元京都市会議員鈴木マサホ「ひとくち日記-日々是好日」

鈴木正穂の身辺雑記として「ひとくち日記」を復活。人生100歳時代。コロナに負けないでどこまで書き続けられるか。

本会議と週末は忙しい   5月19日ー21日

2017年05月30日 | 日記

●鈴木マサホと未来の京都を語ろう!
     
       <初夏の市政懇談会>

日時  6月11日(日) 午後4時開会(受付午後3時30分)  
会場  ホテル「平安の森」 (左京区丸太町通岡崎神社前下車 
               (電話 761-3130)
          
ゲスト 門川大作市長、前原誠司衆議院議員、福山哲郎参議院議員、

報告  「地域力と団塊・世代シルバー世代のこれから」
     真下仁志氏
     (未来の京都公共政策社会問題研究会事務局長・住菱総合政策研究所)

会費  6000円  (食事付)

ご参加いただける方は6月7日までに鈴木マサホ事務所に
電話075-761-5537
FAX  761-5591 
mail suzuki@masaho.comでお知らせください。
始めての方もお気軽にご参加ください。


●5月21日(日)

    <朝粥の会 「桜、日本の心を映す花」>
 
 日曜日は、朝粥の会。「桜、日本の心を映す花」と題して、同志社大文学部美学芸術学科教授・吉田山の里山を再生する会の清瀬みさをさんが、山中の一雑木であった桜は、何時からどのようにして日本の国花となったのか、スライドを用いて、万葉、平安時代から歴史の流れに桜花の変容をたどっていただきました。
 「花見」のいわれや「花は桜木、人は武士」の意味、そして徴兵制と「同期の桜」のことなど、桜の社会史と文化史のお話でした。ええ勉強になりました。感謝です。
 
 昼前、上京区は元聚楽小学校跡にある京都インターナショナルスクールの評議会。決算報告や今後の学校運営方針など、もちろん英語での会話です。最近、喋る機会もなくなっていますが、簡単な自己紹介は京都弁の英語でできました。
そして簡単なランチをみなさんと食べていただいて午後は高槻に。

    <辻元清美議員の新緑さわやかパーティー>

 高槻に降り立つのは20年ぶりぐらいかな。駅前がえらく変わっていてビックリ。島本・高槻が選挙区の辻元清美議員の新緑さわやかパーティー。背の高い浜田高槻市長、この春の選挙で維新自民公明の推薦の候補者を打ち破って当選した弱冠32歳の山田町長、八尾の田中市長に、宝塚の中川智子市長に加えて、高槻の商工会議所の人、そしてわが前原議員も激励に。国交大臣の時、彼女は副大臣だったんですよ。
 そして福山議員が乾杯の音頭。ぼくは彼女がピースボート時代の若い時から、また社民党のよしみで知っているのですよ。各周辺都市の無所属の自治体議員も含めて壇上にて挨拶。ぼくも一言喋りました。そして反貧困問題で活躍した湯浅誠さんと河内屋菊水丸さんが背広姿で応援に。市民運動や労組のメンバも含めて多彩な人々が集まってました。立食はちょっとつらい。
 がんばれ清美!茨木市議の田中総司さんと久しぶりの再会。お元気になられてよかった!
 
    <上高野消防分団の激励会>

 4時過ぎには退席して、JRで京都に戻る。新快速だとわずか15分なんやね。
 
 夕方、上高野小学校での上高野消防分団の激励会。京都市消防団総合査閲に左京代表で出場するので、この1年、さぞご苦労をされたことでしょう。規律ある通常点検と、ポンプで消火訓練をする操法訓練の日頃の成果を披露。左京選出の府市会議員に前原議員、そして上高野の各種団体のみなさんが激励。左京代表でがんばってください!なお左京には27の消防分団があり日夜、防災や火災予防に頑張っていただいています。ありがとうございます!

●5月20日(土)

 朝、飛鳥井ワークセンターの飛鳥井まつり。開会前のあわただしい時に関係者にご挨拶だけして退出。

 市原野の知的障がい者施設「わかば」の理事会。緑が綺麗ですよ!とある事案が発生してまもなく1年。この間、色々と前向きに改善を図ってきている。決算報告や事業報告、新役員の選任も。スタッフのみなさん、頑張ってくださいね。
 
    <鴨沂会 記念講演会> 

 それから公益社団法人鴨沂会の定時社員総会。すでに総会は終わっていたが、役目がら記念講演会の司会を仰せつかった。京大教授の小山静子さんが、「女性が教育を受けることはどのようにとらえられたかー1900年代と1960年代における議論」と題して講演。
 明治30年代に女性の高等教育機関への入学するときの困難さや当時の新聞小説に女学生を揶揄したマンガなど紹介も。また1960年代は「女子学生亡国論」なる言葉が流行していたが、隔世の感ですなあ。今や女子学生が元気です。
この鴨沂会、府一高女の卒業生のみなさんが営々と気づいてこられた団体だが、今は公益財団として教育や伝統文化の普及などにも力を入れているが、高齢化が進んでいて色々と課題が多いね。

