ばばちゃんのおっちゃんの日本語の先生への道

日本語の先生になろうと一念発起いたしました。

その314 聞き流し学習

2024-08-29 11:26:47 | 6.私の感想・考え

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聞き流しトレーニング法
 単語、短文を記憶する段階では、『フラッシュカード』が便利ですが、もう少し進んで、
記憶を定着させようとしますと、フラッシュカード操作では、時間が掛かりすぎて、だんだんまどろっこしくなってきます。
 そこで、次の段階として、今度は『聞き流し』の勉強法が、便利になってきます。YouTubeに、その手のものが、色々ありますが、残念ながら希望するようなものがなかったり、もっと、内容を豊富にして、スピーディーに出来ないかと思ったりしますので、何かいい方法がないかと、考えてみました。
有りました。
 読み上げしたいものをExcel等に、リストアップして、読み上げソフトに、ドバッと入力し、読み上げさせるのです。
 利用するアプリは、以前紹介しましたTTSreader、 https://ttsreader.com/player/
は、いかがでしょうか。直接、コピー&ペーストでできますし、「Open」や、「read web page」を利用することもできます。(無料利用:5000語/日) 読み上げ速度の変更もできます。マイナーな言語も取り扱ってくれます。
 そこで、ちょっと気になりますのが、無料使用に制限のあることです。と言うことで、制限のない『Google翻訳』を、調べてみました。速度の変更は、標準、やや遅め、遅めの3段階ですが可能です。
 更に、テーマ別や場面別にデータを収集しておきますと、すぐに使えて、便利なので、これからデータを収集し、提供したいと考えます。
 本当は、2言語識別してくれる『読み上げソフト』がありますと、母語と対象の言語を交互に準備しておきますと、聞き流しの一歩手前の段階のトレーニングができるのですが・・・・。
 OCRのFineReaderは、数言語区別して、認識してくれるのですが、・・・・・。

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その313 発音考察 5

2024-08-06 17:03:35 | 6.私の感想・考え
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特殊音(拍)の聞き取り
 どこかで、学習者に対して、ディクテーションを行ったら、抜けている「かな」が有りました。それが、特殊音でした。と言う話を思い出しました。
 何だ。この現象を利用しますと、ご自分が、特殊音を聞き取れているかどうか、ネイティブに頼らなくても、ご自分で、知ることができるじゃないですか。
 すなわち、読み上げソフトで日本文を読み上げさせ、ご自分で、書き取りを行うのです。
更に、それを、「VoiceTra」に話しかければ、良いのです。
以前「その291音声読上げ」で紹介しました「TTS」は、読み上げ速度も可変なので、好都合です。
 ご自分で、現在の聞き取りの実力がわかり、そして、トレーニング後の進歩の度合いも、知ることができるでしょう。

  また、日本の童謡を歌うのが宜しいというアドバイスもあります。英語の歌は、音符に音節を割り当てていますが、日本語の童謡は、モーラないしは、フットを割り当てています。童謡を歌うことによって、日本語のリズムを身につけることができるかも知れません。
 私の英語も、アメリカンポップソングが助けてくれているのかも知れません。
 ということで、もし、連母音が聞き取れていない場合には、KIMIKO先生の方法母音法。ないしはリオ式英語のやり方を日本語に応用して、連続聞き取りを繰り返してはどうでしょうか。
 その他、特殊音(拍)の促音、撥音が聞き取れていない場合は、ミニマルペアを繰り返してください。

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その312アーティキュレーション

2024-08-04 17:00:30 | 6.私の感想・考え
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発音考察 (4)
 何か面白い話題がないかとYouTubeを見ていましたら、「アニメの日本版が宜しい」とあり、なぜそう云うことわり方をするのか、ちょっと気になって、覗いてみました。更に、日本語がわからないのに、日本版が宜しいとのことです。
 よく言われていますのは、日中のバイリンガルの方が、中国語から、日本語に切り替えて話を続けますと、人が変わったようだと・・・。何か、感じるものがあるのかな??
 日本語は低音域の言語であり、ハイ・コンテキストな言語というのが、その理由かと思いますが、彼らは、声優さんの話法に魅入っているようです。
 ということで、舞台俳優や声優の方々が、行うアーティキュレーションを思い出し、見てみました。
 彼らは、日本語を母音語として認識し、明晰で耳に美しく響かせるための発声方法として「母音法」というトレーニング方法を持っていて、それを使って、トレーニングしているようです。
 訓練方法としては、例えば「おはようございます」を「おあおーおあいあう」と母音だけで発音し、一つ一つの母音が等間隔に並ぶよう何回も訓練し、出来るようになったら子音を入れてみるという形がとられるそうです。
 英語話者は、母音を省略して、子音だけで話しても、聞き取ることができるという話がりますが、日本語の場合も、母音だけで話しても、少しは通じるように感じます。もしかするとこの方法でトレーニングを行うと、日本語が聞きやすくなったり、発声しやすくなったりするかも知れません。ぜひとも学習者に試して欲しいと考えます。
 ということで、アーティキュレーションの例題を、フラッシュカード化して皆さんに紹介しておきたいと考えます。
Articulation
「母音法トレーニング」
あらゆる言葉を母音に分解して発音するトレーニング法です。
「おはようございます」は、「おあおうおあいあう」。
「はじめまして」は「あいえあいえ」。
「いらっしゃいませ」は「いあっあいあえ」。
「よろしくおねがいします」は「おおいうおえあいいあう」。

