フレンチレース
朝がたまで降り続いた雨も上がり、手話サークルから中之島バラ園へ出かけた。
このピエール・ド・ロンサールの壁で集合写真を撮ったあと、自由散策時間1時間でぐるりと回ったが、雨と風でバラの花がぐったりヨレヨレ、枝が倒れていたりで全体に精彩を欠いていた。
プロのバラ園でもこんだけダメージがあるんだから、うちのバラがヘナへナになったり、花びらがくっついたりの見てくれが悪くなるのも無理はない。
11時半、ランチに行く皆と別れて、ベンチで持参のおにぎりを食べ、京阪特急に乗って午後の水彩教室へ。
課題レッスンの明暗の見方描き方を鉛筆で実習して、いよいよ自分の撮った写真を元に絵を描きます。
昨夜は、どの写真を選ぼうかと2時間も迷って、A4で4枚カラープリントしてきたが、結局、明暗がハッキリしている尾瀬ヶ原のにした。
まずは、画用紙に下絵を描く。
元々、デッサンやスケッチ下絵、鉛筆画などは下手で好きちゃうし、早く色をつけたいけど、白黒コピーのを見ながらじっくり描きます。
「トレースをしたらデッサン力が付かないので、自分の手で下絵を描きなさい」と。
白黒コピーと画用紙に16分割の補助線を引く。
A4の幅の1/2は何センチ?とか寸法測ったりしたけど、そんなんせんでも引けるんだった。
補助線を頼りに鉛筆で大まかなスケッチの線を書く。
クチャクチャくっつくので練り消しゴムの使い方も習った。
向かいに座っている生徒さんも隣の人の絵も、皆、上手いのだ。
こんな人らに囲まれて、超初心者で始めたら、怖気づいて自信失くしてやめたくなるんちゃう。
スケッチ線ができたら、いよいよ着彩かと思ったら、同じ景色をハガキ画仙紙に鉛筆で明暗スケッチを描きなさいと。
あ、今日は色塗られへんなぁ。
けど、ちゃんと、自分なりに上手く描けた。
本日の勉強は「輪郭線を使わず明暗でモノを描く」
うーん、絵画だねぇ。
すごく楽しい。まだ、こんなに楽しい思いできることがあったんだ。
写真はパパッと感性で撮っちゃうけど、絵はコツコツ努力次第なところがやり甲斐があるというか。
しかし、甲斐がない結果が出たらどないしよ…と、ビビる気持ちも隅っこに。
次はいよいよ色を乗せる。