hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

タミフルとリレンザ

2009年06月20日 | 健康


明日からフランスに行くので、しばらくこのブログはお休みします。30日ごろ、再開するつもりです。



そこで、今回は、ようやくマスコミや舛添さんのはしゃぎすぎがおさまってきたインフルエンザの話。

この騒ぎで、5月のオーストラリア旅行をキャンセルしたが、5月にはたいしたことなかったオーストラリアでは、今、冬に向かい感染者が増加している。また、日本でもあちこちでパラパラと感染者が出て、話題にもならなくなって来た。結果からみれば、あの時、行ってしまった方が良かったようだ。

そこで、一週間ちょっとだけ、フランスに行くことにした。かかりつけの医者のところに行ったついでに相談したところ、「今のところ豚インフルエンザは、タミフルとリレンザに耐性を持っていないようなので、感染してから48時間以内に飲めば、治るか、すくなくとも軽症で済む。一応、用心のためにタミフルか、リレンザを出しましょう」ということになった。

フランスはとくに心配な場所ではないし、高齢者は感染しないとの話もあるが、空港や飛行機の中にはいろいろなところから来た人がいて、万が一ということもある。帰国してから接触した方々に(奥さん以外に濃厚接触する予定もないが??)御迷惑をおかけしてもいけないので、奥さんはタミフルを、私は、ならばとリレンザをもらった。
予防のための服用は保険外なので、両方とも、治療代と薬代で10日分、8千円弱だった。
薬が違うので、一方が異常行動を起こしても、他方が止められるだろうと思ったが、医者は、異常行動の原因は薬でなくインフルエンザそのものだと思っていると言っていた。



4月30日の「抗ウイルス・マスクと求めて」に書いたマスクのほかに、さらに医療者用のマスクも手に入れたが、息苦しくて1時間もかけていられないものなので、マスクだけでは防ぎきれないようだ。もともと、マスクは他人にうつさないためのものなのだろう。



インフルエンザ・ウイルスは増殖スピードが速く、たった1つのウイルスが24時間後には約100万個に増殖するという。感染したら早めの処置が必要だ。
ウイルスが気道の粘膜細胞に侵入し増殖することにより、急激な発熱(38℃から39℃以上)から始まる。

熱が出て、感染したと思ったら、一日2錠飲むが、予防のためであれば、一日1錠でよい。奥さんがもらったタミフルは、錠剤でただ飲むだけだが、



リレンザは吸入式で機器の扱いが多少ややこしい。



「glaxosmithkline」社のリレンザのビデオによる解説が分かりやすい。
glaxosmithkline.co.jp/healthcare/medicine/relenza/index.html

まず、カバーをはずし、



トレーを引き出す。



両側のグリップを押しながら、トレーを外す。



薬の入ったディスクをのせ、



トレーを差し込んで、もとに戻す。



ふたを立てると機器の爪がディスクに穴を開ける。この薬は湿気に弱いので、穴を開けると、すぐ吸入しないと効き目がなくなる。



そのまま水平にしたまま、息を吐いてから、吸入口をくわえて深く息を吸い込む。このとき、空気孔をふさがない。



吸入器を口からはずし、そのまま2、3秒息を止める。
もう一度、トレーを引き出して、戻すと、ディスクが回転し、2回目の薬がセットされる。ふたを立ててディスクに穴を開けて、吸入する。
カバーをはめて終了。予防は、一日一回、2回の吸入を行う。


では、しばしのお休みとなります。



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