所用があり阿佐ヶ谷駅で降りた。中央線で何千回となく阿佐ヶ谷駅を通過したが、降りるのは初めてだ。駅の北口はどこにでもある駅前の風景だが、南口正面にはどでかい水道局の建物が壁になって、駅前一等地を占拠していた。
用を済ませてから北口数分の阿佐ヶ谷・神明宮へ参拝した。
大鳥居をくぐり、左に社務所、右に能楽殿を見て、正面の瑞祥門(神門)を見る。ひろびろしてなかなか立派な神社だ。
昨年の再整備にお金を出した人がたくさん。
門を入ると左に祈祷殿、前方に拝殿がある。
拝殿から、お賽銭箱越しに本殿が見える。小銭を投げ入れて二拝二拍手一拝する。
瑞祥門を出ると、看板に厄年の表がある。幸い私はどれも該当しないが、あなたは?
「世界人類が平和でありますように」と書いた柱が境内にあった。
ところどころに見かける柱で、新興宗教のものと思っていたが、調べてみると、もともとは新興宗教だが、ピースポールといって宗教を超越した(?)存在になっているらしい。裏側にはラテン語?で書いてあった。
大鳥居に向かう途中、和服の花嫁、花婿とすれ違った。堂々と歩いてくる花婿がいかにも怖い人なので、通り過ぎてから、後姿をパチリ。
3人だけの神前結婚とはオツデスネ。
駅への帰り道、通りの左側が大きな木の森になっている。看板には杉並区の保存樹林(けやき他)とある。
広大な個人の屋敷のようで、この門から品の良いご夫人が出てきた。
維持ご苦労様です。
阿佐ヶ谷もなかなか良い町でした。