再度取り組み
やはり何としても、自家製の単語帳(辞書)が正しく作動してくれないと、効果が上がらず、イライラします。もう、前に戻って、ミャンマー語学習のスタートをやり直そうかと考えました。以前『その26』で述べましたことを実行に移せていませんでしたので、再度、トライアルしてみたいと考えたのです。
ただネット上の記事を見ていますと、皆さんこの辺りをあまり述べておられません。最初の文字と発音との取り組みをどんな方法でクリアなさったのでしょうか。大学の先生の言葉は、やたら難しく、なかなか理解できません。もっと素人向けの易しい説明の仕方がないのでしょうか。ノンネイティブには正しい発音が出来ませんが、それに近づけるための便宜的な方法が、きっと有ると考えますので、そう言った説明が欲しいですね。
有声音/無声音とありますが、日本語の濁音と清音で説明していただければすぐ分かりますし、有気音/無気音につきましても、韓国語の激音/濃音と説明いただければわかり易いと思います。韓国語を勉強していない人には、「カットバセ!」の「か」と烏が、「カァ!カァ!」の「か」の違いですと説明しますと分かりやすいかと思います。また、ミャンマー語の基本字母表には、概略それらが分類整理されています。
最初は基本字母表を覚えるだけで良いのかと取り掛かりましたがさにあらず、それらはほぼ子音で、それぞれ母音が7種類あります。またそれぞれに、声調が3種類づつあるのです。
26(28)の子音は無理やりも覚えなければなりませんが、母音や声調を表すための付加的な文字がありますが、これらは、その傾向を把握できれば、ある程度グループ化が出来、覚え易くなるのかも知れません。
子音中で、そのままでも有気音であったり、文字の下に、左巻きのしっぽ(「ှ」)を突けますと、他の子音であっても有気音化します。また、大きな丸(「ွ」)を付ければ、「ワ」が入ります。例えば、日本語の古語で「官」を「クヮン」と発音していましたので、我々にとりましても、さほど難しいものではないと考えます。
右上に付く「်」(アタッ)の文字は、日本語の「促音」(っ)と同じように使う場合と、撥音といますとか、「ン」の発音があります。そして例外として付くのは、母音「え(ē)」と「お(ό)」の第2声の表示です。
等々、母音に使う文字や子音の補助記号、声調表示に使う文字をグループ化して捉えますと、理解や記憶が簡単なのかもしれません。
そうやって、考えているときに出会ったのが、 『30日で覚えるビルマ文字(オリエンテーション編)』と言うShunさんと言う方のサイトです。私が探していた学習方法です。私の考えを後押ししてくれますし、試行錯誤が減少します。自信をもって取り組むことができます。
先ず数字から取り組みなさいとのことです。仕事で、外国語を使うとなりますと、即必要な言葉が、数字です。これがスラスラできますと、ただ者ではないというのがすぐわかります。更に、ミャンマーにおいては、ミャンマー文字の数字があちこちに見受けられます(路線バスの番号等)ので、適切なアドバイスだと考えます。大きくグループ分けして取り組むような説明です。例外は後回しです。
私はこの先、もっと、ミャンマー文字に慣れるように、工夫してみたいと考えます。上記の学習だけですと、まだスピードが足らないと思いますので、レスポンスをよくするため、フラッシュカードを使ってのトレーニングの教材を準備したいと考えます。
ミャンマー語のスペリングの短い身の回りの単語を集めます。Shunさんは「カタカナを使うな」とのアドバイスですが、アルファベットも使います。(ただとんでもない間違いを防いだり、思い出し易くするためのもので、初期のテンポラリーユースです)。語彙としては、後ほど役に立つように、料理、食材(野菜、果物等)、体、動物等を選びたいと考えます。
次に、SS式を参考に、頻度の高いフォームの短文を集めます。それぞれを、Google翻訳に発音させ、しっかり聞き取り、次に、VoiceTraに向かって発声し、日本語に翻訳させます。成功すれば、あとは単語を入れ替えるだけで、ある程度、通用する筈です。
更にに、動詞、形容詞。それらのフォームにつきましては既にフラッシュカード化してありますので、それらを利用して、トレーニングしますと、更に、洗練されたものに変わっていくものと期待いたします。