ばばちゃんのおっちゃんの日本語の先生への道

日本語の先生になろうと一念発起いたしました。

その47 鼻音、促音、拗音3

2020-11-11 20:56:44 | 8.ミャンマー語独習

鼻音、促音、拗音3

 カタカナ発音を参考にしてミャンマー文字と実際の発音とのズレを検証し、正しい発音を定着させようとしています。そのために、拗音と撥音、拗音と鼻音の結合語を、エクセルを使って、マトリックス表記し、PDICの検索機能を使って、点検してみようとしています。拗音と撥音の組合せを母音ごとに表示し、更に26種の字母についての点検です。膨大な作業量ですが、2種類の辞書、すなわち、辞書1(指さしリスト)と辞書2(GigaDict)で、一致、不一致の音節を点検しています。初心者に必要なものと、それ以外の方のもの、更に、ほとんど使用されないものもあって、それらはネグレクトする必要が有ります。これもカタカナ発音の載った参考書があったからの発見で、そのまま、ミャンマー文字だけで勝負していますと、いつまでたっても首をひねり、迷路に迷い込んでいたかもしれません。文字と実際の発音にズレのあるのが発見ができたことは、今後の学習の大きな力になってくれるものと考えます。(これにつきましても上手く図表で表現できましたらアップロードしたいと考えます。)

 PDICに音節だけの辞書も付け加えましたので、拗音と促音、撥音で合成された音節も追加しました。お陰で、発音に迷ったときは、即、検索できますので、これで、スピーディーになり、発音にも自信が持てるような気がします。

 カタカナ発音付きの辞書が準備出来ましたところで、トレーニング用のフラッシュカードの整備にも取り掛かっています。先ずは、自らの発音の整備のために、動物、果物、野菜の項から取り掛かって行きたいと考えています。

 試しに、VoiceTraを使って発音を点検してみました。ミャンマー文字もだいぶ分かりかけてきましたので、多少とも修正をかけられるようになり、正答率も向上し、機械にも聞き取って貰えるようになってきました。いきなりカタカナを頼りにVoiceTraを使ったときは、散々でしたが、徐々に、目論見通りになって来た感じが致します。

 フラッシュカードの中のカタカナの付いていない単語につきましては、音節辞書を使ってカタカナを付け加えています。出来たものをVoiceTraに向って話しかけますと、何と何と、正しい日本語が出てくるではありませんか。成功です。

 この先、フラッシュカードのミャンマー文字を見て、発音し、VoiceTraでその発音の良し悪しを検証して行く。ついでに、単語も覚えて行く。更に、軌道に乗れば、短文も行う。そして、ある程度実績が上がりますと、もう、幼児の会話が出来、多少とも、相手の言葉が聞き取れるようになっているのではないかと推測いたします。

 せっかく開発しました(PDICを利用しての、)カタカナ発音付きの辞書データ、音節辞書のデータをミャンマー語を学ぶ方に配布したいのですが、HPやブログへの組み込み方が分かりませんので、どうしたものかと考え中です。校正したり、推敲したりする能力も時間も有りませんので、雑然としていて、間違いも含んでおりますが、それでも、構わないとおっしゃる方が有りましたら、お分けしたいと考えます。実際には、ミャンマー語が読めるようになりますと、もう、無用の長物になりますので、そこへたどり着きますまでの橋渡しの教材というスタンスです。パーフェクトにする必要もなく、素早く、目的が達成されれば、もうそれで、お役御免と考えています。

 参考書では、著者の方がカタカナ表現に正確を期そうと、いろいろ工夫されていますが、それよりも、ミャンマー文字を見て、いろいろ発音を工夫し、ミャンマー語に近づける努力をしてください。『VoiceTra』が評価してくれます。『VoiceTra』が正解と認めてくれましたら、まず、正解として、間違いないでしょう。

 ミャンマーには135の民族が居るそうなので、恐らく135の方言が通用していると推測します。多少なまっていても実用に差し支えないと推測します。


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その46 鼻音、促音、拗音 2

2020-11-06 06:23:21 | 8.ミャンマー語独習

鼻音、促音、拗音 2

 Winさんの記事も読み返してみました。やはり、7母音、促音(声門封鎖)、撥音(鼻音、「ん」)で終わる複合母音)がマスター出来れば、ミャンマー語が出来たも、同然とおっしゃっていますね。今まで、そのことを、正しく理解できていませんでしたので、あっちへフラフラ、こっちへフラフラしていましたが、やっと方向が定まりました。

 記事を参考に『表』にしたり、フラッシュカード化したりして、訓練し易いようなトレーニング教材にしようと考えています。表を利用することで、多少は、便利にはなりましたが、まだまだ、瞬時とは参りませんね。そこで、単語の実例を挙げて、パターン認識を利用して覚え、レスポンス良く発声できるようにしなければと考えます。

 winさんの記事には、促音の資料は有りましたが、頻度の多い鼻音の資料が有りません。自家版のPDIC(15万語、検索機能付)を利用して、それぞれを調べまとめ上げたいと考えます。

