ひろかずのブログ・2

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平荘町・上荘町をゆく(22) 加古川市内で初となる小中一貫の義務教育学校「両荘みらい学園」の開校

2024-04-07 09:32:07 | 加古川市歴史探訪 平荘町・上荘町編

      平荘町・上荘町をゆく(22) 加古川市内で初となる小中一貫の義務教育学校「両荘みらい学園」の開校


 〈神戸新聞より〉


 加古川市内で初となる小中一貫の義務教育学校「両荘みらい学園」の開校記念式典が8日、同学園で開かれる。1日付で開校、8日は春休みを終えた児童生徒が初めて登校する日となる。新たな学びやが船出の時を迎える。(宮崎真彦)

 加古川市教育委員会は2020年、両荘地区の子どもの大幅な減少が予想されることから、同地区の上荘小、平荘小、両荘中を統合し、9年制の義務教育学校を設置することを決めた。統合で規模を確保し、教育環境の充実を図ることが期待されている。両荘中の敷地に増改築して整備。また同中に隣接し、老朽化が進んでいた両荘公民館も同学園敷地内に移設新築するとした。

 22年1月に公募で校名を「両荘みらい学園」に決定。高砂市出身の音楽デュオ「花*花」が校歌の作詞・作曲を担当した。校章は加古川市上荘町小野のイラストレーター前川裕美さんのデザイン案が採用された。

 教室棟や体育館が改修されたほか、2階建ての学校図書館を新設。中庭側が全面ガラス張りで、明るく開放的な空間を確保する。中庭の地面はゴムチップ製で、部活動でも利用しやすい仕様に。ビオトープの周辺にはベンチが設置され、待ち合わせやだんらんの場所として活用できる。

 同学園は、義務教育9年間の教育課程を弾力的に運営できる前期4年、中期3年、後期2年の「4・3・2制」を採用する。

 また、地域の自然や伝統文化、自身の将来などついて学ぶ「ふるさとみらい科」を新設するほか、1年生から英語科を導入し、一貫した英語教育を推進する。5~9年生時に海外協力校とのオンライン交流を行うなど、英語でのコミュニケーション能力向上を図るという。同市担当者は「地域に根ざした学びの場を設けつつ、グローバルな視野を持った人材育成を目指す」と話す。

 8日の式典は午後2時から同学園の体育館であり、花*花や校歌の編曲を担当した陸上自衛隊中央音楽隊の柴田昌宜副隊長も出席する予定。児童生徒が練習を重ねてきた校歌を初披露する。


 *写真:ガラス張りが特徴的な新設された図書館

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