元京都市会議員鈴木マサホ「ひとくち日記-日々是好日」

鈴木正穂の身辺雑記として「ひとくち日記」を復活。人生100歳時代。コロナに負けないでどこまで書き続けられるか。

菅直人さんに一票!9月市会始まる 9月8日ー10日

2010年09月11日 | 日記
●9月10日(金)

 議員会の2日目。保健福祉局からは、福祉施設の指定管理者のこと、補正予算で保育園の整備助成やホームレス緊急一時宿泊事業の拡大など。環境政策局から提案されている空き缶の持ち去り禁止のことについての質疑も。

 教育委員会は、東九条は陶化中学校グランドに建設が予定されている小中一貫校建設地において廃棄物混入土壌があり搬出等に10億円かかるという工事請負契約の変更についての説明。えらいこっちゃ。産業観光局は科学技術振興機構から無料貸与される研究機器を使っての共同研究事業についての補正予算、また京都駅前にこの夏、寄付によって音楽噴水が出来たが、その運営についてなど。
 
 昼、くらし環境委員会の正副委員長会議。というのは公明党議員団が議員提案として自転車マナーについての条例制定を上程するということで、その審議をするのが、くらし環境委員会になるという。17日の委員会で審議されることになるのだが、議員提案条例が審議されるのは6年ぶりかな。地球温暖化対策条例の改正に、空き缶持ち去り禁止のこともあるし、さて何時までかかるのかな。
  
 午後、わがカミさんの友人らが集まってくれて、ぼくの応援団として女性グループの会を結成してくれるとのこと。うれしいなあ。がんばらなくっちゃね。
 また24日に予定している岩倉での市政懇談会の打ち合わせなど。
 阪神タイガース、首位転落。がっくりだ! 

●9月9日(木)

 9月定例市会が告示。各会派議員会を開いて議案についての勉強会。この市会は、前半が補正予算や温暖化対策条例などの審議と後半が21年の普通・公営企業決算の審議。10月28日までの長丁場。

 産休明けの青木芳香議員も参加。行財政局からは83億円の補正予算全体の説明。また入湯税の会計ソフトを助成することなど。都市計画局からは向日市と隣接するキリンビール跡地の地区計画について。消防局はカラオケボックスなどの遊興個室の防火対策、燃料電池発電機設備のこと、下水道局は京北地域の簡易水道のこと、建設局は、駐輪場や「子どもの楽園」の指定管理者のこと、文化市民局からは、いきいき活動センターのことなど、交通局は補正予算でベビーシートの設置など。

 環境政策局は逮捕者が出たので、まずはまたまた謝罪。またアルミ缶持ち去り禁止のこと。地球温暖化対策条例の改正のことなど、総合企画局は、国際交流会館と大学コンソーシアムの指定管理者のこと、また基本計画第二次案についての説明。その後、議員会が開催されて今後の日程など報告。

 昼休みは、自転車でわが鴨沂高校に。文化祭の真っ只中。演劇コンクールやPTAのバザーも行われていた。そして伝統あるパレード「仰げば尊し」を見学。それぞれのクラスで山車を作って北運動場から丸太町、東山、河原町通を一周する。ぼくらのときは14クラス、紫野グランドまで行ったのだ。青春時代がなつかしいね。現役の諸君、がんばれよ!

●9月8日(水)

 昨日のくらし環境委員会の参考人招致のことが「京都市の溶融施設問題で、住重がミス謝罪」という見出しで京都新聞朝刊に掲載されていた。この間の経過や参考人招致のことが的確に書かれているので、そのまま引用しておく。

<京都市が発注した焼却灰溶融施設で試運転中に排水から基準の42倍のダイオキシン類が検出され、完成が遅れている問題で、市議会くらし環境委員会は7日、工事を請け負った住友重機械工業(東京都)の役員を参考人として招致し、原因や今後の対策について質疑した。市議会の参考人招致は2006年の不祥事特別委員会以来で2回目。招致したのは、住友重機の木下幸雄執行役員副社長と、三本昇専務執行役員エネルギー環境事業部長。
 木下副社長と三本専務は原因について「作業ミスと設計ミス、施工確認ミスが重なった。初歩的なミスで慢心や油断があった」と謝罪した。今後、ミスを改良した上で、新たにダイオキシン類発生を抑制するための活性炭吸着塔などを設置する対策を報告した。委員らは「新設する施設で生じる運営コストは住友重機が負担すべきだ」と相次いで要求。木下副社長は「誠意を持って対応したい」と述べたが、コスト増加の試算ができていないとして「今後、市と相談したい」と負担についての明言は避けた。また、4月の試運転時に施設内で作業していた29人について「ダイオキシン類などによる健康被害はない」と報告した。同社は今後、10月中旬までに改良工事を終えて試運転を始め、年内には市へ引き渡す見通し。
 工事の受注額は約114億円だが、市は稼働予定だった6月1日から1日約200万円の遅延損害金を、工事代金から差し引く措置を取っている。
 京都市焼却灰溶融施設とは、伏見区と山科区にまたがる東部山間埋立処分地の埋め立て期間を延ばすため、焼却灰を溶融し体積を2分の1に減らす施設。5月末に完成予定だったが、4月の試運転で施設内の排水処理施設から基準を超すダイオキシン類を検出。住友重機、市、有識者が5月に設けた対策チームの調査で、未処理の排水が処理後の水槽に流入する設計ミスや作業ミスが判明した。
 参考人招致とは、1991年、地方議会の委員会審議を充実させるため地方自治法に追加された制度。同法100条に基づく調査の証人とは異なり、出頭拒否などへの罰則はなく、参加は任意。公聴会に比べ、簡単な手続きで利害関係者や学識経験者らを招いて意見を聞けるため、全国の各議会が活用している。>(以上、京都新聞より)

 さて、さて民主党の代表選挙もいよいよ佳境。かつて名刺を交換した国会議員数人から「小沢をよろしく」、「菅をよろしく」と手紙が来ている。ぼくも地方議員として投票用紙が先日送られてきたので、毛筆で思いを込めて大きく「菅直人」と書いて郵便ポストに入れた。

 2382人の党員自治体議員のポイントは100ポイント。ドント方式で配分されることになる。国会議員411人、822ポイントがもちろん大勢を決するが、34万人の党員・サポーターの300ポイントとともに、それなりにぼくの一票も活きて欲しいなあ。

 午後連合京都にて連合議員フォーラムの幹事会。今後の調査研修旅行のあり方や総会の日程、また自治体要請の日程など決める。

 夜は、ちょっとサボっていたひとくち日記の打ち込み。京田辺市の39・9度の国内最高気温は観測台に草が絡まっていたとかで、嘘でした!笑い話や。

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