鹿王院の縁側で
駅からすぐのお馴染みの天龍寺に入ると
獅子岩
渡月橋はライトアップされていませんでした。
しばらく渡月橋の上で見惚れてしまいました。
渡月橋の上で満月が観られるなんて
座って暮れゆく空を眺めながら
夜の過ごし方を考えていました。
桜も青紅葉も紅葉も
日の光の下で見てこそ、と思っているので
ライトアップは好きではありません。
でもせっかく京都に来ているのですから
暗くなったからと言って
カフェやお店巡りをするのももったいない。
ライトアップで有名な
高台寺、知恩院、天寿庵、北野天満宮、東寺、
嵐山の花灯路など結構行っています。
行ったことがないところで近くは…
と探してみると
嵐山・天竜寺塔頭・宝厳院がありました。
今度は嵐電に乗ってまた嵐山へ。
もう暗くなりましたので歩くのはなるべく少なく。
1時間後の再びの嵐山駅は灯りが濃くなり
もっと幻想的になっていましたが
観光客寄せですね。
the観光地の嵐山は
冬なのに浴衣のような着物を着た観光客でいっぱいです。
別に着物警察ではないのでいいのですが。
駅からすぐのお馴染みの天龍寺に入ると
もうすでに薄暗く
前の2人連れについて行かないと
どこかに迷い込むような心細さ。
さっきまで賑やかな通りにいたのに
さっきまで賑やかな通りにいたのに
一歩足を踏み入れるだけでこの違いです。
人を寄せ付けない暗闇が忍び寄る。
京都の夜は暗闇過ぎて
魑魅魍魎が潜んでいそう。
姉と一緒だった時か、
灯りの消えた円山公園を外から覗いただけで
その漆黒の深さに怖くて逃げ帰ったことがあります。
昼間ウキウキサクサク歩いた場所も、今頃は
街灯もなく別世界になっていることでしょう。
ライトアップは苦手と言っていたのに
ぼんやり浮かび上がっている妖艶な光に
本当にホッとさせられました。
17:30から始まるライトアップに
しばらく行列を作って待ちました。
獅子岩
出口を出たら、案内の人に
天龍寺内はもう真っ暗なので
桂川沿いを歩いて帰るように言われました。
桂川沿いは花灯路で道標になります。
渡月橋はライトアップされていませんでした。
18時前
月が上ってきました。
しばらく渡月橋の上で見惚れてしまいました。
渡月橋の上で満月が観られるなんて
ラッキーです。
水面に映る月光も神秘的でした。
渡月橋がライトアップされてなくてこそ
月明かりが余計に映えたのかもしれない。
どんなに観光地化されても
京都の奥深い神秘的な部分は
都ができてから
ずっとずっと変わってきていないのでしょう。
そこに惹かれ続けるのだと思う。
太陽と月に恵まれていい1日だった。
阪急電車に乗ろうと駅に向かっていたのですが
手前のバスターミナルに
京都駅行きの京都バスが停車しているのを見て
もう乗り換えもしたくない
ただ座っていたい
と言うMAXの疲れが押し寄せ
小一時間かけてバスで京都駅まで戻りました。
18:14嵐山発19:02京都駅着
まだ伊勢丹が開いている時間だったので
お土産を買いB2の穴場551に迷うことなく直行。
ここでは豚まんや焼売を買うだけではなく
食事もできます。
初めて食べてみることにしました。
ムフフフ
昼はカレーうどん
夜は海鮮焼きそば
どちらも舌を焼く粉もんばかりの1日。
豚まんはお土産
お腹も満腹、心も満腹
今回も充実の弾丸日帰り京都旅になりました。
山登りと同じくらい歩きたおしています。
番外編に続く。