元京都市会議員鈴木マサホ「ひとくち日記-日々是好日」

鈴木正穂の身辺雑記として「ひとくち日記」を復活。人生100歳時代。コロナに負けないでどこまで書き続けられるか。

本会議と予算特別委員会  5月17日・18日

2012年05月20日 | 日記
●5月18日(金)

     <予算特別委員会 補正予算を審議>

10時から3つの分科会に分かれて、補正予算を審議する予算特別委員会。ぼくは第2分科会で保健福祉局との審議。
ひとつは子ども手当から児童手当に変更される制度改正に伴うシステム改修費として2100万円が計上されている。自民党の委員からは、子ども手当に関して民主党への批判、公明党の議員はシステム改修に対する事務量の多さに対する意見など。反論してみようかと思ったが、沈黙しておきました。
 もう一件は、23年度国民健康保険事業における不足見込額の繰上充用の補正予算。まあ色々と各会派から意見も出たが、累積赤字が41億円。他の分科会では、京都会館の再整備事業や関西広域連合加入に伴う分担金、また西京区の水道の配水管に破損によるガス管破損事故における損害賠償額が議論になっていた。
わが分科会はちょうど正午に散会。

午後、時間が空いたので思い立って、保健福祉局の担当者に連絡をしてもらって伏見区は育英館が運営する関西語学学院を急遽、訪問することに。というのは、市立看護短期大学の存続は、佛教大学への移管が自民党の反対で白紙になり、またその後、他大学への働きかけも不調に終わり、この春に育英館が名乗りを上げたので、教育資源に係る優先交渉事業者の選定の委員会が設置され議論された結果が月曜日の委員会で報告、議論されることになっているので。どんなところか知っておきたかったのだ。
 突然のぼくの申し出にも係らず松尾理事長さんらが応対していただいた。感謝したい。中国との友好の思いや学校の沿革、また看護師養成の思いなどを語っていただいた。委員会では、それを踏まえて議論したい。
 
 夕方は、事務所に相談ごと2件。とある知的障害者の施設の改築のこと、また京都府が管理する河川の境界明示のこと。 夜は第三錦林小学校のグランドで査閲の訓練に励む浄楽分団と錦林東山分団を激励に。それぞれ新しい新分団長のもとに気合が入っている。がんばってください。

●5月17日(木)

    <本会議 代表質問>

10時から各会派の代表質問の本会議。自民の長老の高橋議員に始まって、西村、島本議員が、昼の休憩を挟んで共産の西野、井上議員が、そしてわが民主からは小林、2期目の山本議員が、3時の休憩の後、公明の青野、井上議員が質問に立った。それぞれ市政の課題と地元課題などについて質疑。
 答弁では、平口、塚本副市長、またこの4月の人事異動で局長になって初めて登壇する理事者はちょっと緊張気味に登壇して答弁。亀岡での暴走車による事件もあり通学路の安全確保も大きなテーマになった。
 わが同期の小林議員は、例によって文化のこと、トリウム溶融塩炉のことなどを質疑。最後のところで、過日亡くなった梅林等元議員のことに触れて締めくくった。享年78歳。色々とお世話になり、叱咤激励もしていただいた。残念でならない。心よりご冥福をお祈りいたします。
 若手の張り切りボーイの山本議員は、市政協力委員の業務の見直しやロードプライシングのこと、ごみ減量と環境教育の充実について、そして発言席に自殺予防の相談センターの電話番語をパネルにして議場とテレビカメラに示しながら、自殺対策の強化について質疑をした。このところの本会議では、野次もそれほど飛ぶことなく、淡々と進んでいくなあ。
 
 午後4時半ごろ散会。夜は、近くの錦林小学校グランドで左京区の消防分団の査閲に向けて練習に励む岡崎、川東分団を激励に。共産党の某議員も操法訓練に頑張っていたよ。



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正副議長交代  5月14日ー16日  

2012年05月20日 | 日記
●5月16日(水)

