hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

京都で紅葉狩り(2)詩仙堂、圓光寺、東福寺

2023年11月30日 | 観光

               

はや16年前になってしまったが、2007年の12月初め、京都の嵐山、嵯峨野、奥嵯峨野を歩き、さらに翌日、北東部にある詩仙堂、圓光寺を回り、古刹の雅の中で、炎のようにあでやかな紅葉を堪能した。
前回に引き続く京都の紅葉狩り。

 

 

翌日、京都の北東部にある宿から、詩仙堂、圓光寺、曼殊院に行った。

 

落柿舎(らくししゃ)は、芭蕉の弟子・向井去来の閑居跡。当時、庭にあった40本の柿の実が一夜のうちにほとんど落ちてしまったことから名づけられた。

 

コスモス越しの落柿舎

 

詩仙堂の石段を登り、門をくぐると、

 

楼のある建物がある。

 

部屋から、緑の植え込みに引き立てられた紅葉を愛でる。

 

庭には、赤、朱、黄が鮮やかな一本の大きな紅葉があり、カメラの砲列に囲まれている。

 

大原女の格好をしたお掃除のおばさんの話では、この木が鮮やかな期間は毎年一週間位しかないという。めぐり合いに感謝。

 

詩仙堂を出て、北へ数分行くと、圓光寺がある。

 

本堂の前には、竹の筒に耳を当てると水のしたたれる音が響いて聞こえる水琴窟がある。澄んだ、かそけき響きが震えながら遠くに消えていく。こんな上品な遊び心を持った日本人を誇りに思ってしまう。

 

座敷に続く廊下に座って、ただボーと庭園の朱色の海を見ていると、「極楽、極楽。なにをあくせくすることがあろう」と思う。

 

この後、曼殊院へ。

 

建物の外廊下をぐるりと回り、お庭を拝見。

 

枯山水に紅葉。

 

これでもか! 参った!

 

修学院駅から叡山電鉄に乗る。

 

 

まだまだ時間があると京都駅南の東福寺へ回る。

 

ここもすべてが見事な紅葉。

 

あの高台へ登らねば。

 

すごい人並。

 

押しのけての上から写真を撮るのははあきらめて、下からパチリ。

これが「ほんまもん」と負け惜しみ。

 

こちらも遠くから眺めるだけ。

 

おもむきあるこちらも、

こちらも、

掃除は一体どうするのか、ばかり気になってしまう。

 

このあと、京都駅から新幹線で横浜へ戻った。

わずか二日の京都だったが、ともかく紅葉を堪能し、もみじ尽しの行楽だった。

 

 

コメント
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