HIROの周辺

日々の暮らしの出来事をスナップ形式で切り取っていこうと思います。FC東京の事、登山の事も含めて。

2024年 観戦レポート アウェイ ヴェルディ戦

2024年04月15日 | FC東京

4月13日(土)

桜のピークは過ぎましたが、新緑が芽吹き始めて

調布にも春が到来しました。東京外語大の並木道に明るさが戻ってきました。

快晴の味スタです。

この日が再び訪れるのを、首を長くして待っていました。

J1のリーグ戦で、東京ダービーが開催されるのは

2008年以来、16年ぶりとの事。

私たちが最初に東京ダービーを

スタジアムで観戦したのは確か2005年、

その時は前半に先制されるも、同点で折り返し、

試合終了直前に、栗澤選手のパスを、ササ選手が

右斜め45度からゴールに突き刺して逆転勝ちした試合でした。

その前からも試合は見ていましたが、

この時の興奮は未だに鮮明に覚えています。

その次の東京ダービーは2008年、

フッキに先制されるも、後半羽生選手のミドルシュートで同点として、

アディッショナルタイムに長友選手がゴール前で交錯したボールが

ゴールに入り逆転勝ちしました。

その時の監督が、現ヴェルディの城福監督。

今日は味スタを本拠地としている2チーム。

本意ではありませんが、アウェイ扱いなので、

我々が入場してから、応援の方々が、

コレオの準備をしてくださっていました。

この方々のおかげで、この雰囲気が作れている。感謝です。

この素晴らしいコレオをオフィシャルから拝借します。

J2に参入してから、東京を冠した最初のチームとして、

東京ダービーだけは負けられないという気持ちが強い。

前々節の浦和戦、前節の鹿島戦も盛り上がりましたが、

他でもない、今日のこの対戦相手こそ、我々が一番熱くなる試合です。

 

前半、PKで失点、その後自陣でのパスミスから追加点

更にはレッドカードで、0-2で10人となってしまった前半。

でも、少なくともゴール裏の雰囲気は

この少ない人数でも点数を取らせるという

熱気に包まれていました。

後半開始後は、人数のアドバンテージがあるヴェルディに

ボールを回され、敵陣にボールを運べませんでしたが、

後半20分過ぎに右SBの白井選手がインターセプトして

そのままフルスピードで敵陣にドリブルで持ち込み

グラインダーのセンタリングを寺山選手がスルーし、

先日、完全移籍を果たした遠藤選手のゴールで1点差。

更にゴール裏の応援は、すさまじいの一言。

アディッショナルタイムには、波多野選手のピンポイントの

ロングフィードをエンリケ選手が落として、

それを拾った仲川選手が、遠藤選手に預けて

値千金の同点ゴール。

その後もチャンスはあったものの、

そのまま試合終了。2点差を10人で追いつきました。

ピッチの選手とサポーターの熱い想いが一つになって

点数につながったこの雰囲気を肌で感じました。

でも2点目のゴール後、選手はゴール裏に集まってくれましたが、

寺山選手だけがボールを持ってすぐに試合を続けようとしていました。

今日は、引き分けで喜んではいけない、勝たないといけないという思いを

あそこで共有できていればもっとすごい結果になったかもしれない。

ダービーは負けてはいけない。

それを体現した今日の試合は次に繋がるはずです。

少なくとも後半のあの気迫は、

完全にヴェルディの選手より上回った。

この雰囲気が久しぶりに味わえて、

私はヴェルディがJ1に戻ってきてくれたのは良かった。

そして特にJ2時代、ゴール裏のサポーターの数が

あんなにも少ないのにずっと応援し続けていたコアな

緑サポーターの想いが叶ってよかったと思う。

今までゴール裏で応援していなかったのに

J1に戻ったとたんに、また足を運んでいる

緑のサポーターも多いんだろうな。

 

チームがいい時も悪い時も背中を押すのが

サポーターなのだとするのであれば、

やはりチームは勝ち続けないといけないし、

戦う姿勢を存分に見せることでしか、

にわかファンを虜にさせてコアなサポーターを増やしていくしか

今日のようなスタジアムの素晴らしい雰囲気は作れないと思いました。

そして東京ダービーがこれからも続けば

無邪気に緑色の服を着て、FC東京の応援に来る方もきっと減るでしょう。

でもダービーは勝ってこそ。

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