HIROの周辺

日々の暮らしの出来事をスナップ形式で切り取っていこうと思います。FC東京の事、登山の事も含めて。

つらつらと

2021年05月11日 | ウォーキング
5月11日(火)

大学でワンゲル部に入部した時、
当時は新大久保に本店があった、
石井スポーツに連れて行かされて、
ズタ袋のように大きいキスリングと
重い革の登山靴とロングソックスと、
雨具を購入しました。ニッカは
父親の持っていたやつを使うことにして
買いませんでした。大学名と部のロゴのある
紺色のカッターシャツも
ユニフォームとして購入しました。
そのシャツは、山中では脱いではいけない
しきたりになってました。
あの頃ファブリーズがあれば、
匂いのせいで諍いが起こる事も
きっとなかった事でしょう(笑)。

最初の錬成合宿の時に、
今ではあんなことしたら廃部になるかも
知れないので書きませんが(笑)、
何とか家に帰って、登山靴を脱いだ時に
靴下はなかなか脱げませんでした。
足裏のいたる所の皮がむけて、
血が固まってしまったせいです(笑)。

革の登山靴には、そういう「儀礼」を経て
靴に足を慣らしていく、みたいな事が
当然だと教えられましたが、
今そんな登山靴ばかりだったら、
きっと山登りはブームになってないでしょうね。

でも、大学からの帰りに
新大久保の石井スポーツや、
高田馬場のカモシカスポーツやニッピンに
よく寄り道してたものです。
ワンゲルは集団行動ですから、
ちょっと植村直己さんのような
過激な登山部経験者ではないものの、
単独行に憧れもあって
カモシカのエスパース、
ニッピンはメスナーのテントは
欲しいなあと思ってました。
でも、高校の時の友人から譲り受けた、
カモシカのエスパースは、
30数年経った今でも現役で使えます。

あの頃、あれだけでかいキスリングに
紐も結べないほど重い荷物を入れて、
よくもまあ登れたものだと思います。
機能というものの進化には、
本当に有難いものだと思います。

なんて事をツラツラ思い出しながらの
早朝ウォーキング。







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