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その311 発音考察 3

2024-08-02 07:33:27 | 6.私の感想・考え
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発音考察 3
 私の考え方と同じようなところがあちこちに見受けられますので、まだまだ、大事な情報が埋もれているかも知れません。全部の動画を当たってみることにしました。
 超上級者向けになっていて、並の学習者にとっては、話を、理解するのが難しいでしょうから、そういう情報を見つけ、易しく噛み砕いて解説したいと考えます。
 私が今回行ったアプローチの仕方は、「聞き返さない」がキーワードですが、KIMIKO先生の場合は、「訛をなくす」でした。しかし、期せずして、特殊音(拍)に辿り着きました。日本語風のリズムを会得しますと、伝わりやすく、違和感のない日本語に辿り着けそうです。
 そして、母音主体の日本語に対して、連母音が、発声できない、聞き取れないというのは、どうみても、日本語教育の致命的な欠陥で、そこに誰も手を付けていないのは、画竜点睛を欠き、日本語教育は、全く教育の本質を捉えていないのではないでしょうか。

 リオ小池さんの英語レッスンとKIMIKO先生の日本語レッスンは、同じ現象を英語に使うときと、日本語を使うときとが、真反対の使い方をしなければならないと言っているようです。
 英語は、ぶつ切りにしてはダメで、日本語はぶつ切りにしなければならないと言うような・・・。日本人の英語は、チョッピーなのだそうです。なら、彼らの日本語を、チョッピーにすれば、特殊拍にたどり着けるかも知れません。
リオ小池さんの言を借りますと下記のようです。
Folkは、英語には、ホォオク(一音節)、日本語には、ホークかホ、オ、ク(3モーラ)
Coffeeは、英語には、コォオヒィ(一音節)、日本語には、コーヒーかコ、オ、ヒ、イ
Roomは、英語には、ルゥウム(一音節)、日本語には、ルームかル、ウ、ム

 通常、初心者には、例外を除いて大きな流れだけを選んで、教えるほうが良いと考えます。しかし、特殊音と呼び、名前からして、例外的なものと誤解し、後回しにして取り扱って来ましたが、外国人に取っては、母語にない日本語の発音なので、決して例外的に使うものでもなく、頻繁に会話に出てきますので、真っ先に取り扱うべきものではないでしょうか。
 この特殊な発音形式を克服しませんと、まともな日本語になりません。難しいですけれど最初にクリアしないと、しょっちゅう足を引っ張られてしまいます。
容易に身につく、暫定解決方法が欲しい。
KIMIKO先生は、外国人の9割が発音できない長音で、
お母さん、忙しい、空気、ケーキ、学校と言う言葉を使って、それぞれ
あ:おかーーさん。おかーーーさん。おかーーーーさん。
い:いそがしーー。いそがしーーー。いそがしーーーー。
う:くーーき。くーーーき。くーーーーき。
え:けーーき。けーーーき。けーーーーき。
お:がっこーー。がっこーーーがっこーーーー。
と、それらの母音が聞こえるまで、引っ張りなさいと教えています。
それがクリアできれば、更に、柔らかく、
あ:おか~さん。
い:いそがし~。
う:く~き。
え:け~き。
お:がっこ~。
と発音するようにと、教えておいでです。

 その他、口の開き方もアドバイスされています。
日本語の発声域は、低音域で狭く、口を開かずに、発声するため、日本語のアクセントも差が少なく、彼らは、その差を「差」として、捉えることができないようです。私は、低音域で狭いというのは知っていましたが、そこから先は、思考が停止していました。
リオ小池さんは、英語で、「英語喉」を作りなさいとおっしゃっています。すなわち、スマイルの口の形状であり、更に「イー」といったときに、首の両側の筋が出てきて、その時の喉の位置が、英語喉の位置だそうです。
私は、理論的にどうだか分からなくても、しっかり観察して、暫定的に大部分をカバーできる解決方法と言うのに非常に魅力を感じます。
しっかり観察し、実験し、復元できるのを確認して法則になり、学問になっていくので、決して学問が先にある訳ではないと考えます。


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