     <桑原武夫先生のこと>

 懇親会を途中で退席して、太秦天神川のサンサ右京へ。右京区役所と交通局などのあるビルに右京中央図書館がある。桑原武夫先生のコーナーの見学に。
 実は、新聞でも大きく報道されたが、1988年桑原先生が逝去されたのち、先生の蔵書が京都市に寄贈されたのだが、その蔵書が1万冊、全部廃棄処分されたのだ。教育委員会から連絡を受けたとき、なんやて!どういうこっちゃ!とぼくは怒った!ぼくは生前、相国寺の近くのご自宅まで伺ったこともあり、現代風俗研究会でもご一緒したこともあり、学生時代から敬愛していた先生だった。1978年京都市は世界文化自由都市宣言を発しているが、梅原猛先生らと起草された。生涯学習センターアスニ―の初代所長でもあり、「創造的市民」のよく読んでいた。国際交流会館が完成したとき、館内に桑原先生の書斎も設けられていたが、その後諸事情で右京図書館に移転して桑原武夫コーナーが設けられた。蔵書はスペースの関係で向島図書館に保管されていたという。その蔵書が、ご遺族に了解を得ることなく、廃棄されたのだ。
 右京図書館のコーナーには先生の写真や経歴が記されていて、改めて先生の業績を知り、その偉大さを思うのだった。廃棄されたのは無念だ!いずれにせよ教育福祉委員会でその思いを発言しようと
思う。

 夜は、吉田神社境内での剣鉾の練習に。春の氏子講社の大祭での剣鉾の披露はすでに終わったが月に2回の定例の練習日。京都造形芸術大学の剣鉾女子や岩倉の上蔵町の神輿担ぎのメンバーも参加して、それに京大の物理の阪上先生が60の手習いで熱心に練習に参加されてますよ。この7月末には第四錦林小学校での吉田ふれあい夏まつりでも差すのでそこに向かっての練習です。ぼくもぼちぼちがんばろう!

●5月19日(金)

    <本会議 代表質問>

 今日は本会議、代表質問。自民が富、島本、道端議員が、共産は西野、堀議員が、公明は吉田、大道議員が。そしてわが民進からは西京区選出の天方議員が登壇しました。

 各議員の主な質問項目は以下の通り。
文化庁の京都への全面的な移転、「明治150年」に向けた積極的な取組、更なる安心・安全のまち京都、 市内周辺部の生活交通を支える民間バス事業者の支援、敬老乗車証制度、市内中小企業の人材不足問題に対する支援、健康長寿のまち・京都推進プロジェクト公契約基本条例制定後の現状分析と今後の取組、子ども若者はぐくみ局の取組、待機児童数の現状、地球温暖化対策、市立高校における特別支援教育、働き方改革、
 「共謀罪法案」、高浜原発再稼働、介護保険「新総合事業」、市営住宅ストック活用計画、市営住宅の空き部屋改修,バリアフリー化、教育行政、就学援助の対象拡大,入学準備金、教職員の働き方,運動部活動ガイドライン、少人数学級の推進、区役所業務の集約化・民間委託、子どもの貧困問題、子育て世帯を支援する住宅政策、
 自転車走行環境の充実、持続可能な都市の実現に向けた取組み、人権文化政策の推進、レジリエント・シティの取組み、図書館の新しい役割、健康長寿京都食育プランなどについて質問。

 で、わが民進党議員団の天方浩之議員の質疑の項目は、少子化対策、外国人観光客対策、多様な宿泊施設の提供、文化を知る機会の提供、新しい公園利用のあり方、洛西地域のまちづくりについて、今後の広報、パークアンドライドや自転車利用の環境充実、地域公共交通の利便性向上について、市バス西系統の維持と交通機能の強化、「民泊」問題について 淡々と質疑。

 このところ、市会で特に共通して話題になっているのが、民泊問題、国においても新法が審議中だが、違法な民泊に対してどのように対策を講じるのか、住民の生活を一方で脅かし、同時に観光客の宿泊場所の確保のためにも必要だという意見とが交錯しているのです。本会議は4時過ぎに散会。
 
 夕方、山科駅前で連合京都市内地協のみなさんとストップ長時間労働、共謀罪反対で街頭演説。2年先の市会議員選挙にでる小島信太郎君も初々しくマイクをもってアピール。山科のみなさん、よろしく!
今夜は久しぶりにラーメン。久しぶりに銀閣寺交差点西の「てっぺん」。マスター,2世が誕生して張り切っていますよ。
 

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