「三鷹市美術ギャラリー」で4月12日(土)~6月22日(日)まで
行われている「マリー・ローランサン展」を見に行った。
いつも会期末ギリギリに行くので、このブログに書くころにはほとんど会期が残っていないことが多い。
パリ生まれのマリー・ローランサン(1883-1956)は、
つかの間の爛熟した平和のひととき、「狂乱の1920年代」の
パリで有名になった女性画家の先駆者だ。
パステルカラーの簡潔で優雅な色使いで、夢見る乙女を
淡く柔らかく描き、日本でも、特に女性に人気だ。
本展では、初期の自画像から始まり、独自の作風を確立後の
優雅な女性像を中心に約70点を展示している。
数としては、デッサン(リトグラフ)など小品が多いが、
ため息がでそうな色使いの少女像も並ぶ。
私は今回初めて知ったが、、長野県茅野市の蓼科湖畔の
マリー・ローランサン美術館は、観光客減少のため2011年
9月30日閉館したそうだ。問題もあったようだが、作品に罪はない。
残念!