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なめらか日本語会話
会話が多義語(この場合、同訓異義、同音異義、オノマトペも含みます)のてんこ盛りと言うのが分かって、解決のヒントがないか探し回っています。
そこで見つけたのが、『なめらか日本語会話』です。
サンプルには、縮約されたものや、色々な語順のものが提示されています、何か現象だけを述べるだけのようで、本質的な話がないように感じました。
通常は、日本語の語尾が色々変化して最後まで聞かないと、右か左かわからないよと言われているのも関わらず、縮約された形で、会話されているとしたら、学習者は混乱するでしょう。彼らは、恐らくそんな説明を受けていないでしょうから説明が必要ではないでしょうか。
日本語は膠着語なので、語順に囚われませんと言う説明が学習者に、有ったのでしょうか。指導者講習においても『膠着語』の説明が有るのでしょうか。更に助詞が付いて、語順に囚われないと言う説明が有るのでしょうか。(指導者能力試験の範囲には入っているようですが、強調されているようには感じません。)
一般的な日本人でも、英語学習で、語順をしっかり習いますので、それに引きずられて、何となく、日本語にも語順(S+V+O)が有るように認識しています。実際には、語順なんてでたらめに、自分達が使っているにも関わらずです。
私は、海老原先生から学びました。80/20のリチャード氏も図解で説明していますが、そのことが、一般的な認識に到達しているようには、感じられません。日本語教師さえも。
この本では、語順については、
感情表現の言葉が文の初めに来る
先に結論を話して後で理由をつけ加える
聞き手への働きかけを持つ部分を先に話す
副詞や副詞句が文の終わりに来る
等々、場合分けを行って説明していますが、
著者も分かっていないのではないでしょうか。
結果から見ますと、会話に使われるカジュアルで、決まり文句的なセンテンスは、どんどん変化しているというようなことです。
どこかで、学習者の方々に、アドバイスしてあげないと、聞き取るのが難しかったり、悩んだりするでしょうね。
たまたま、Youtubeで見つけました。
https://www.youtube.com/watch?v=-qdYZ0z_pXE