hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

『シルバー川柳7』を読む

2017年10月21日 | 読書2

 

 公益社団法人全国有料老人ホーム協会、ポプラ社編集部 編集『シルバー川柳7 寝坊して雨戸開ければ人だかり』(2017年9月8日ポプラ社発行)を読んだ。

 

 2001年に社団法人全国有料老人ホーム協会の設立20周年を記念し、高齢社会、高齢者の日々の生活等をテーマとして募集したシルバー川柳も、今年7回目を迎えた。

 

 入選作20句を含む88句が紹介されているが、以下、私の推薦句を5句だけご紹介。

 選定結果は、結果的に入選句だけになってしまった。

 

温かく 迎えてくれるは 便座のみ     圓崎典子・女性・茨城県・53歳・パート

 

紙おむつ 地位も名誉も 吸いとられ    厚木のかずちゃん・男性・神奈川県・73歳・無職

 

付いて来い 言った家内に 付いて行く   山本敦義・男性・愛媛県・83歳・無職

 

ペットロス 主人の時より 号泣し     岩谷紀子・女性・東京都・76歳・主婦

 

できますと 家族を泣かす 認定日     中川潔・男性・福井県・53歳・会社員

 

 

私の評価としては、★★★(三つ星:お好みで)(最大は五つ星)

 

 身につまされ、あるあると笑いながら読める。年取ったらこんな本を眺めながら笑い飛ばすのも良いかも。

 

 句自体はネットの「シルバー川柳」で紹介されている。

この本では、多くが、右側ページに句が、左にユーモラスな絵が描かれており、ゆっくり楽しめる。

 

 

 

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