでしょうか。
・類似性=それが別の何かと似ている(例:犬とおおかみ)
・近接性=それが別の何かと近い関係にある(例:犬と首輪、犬とドッグフード)
・包摂性=それが別の何かの総称であったり、一部であったりする
(例:犬と動物、犬とセントバーナード)
昔、英単語を憶える時にやった方法とかを思い出せばいいのではないでしょうか。或いは、カテゴリー別に単語をまとめる(食器、調理器具、家具、動植物、乗り物等々)とか、また、写真や絵で示すことの出来る具象名詞を示すとか。
外来語
一般的な使われ方
①一般名詞。 「テニス」のような、
②「する動詞」 「モニターする」のような、
③形容動詞(=日本語教育ではナ形容詞) 「インターナショナルな」のような
和製英語
音のレベル・語を形成するレベル・意味のレベルで、元の語から変容していますので、逆に「輸出元」の外国から来た人には分かりにくいものが多いそうです。
また、その和製英語の単語は、更に、分解されたり、略語になったり、複合語になったりしています。
パソコン、エアコン、マザコンの「コン」は、それぞれ違う単語に基づいて作られています。
「sun」は、「サン」ですが、これは一語では使わず、「サングラス」「サンルーム」のように、複合語では使われています。
教え手の技法として
ある概念やものごとを、二種類あるいは三種類で頭に位置づけておくことが大切なようです。すなわち、「こまりごと・困難・トラブル」のように、複数の同義語、類似語を関連付けて憶えると、まだ、憶え易いという面と、場面によって、使い分けの必要が有ったりしますので。
和製外来語
日本の外来語は多くの他の国では見られないような特徴が見られますので、更に説明。
① 和製外来語
日本の外来語のうちかなりのものが外来語には似ていますが厳密に言えば、外国語ではなく、日本式外国語なのです。英語に似ているが純粋な英語でない外来語
例えば、ホテルの「フロント」。イギリスでは「レセプション・デスク」、アメリカでは「フロント・デスク」(「デスク」)。また「コイン・ロッカー」はイギリス人が聞くと「コインを入れておくロッカー」に聞こえるそうです。アメリカ人はこのようなものをただ「ロッカー」と言うのだそうです。「ベッド・タウン」「オフィス・レディー」「ロマンスカー」「テレビタレント」など。
②省略型外来語
元来の外国語の一部を省略し、短くして用いる外来語。
「アパート」(apartment house)「モーニング」(morning coat)「ノート」(notebook)「ミシン」(sewing machine)など。
③表記を変えた使い分け
もと外国語で、ある単語に多くの異なる意味があるとき、日本ではそれぞれ表記を変えて、別の外来語にしてしまうことがあります。
例えば、もとは一つの「strike」が罷業を意味するときは「ストライキ」、野球用語として用いる場合は「ストライク」。「truck」は英語で一つの単語だが、「トラック」と「トロッコ」、「ステッキ」「スティック」、「コップ」「カップ」など。
④漢語混じりの外来語
「電気スタンド」、「窓ガラス」、「石油ストーブ」、「テレビ番組」など。また、漢語と外来語の組み合わせだけでなく、「トーストパン」(英語+ポルトガル語)や「テーマソング」(ドイツ語+英語)もある。
④外来語名詞を動詞に変える
名詞の外来語の後に「する」を付けて、手軽に動詞に仕立てられるものがある。「ハイキングする」「アナウンスする」「アルバイトする」など、中には「サボる」「ダブる」など語尾を活用したものもある。
外国人と接する方は、常識ないしは、一般教養として、整理し頭の中に入れておいたほうが良いかもしれません。