嵐山
JR嵯峨野山陰線で花園まで戻ります。
【妙心寺 退蔵庵】
応永11年(1404)建立
山門をくぐり
方丈(本堂)を抜け「余香苑」に向かいます。
庭の入口
うわあ・・・
出迎えてくれたのは見事な紅枝垂れ桜
まだ三部咲きというところでしょうか。
圧倒的な存在感
昨年のJR東海「そうだ 京都、行こう」キャンペーンの主役の桜でした。
予習していたわけでなく、帰ってから復習しました。
心に残る桜の一本です。
藤棚の下で一休み
奥の山から谷を通り瓢箪池に流れ込む川という設計
日本の庭・・・奥が深いですね。
藤の季節にまた眺めてみたいです。
つくばいと水琴窟
耳をすませないと聞こえない水琴窟の音は動画でも残しました。
二日目の朝、水琴窟の夢で目が覚め、
なんて風流なの、と思ったら
先に目覚めた姉が動画を見ていたのでした。(笑)
でも京都らしい最高の目覚め。
方丈前で国宝「瓢鯰図」(国宝)の模本を見て、方丈に上がります。
この張り紙を見て以来、
お参りの時はお願いではなく、感謝をするようになりました。
枯山水庭園「元信の庭」
室町期に作庭されたそうです。
室町・・・・!!!
「不変の美」を座って鑑賞していたら、ちょうど方丈で法事が始まり、
僧侶が唱える般若心経がすぐそばに聞こえます。
ありがたく聞き、その声も一緒に動画で庭を収めました。
穏やかな時間が過ごせました。
陰の庭
入口の桜ごしに見る敷砂の庭
どこを見ても絵のような風景
【龍安寺】
朝のスタートが早かったので姉の最初の予定通り立ち寄れることになりました。
桜満開の鏡容池
山門をくぐったときには
こんなに大きな池が広がっているなんて想像もできませんでした。
枝垂れ桜の下はいつも人が賑わう。
ここは特に外国の方が多かったです。
石庭
桜はまだ咲いていませんでした。
世界的に有名なこの石庭
こんな感じでみなさんが見ています。
人が多くても、国が違っても、
この庭から感じる気は、
季節季節によって心持ちによって変わってくるものなのでしょうか。
眺める場所によっても感じるものが変わります。
名刹たる所以ですね。
外から見る壁も素敵です。
桜苑を抜けて、広い池の周りを一周。
今回の桜旅で見た桜は何百本になるのか分かりませんが、
この桜は有名なものではないのですが心に残る一本。
姉妹揃って好きな桜でした。
ここまででやっと1日目のお昼です。
いったいいつこのレポートは終わるのでしょうか。
その4 「祇園・東山編」に続く。