    <議長に大西議員、副議長に山岸議員>

 10時から正副議長の交代の市会本会議。去年選挙後、議長に小林正明議員が就任したが、ちょっと問題を起こして3か月で辞任し、異例の中継ぎで2度目の登板になった井上与一郎議長が就任したのは去年の8月。まずは辞任挨拶のあと、議長選挙。欠席もなく69人の議員が全員記名投票で一人づつ正面の投票箱に投票。自民党の大西均議員が54票、無効票が15票で目出度く79代議長に就任。満面の笑みを浮かべて就任の挨拶。
 それからわが議員団の安井勉議員が副議長を辞して、投票の結果は、共産党の北山議員が15票、わが議員団の山岸たかゆき議員が54票で87代の副議長に。3期目で48歳かな。若くして副議長になってよかったね。これも数の力だ。驕ったらあかんよ。
 新しい正副議長がこうして決まったが、1年交代がいいのかどうか、議論があるところだが、これも京都市会の慣例ということで成り行きやな。その後、補正予算やその他の議案について委員会付託することを決めて散会。本会議場で予算特別委員会を開いて正副委長の互選。

 午後、忙中閑あり。京都大学総合博物館での金環日食展に。過日、大野館長の要請で吉田今宮会として300キロの「天儀」を運び込んだこともあり、日食も話題になってきたので見に行く。古代から現代までの日食に関する様々な資料やまもなく映画化上映される「天地明察」の主人公、文学者の渋川春海のことや京大日食観察隊の記録など多彩な展示。いやはや宇宙の神秘を味わいました。
 21日は、早朝の農学部グランドでの観察会に行ってみよう。晴れたらいいなあ。
 
 夕方は、西院の連合京都で議員フォーラムの幹事会。気持ちのええ天気だったのでママチャリで30分。今後の日程や活動方針を決める。その後、メンバーで懇親会。細田会長とは、笹野選挙以来の付き合い。もう20年ほど前のことか。あの頃二人は若かったなあ。

●5月15日(火)

    <市会改革推進委員会>

 10時半から新年度になって初めての市会改革推進委員会。議会基本条例の制定の方向で京都市会の基本理念・あり方について各会派議論を集約してきたが、共産党がまだまとまらないということで先送り。どういうわけか、共産党は後ろ向きなのだ。
 以下、個別項目として本会議の速記者による速記録の廃止、会議資料のペーパーレス化、海外行政調査、議員き章の廃止、本会議の配置の改善について議論。まあ色々と議論はあったが、議員き章、すなわち議員バッジの廃止は新聞ネタやな。一個4万5465円が高いか安いか、また毎回当選したら渡す必要がないのではないかとかの議論。海外行政調査は京都市会ではもう6年かな、実施されていないけれど、ぼくも住民監査請求されて、ちょっと返還した経験もある。府議会では実施されているそうだが、まあ財政状況も考えたら当分自粛やな。
 ともあれ、この市会改革推進委員会は市会事務局が他都市の状況など説明するが、基本的には議員同士の議論で面白い。合意するまでには時間がかかる、まあぼちぼちですわ。

 午後3時には、京都地方法務局へ。人権擁護委員協議会の高齢者・障害者の人権委員会の会合。初めての参加で様子見かな。元市会議員の砂川祐司さんと久しぶりに会う。大病を克服されてお元気な様子で何よりです。社会福祉施設の訪問活動や今後の研修会の日程などを議論。日程が合えばできるだけ参加したいと思っている。

●5月14日(月)

    <5月定例市会始まる>

 5月定例市会の始まり。10時から本会議。会期は28日の15日間を決定して、市長が冒頭に提案説明。
 特に関西広域連合の加入について、「東京一極集中を打破し、国の地方分権改革を進める」と思いを述べた後、
 星川副市長から、京都会館再整備の設計費7600万円、ロームの命名権収入52億5千万円を基金特別会計に積み立てる議案や、西京区で昨年水道管が破損してガス管を損傷させた事故で上下水道局が大阪ガスに支払う9億8900万円の損害賠償金も特別会計に計上された議案や国民健康保険特別会計の繰り上げ充用、また市道の認定や廃止などの議案などの提案説明。淡々と終わる。

 午後は事務所で締切間近の民主党の党員、サポーターの名簿集約と継続のお願いなど電話作戦。政権後退してから迷走する民主党、小沢問題を抱えつつ消費税問題などもあり、なんとなくお願いするもの気が引ける。ほぼ目標を達成したが、しっかりして欲しいよ。わが周辺は小沢元代表が出ていってもらった方が良いというのが大勢やな。

 夕方は、吉田神社の総代会。役員が揃い、23年度決算報告を聞く。今年の節分はちょっと参拝客が少なくて減収だった。大安の大角正幸さんと久しぶりに祖父の思い出話。大安の創設者大角安冶郎さんとぼくの爺さん、鈴木増次郎は兄弟なのです。

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