ばばちゃんのおっちゃんの日本語の先生への道

日本語の先生になろうと一念発起いたしました。

20150725

2015-07-27 16:22:09 | 7.私の日誌
日本語指導者講習

 前回の我々の実習について、講師から、皆の一生懸命さ、熱心さを評価していただきましたが、これからが本番のようです。

 今回は、先生の経験された予想外の事例について、多く説明が有りました。
 単純に聞き逃したり、認識がないので、聞き飛ばしてしまったりとか、色々なケースが起こるようです。そこで思い出したのが脳科学者の話。「60%単語が分かれば、90%話の内容が理解できる」で、まだ10%残っているのに、100%分かったと、教える方が、勘違いしてしまうこと。則ち、残りの10%で、食い違いが起こっていないか気を配らなければなりません。
 また、学習者が、気の利いた話し方をした時は、たまたまか、別の場面でも同じように気の利いた使い方ができるのかどうか、吟味する必要が有るそうです。
でも、我々がそれをするためには、何か一本筋の通ったようなものを持っていなければダメなように感じました。すなわち、身近な例で言いますと、使っている教科書を、一冊丸暗記するのが、一番の近道のように感じました。(今までそれはしたくないなと思っていましたが・・・・・)

 また先生は、入門初期の学習者に対しては、板書、教科書を使わずに、口頭の会話によって、授業を進めているとの話でしたが、これは納得です。
「表音文字で育っている人は、耳で勝負していますが、表意文字で育った人(特に日本人)は、目で勝負をしています。」と言うのが、私の実感だからです。普通の日本人は、ご自分の小学校、中学校のスタイルしか知りませんが、必ずしも、それが、最適かどうかは、吟味する必要が有りそうです。


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