ばばちゃんのおっちゃんの日本語の先生への道

日本語の先生になろうと一念発起いたしました。

唐鳳

2022-01-30 06:39:25 | 11.おまけ

オードリー・タン氏

 随分前から気になっていました唐鳳氏。『デジタルとAIの未来を語る』を読んでみました。アナログで育った私などは、アナログの延長線でしかものを考えることができず、全く、発想が異なります。新しいパラダイムが広がりつつあるというのを感じます。こういった若い人たちが、どんどん表に出て来て、住みよい世界を生み出してほしいと考えます。

 例えば、左翼が進めようとしている『弱者救済』ですが、それは、アナログ的な考えの延長線でしかありません。彼女に掛かると、『「弱者」を、置き去りにしない』と言う発想で、デジタルがそれを解決してくれる。そして、間接民主主義で置き去りにされる人々を、全員参加の直接民主主義に置き換えてくれるツールでもあるとも述べています。

 彼女が今までのやり方のように施策のアイデアを出すというのではなく、議論の場(プラットフォーム)を準備するだけで、どうぞ、皆さんで議論し、決定してくださいというやり方です。『万機公論に決すべし』と、相通じる思想で、本来の意味での全員参加の実現だと考えます。

 また、彼女が現れてきたタイミングも、素晴らしい。デジタルの黎明期にあたり、ほんとにグッドタイミングで、オープンソースを提唱し、Google、Firefox等々ともつながりがあるようで、時代とともに、メインストリートの先頭集団を走っているという感じですね。彼女を見出し、活動の場を与えた台湾社会も素晴らしい。

 日本は随分出遅れているように感じますが、今後、日本は、『負うた子に教えられ』で、台湾を見習って、良いものを吸収し、更に、ソフィスティケートして欲しいですね。アナログ人間はもう退いて、彼らデジタル人間を信用し、任せるべきでしょう。

 デジタルを駆使して国民、世界をコントロールしようと企てる中国共産党とは、月とスッポンで、全く、相容れない考え方です。原子力を平和に使うのではなく、兵器に使ってきたのと発想が変わりません。

 我々、語学学習者に関係するものに、オンライン言語辞典の〈萌典 moedict〉というのがあります。官製で、一度も改定されない使い勝手の悪い辞書を、発展させて、台湾の少数民族の言語も取り入れ、使いやすいものにしたそうです。台湾で使われている言語以外に英語、フランス語、ドイツ語も利用できるそうですが、残念ながら、日本語が入っていません。著作権を放棄した日本語の辞書が見つからなかったからだそうです。

「政治を、経済を、未来を変える」デジタルとAIの未来を語ろう

   https://gentosha-go.com/category/t766_1

 


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DeepL(ディープエル)翻訳

2022-01-11 09:26:34 | 11.おまけ

DeepL Translate

 AIを利用した機械翻訳アプリだそうです。

 何でも、ヨーロッパ(ドイツ)生まれで、ヨーロッパの言語間と英語とは、一次的に、変換されますが、その他の言語(日本語、中国語等々)とは、英語を媒介として翻訳されるようです。

 無料版がありますが、色々制約があるようです。

https://www.deepl.com/ja/app/


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