hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

桐島洋子「バンクーバーに恋をする」を読む

2010年03月07日 | 読書2

桐島洋子著「毎日が発見ブックス-バンクーバーに恋をする-大人の旅案内」、2010年2月、角川SSコミュニケーションズ発行を読んだ。

桐島洋子が、惚れ込んでついに家まで買ってしまい20年以上も通い続けているバンクーバーを紹介する。といっても、彼女のことだからどのガイド本にもある名所などではない。心落ち着く森、浜辺や洗練された街並みの散歩道、オーガニック・ショップ、友人の豪華な家などお気に入りの場所やライフスタイルの紹介だ。そして、バンクーバーからの小旅行先として、アーティストが住むソルトスプリング島、隠れ小島の島コルテス島、バンクーバー島、夏のウィスラーや、ワインの里オカナガンバレーなどを紹介する。バンクーバーの魅力を堪能できる写真が豊富にある(高木昭仁撮影)。

目次
バンクーバー
私の家/散歩道/バンクーバーらしい買い物/グランビルアイランド/友人のお宅拝見/気楽な食べ歩きガイド
島へ山へ
ソルトスプリング島/コルテス島/バンクーバー島/ウィスラー/オカナガン/注目のワイン産地



私の評価としては、★★★★☆(四つ星:お勧め)

バンクーバーに既に一度行った人は是非この本を読んで欲しい。一度目はツアーに含まれている名所めぐりで良いだろう。しかし、2度目以降は、この本にあるような、海、川、山、森、島、お屋敷、レストランなどバンクーバーの奥深い魅力を知り、自然と同時に便利な都会があるバンクーバー生活の一部でも味わって欲しい。さらに、足を延ばして近郊や、バンクーバー島など周辺の島々を訪ね、できれば住人と知りあって欲しい。



桐島洋子
1937年東京生まれ。作家。1972年『淋しいアメリカ人』で大宅壮一ノンフィクション賞受賞。以来著作・テレビ・講演などで活躍しながら、かれん、ノエル、ローランドの3児を育て上げる。50代で子育てを了えてからは、“林住期”を宣言。仕事を絞り、年の数カ月はカナダで人生の成熟の秋を穏やかに愉しむ。東京の自宅にオトナの寺子屋「森羅塾」を開き、セカンドライフの活性化に努める。



かくゆう私は、2006年に2週間、2007年は2ヶ月滞在したが、その後も何度も計画、予約したのに事情で中止になって結局2回行っただけだ。その間、バンクーバーで著者と知り合う機会を得て、お菓子の家のような桐島宅を訪問したり、古希の祝いのパーティに参加したりした。知り合った何人もの人もこの本に出てくる。東京の森羅塾にも一度お邪魔した。歳を感じさせないパワーと早口には驚かされる。



2006年の「バンクーバー・ロングステイ下見



2007年のバンクーバー訪問記6月7月(ただし、gooブログは20までしか表示できない)





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