元京都市会議員鈴木マサホ「ひとくち日記-日々是好日」

鈴木正穂の身辺雑記として「ひとくち日記」を復活。人生100歳時代。コロナに負けないでどこまで書き続けられるか。

紅葉の時、北朝鮮が砲撃 11月21日ー24日

2010年11月28日 | 日記
●11月24日(水)

 10時から本会議。補正予算など委員会付託することや基本計画調査特別委員会の設置を決定。また市会議員や市職員、教員の期末手当の支給を削減することなども可決。共産党は市職員と教職員の給与カットには反対したよ。
 また追加議案として、国の地方活性化交付金などを活用した22億円の補正予算について提案説明があり散会。

 昼休み、介護保険に関わる会の梶宏さんと昨今の京都市政について四方山話。
 午後2時からは、共産党議員団が提案している議員報酬3割削減について審議する市会運営委員会が開催。共産党の議員が提案説明。自民、民主、公明の議員が質問に。過去に報酬や定数削減などの諸問題については、市会改革委員会など設置して全会派の合意を得る努力がされてきたが、今回は、選挙前の共産党のパフォーマンスやないかと思っている。ぼくは今回市会運営委員会のメンバーではないが、同僚の議員らと傍聴する。議員同士の質疑は有意義だとしても、この間、5パーセントのカットをしているが、正直3割も削減したら色々な活動もできなくなる。アルバイトをせんといかんようになる。定数削減や費用弁償、年金など全体的な見直しをすることが必要だと思っているが、ともあれ議員定数削減の直接請求運動もあるので、これらの動向を見ながら会期末に向けてどう動くかな。

●11月23日(火・休日)

 朝、昨夜の雨も上がって京都会館中庭に。左京区民ふれあいウォークに吉田体育振興会のメンバーらと一緒に、紅葉綺麗な晩秋の南禅寺から哲学の道を歩く。行楽客の人の波。コースは詩仙堂までだったが、途中法然院の手前で抜ける。

 カナートは左京歯科医師会主催の「歯のひろば」に。「笑う口には福きたる」と歯磨きや禁煙の相談も。歯医者さんや歯科衛生士さんたちが色々と趣向を凝らして歯や口腔の手入れの大切さをアピール。ぼくも歯医者に行くのをちょっとサボってるなあ。

 昼は、韓国民団京都府本部の前団長の金有作常任顧問が韓国政府から国民勲章「冬柏章」の叙勲のお祝いの会。2期6年、「共生・人権・平和」をキーワードに多文化共生社会を目指して信念をもって活動されてきた。なんといって朝鮮通信使400周年記念の再現パレードは歴史に残る。スイスで1年間ほど多民族の中で仕事をされたことが多文化社会への実現を目指す原体験になっているという。これからも韓国民団のリーダーとして活躍してほしい。心温まる会でした。

 終わって京都駅のホテルでのコスモクラブ創立23周年記念の会に。第一部が「テツローに聞く、どうする日本、どうなる日本」というタイトルで内閣官房副長官の福山哲郎参議院が講演するということで楽しみにして行ったら、秘書が「北朝鮮が砲撃して来れなくなった」と耳打ち。「なんやて!」とびっくり。携帯でニュースを見ると23日午後2時半ごろ、韓国西方の延坪島(ヨンピョンド)に北朝鮮が砲弾して、韓国軍兵士2人が死亡したらしい。なんということや!福山副官房長官、当然来れないよね。しっかり危機管理たのむよ!

 で、プログラムは急遽変更になって、会長の清水三雄さんと会員である近藤正昭弁護士との対談。近藤弁護士は、NHKのバラエィ番組「生活笑百科」レギュラー出演していた人で、話術は達者。番組の裏話や有害鳥獣対策のことにも話が及んで勉強にもなった。続いて、北岡ちはる府会議員がこれまた鳥獣対策のことなど京都府の話。ブラジルに行った時、タレントの上沼恵美子さんに間違われたというエピソードも披露。顔も似てるし、よう喋るし。その後は会食。抽選に当たらず残念。今は当たらんほうがいいよな。

●11月22日(月)

 午前中、京都府議会は民主党議員団室に。京都自治体ネットワークの幹事会。ぼくが事務局長ということで田淵府会議員らと総会の開催についての打ち合わせ。府議会に行くのは、こういう会議の時だけ。市役所に比べて立派な議会棟があって広いしいいね。府議の皆さんしっかり仕事してや。

 市会は、委員会があったが、ぼくは所属していないので、午後は、26日の民主党のパーティ券を配りに回る、京都駅前のヨドバシカメラがオープンしていて駅前の雰囲気が変わった。丸物百貨店の頃がなつかしいね。

 夕方は、事務所にて雑務。ニュースは、「法相はいいですね。二つ覚えておけばいいんですから。『法と証拠に基づいて適切にやっております』『個別の事案についてはお答えを差し控えます』と何回使ったことか」とアホな発言をして国会軽視と批判されていた柳田法務大臣が更迭、辞表を提出したという。民主党の支持率は下がるし、ええかげんにしてほしい。

●11月21日(日)

 朝、9時過ぎに地元の近衛中学校グランドでの左京区総合防災訓練に。地元の吉田、聖護院、そして川東学区の自主防災会と消防分団が中心となって、区役所職員や医師会のメンバーらが活躍。

 ぼくは、わが事務所での2区総支部常任幹事会。公務多忙な中、久しぶりに京都に戻っていた総支部長の前原外務大臣も交えて来春の府市会議員選挙の取り組みについて議論。菅政権も色々と多難だが、われわれは黙々と自治体議員として責務を全うして、春に向けて頑張るのみ。大臣から励まされたよ。1時間ほどで会議は終了、大臣は東京へ。

 ぼくは近衛中学校のグランドでの左京総合防災訓練に走って行くとまさに左京区長の講評が終わった直後。来賓紹介にかろうじて間に合った!後片付けをする消防団員さんたちや自主防災会など地元の参加者にご挨拶。

 それから紅葉が綺麗なわが町内の宗忠神社へ。世界連邦運動協会(京都支部)の集いで、映像作家の海南(かな)友子さんが「美しい地球―地球人類の本来のあり方を考える」と題して講演。
 彼女は「ビューティフルアイランド」というドキュメンタリー映画の製作者。気候変動によって世界で最初に沈むと言われている南太平洋のツバル、またイタリアはアドリア海の真珠ベネチア、そしてアラスカはシシマレフ島の人々の生活を語る。わが議員団のメンバーであった砂川さんがツバルに行きその模様を熱く語っていたのはもう8年ぐらい前かな。ぜひ映画を上映してみたいね。そして紅葉の東山が一望できるわが町内の吉田山荘で食事をしながら、京都市の地球温暖化対策条例など環境問題などについて意見交換。

午後3時前には、修学院離宮の近くにある社会福祉法人「修光学園」の「修光まつり」に。秋の光を浴びて野外で楽しく音楽演奏もあり、やきそばなどの模擬店も。森昇理事長らと障害者自立支援法の改正のことなど懇談。民主党よ、しっかりしてほしいと激。パンが売り切れていたのは残念でした。
 
夕方、事務所に看板屋さんに来てもらって、わがポンコツ自動車の上に乗せる看板の見積もり。10日ほどで看板が付きそう。街頭行動にがんばらんとね。

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