11月13日(木曜)
意図的に、若い社員と差しで飲む機会がなんどかあって。
安い店でですが(笑)。
自分の若い時を思い起こせば、
どこをどうみてもかなわないくらい。
入社したてなのに、英語のコレポンは普通にするし、
海外に電話しろと言えば、物怖じせずに電話する。
それはそれで素晴らしいことです。
ある本に、とても府に落ちた言葉がありました。
『知能』とは、『答えのある問い』に対して、早く正しい答えを見出だす能力のこと。
『知性』とは、『答えのない問い』に対して、その問いを、問い続ける能力のこと。
『知識』とは、『言葉で表せるもの』であり、『書物』から学べるもの。
『智恵』とは、『言葉で表せないもの』であり、『経験』からしか掴めないもの。
『知性』の本質は、『知識』ではなく、『智恵』である。
これは、ある意味社会の真理だなあと思います。
学校における評価はどうしても知識が基準になるかと思いますが、
社会で求められている事は、
目の前に顕れる問題を解決する力なのであって、
知能と知識だけでは駄目だというのは深く同意するところです。
とはいえ、社会人を何十年もやっていると、
知識だけで評論家を気取る輩もいるわけですから、
結局のところは、学生も社会人もなくて、『どう生きているか』なんだと思います。
昨日の自分から常に脱皮することを、
幾つになっても恐れずに生きて行きたいと思う次第でございます。
難しいけどね。