 そして、サンプルを抽出していて気が付きました。今まで、いくらやってもビルマ語文字の読めないその理由が・・・・・・・・。

 単純にそれだけを表す拗音のサンプル語を抽出してみますが、残念ながら、その発音は、私の予測とは異なります。どうも、それは、拗音と、促音、あるいは撥音とが、更に合体して、別の音に変化しているからのようです。まだまだ、貴重な発見が有るかもしれません。もう少し道草を食ってみたいと考えます。

 こんなのもありました。『င်္ဂ』、『င်္ခ』、『န္ဒိ』、『န္တ』、『င်္ကျီ』、等々。

ယ်』は、撥音の仲間だとばかり思っていましたが、母音『』の第2声というのを全く忘れておりました。


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その45 カタカナ発音付き単語の収集

2020-11-01 06:26:28 | 8.ミャンマー語独習

カタカナ発音付き単語の収集から

 単語の収集方法は、予め単語集から日本語とカタカナ発音をエクセルに抜き出し、それらを「Google翻訳」と「TexTra」を使って、ミャンマー語に訳出させます。

 オリジナルの単語集と比較し、そのまま利用できるもの、一部修正して利用できるもの、そして、全く利用できないものがあり、それらを処理して、エクセル上に私家版の単語集を作成します。更に、PDIC化して、利用しやすくします。結局、3,000語程度の単語をいじったことになり、作業を進めていて、いろいろ気の付いたことが有りました。

 英語からの借用語が結構ありました。後程、集約したいと考えます。

 ミャンマー文字を入力する場合、主として、「LEXILOGOS」を使っています。最初は、記号を一つずつ入力していましたが、数個の塊で入力できる程度に慣れてきました。そして、母音にもある程度反応できるようになりました。

 字母だけは、ア段。頭に丸だけ()は、イ段。下に棒だけ()は、ウ段。前に、6の変形()だけは、イに近いエ段。頭に()は、口を大きく開けるエ段。前後に()と()が付くのは、開口の広いオ段。上下に()と()が付くのは、開口の狭いオ段等々。パーフェクトではありませんが、かなりな部分を、素早くカバーしてくれるものと考えます。

 能率が上がってきたのは、恐らく、それぞれの記号の使用頻度もある程度分かってくるようになり、ある種のスペリングのパターンも分かるようになってきたからではないでしょうか。前項の鼻音、促音の記事もそういう感じを受けたからの発想です。

 そして一番気になりますのが、三者の訳語の取り扱い方です。「Google翻訳」と「TexTra」と単語集の単語と三者が一致するもの(これは全く問題ありません)、「Google翻訳」と「TexTra」は一致しますが、単語集と一致しないもの、どちらか片方が単語集と一致するもの、そして三者全くばらばらのものが出てまいります。「Google翻訳」と「TexTra」の訳語が一致しているものは、恐らく、頻度の高いものだと推測しますが、単語集の単語と一致しない場合、どちらが一般的かどうかの判断が私にはつきません。

 基本になるスペリングに余分に数文字付いているものとそうでないものが有ります。私としましてはミャンマー文字のスペルが文字数の少ない方が良いのですが、これも、どちらが一般的かどうかの判断が付きません。(本当は時間が出来ましたらこの辺も勉強して、問題解決出来たらと考えます。)

 スペリングが長いので何とかならないかと考えますが、観察しますと、単語と単語が組み合わさって新しい概念の言葉(新語)を表わしています。日本語で言いますと、訓読みの言葉そのままで、連結したような形なので、どうしても長くなるようですね。(日本語の場合、大抵漢字の熟語になっていて短縮化されていますが)

 単語集に出ている長いスペリングの言葉を、Google翻訳に翻訳させますと、「インスタント食品」は、「すぐに食べられるドライフーズ」、「カシミヤ」は、「とても柔らかいヤギの毛」、「バスタオル」は、「大きなバスルームタオル」となっています。非常に丁寧な説明になっていなっていて、分かり易くなっていますが、スペリングの長い言葉は、恐らくこういった類のものと推測します。その単語を細かく分解すれば、そのあたりがよく分かると考えますが、まだGoogle翻訳は、未成熟で、分解しますと、とんでもない訳語ばかり出してきますので、全く参考になりません。

 カタカナの発音が有りますと、発音上の仲間言葉が見つかりやすくなります。グループで捉え易くなります。ミャンマー文字だけでは、仲間言葉が発見できません。

 一応教材は揃いましたが、単語だけでは、あまりモチベーションが上がりそうにありませんし、実用的でもありませんので、今後は、実用的な短文をもう少し集めることにしています。ネット上の会話の参考文は、丁寧で、長すぎますが、「すぐに話せる」は、短文ですし、すべてカタカナが付いていますので、スタート時点は、この方がいいのではないでしょうか。幼児の会話は、3~4語からなる短文の集まりと理解していますので、とりあえずは、その辺を目指すことにいたします。


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