【最後部分に追記あり】映画館に足を運んだのは何と4か月ぶり。
見たい映画もいくつかあったけれど、とにかく忙しくてヒマがなかったというか。
今年のアカデミー賞の作品賞と脚本賞を取ったこの映画は事実に基づくお話である。
1990年代からアメリカボストンでカトリック教会の何人もの神父が児童に性的虐待を繰り返し、闇に葬られた事件があった。
新聞社のボストングローブの連続記事欄担当チームの4人が、2002年、教会組織の巨悪に挑む。
被害者と会い、関係者に会い、資料を丹念に読み込んで、地道にひとつずつ事実を積み上げていく。
そして、ついに大スクープを放つ。
登場人物の関係者の繋がりなど、名前や筋を追うのがせわしく、恋愛がらみや人間ドラマがあるわけでもなく、全体的に地味といえば地味だけど、何が何でも記事にするという執念がじわじわと迫ってくる。
ネットのニュースは刺激的で盛り上がるかもしれないが、やっぱり、深く掘り下げて整理、連載記事から全体像が見えてくるなど、新聞はいいです。
昔、十代のころ、父が何かを話題にしようとすると、私は「あ、それ、もう読んだ」ってひとこと答えて、話の腰を折ってしまい、会話が続かなかったことがよくあったっけ。(笑)
新聞や読み物が大好きだったからと、お棺の中には朝刊、タキイの冊子、教え子から同窓会案内、そして、私からのスイスの登山列車の絵葉書を入れてくれていた。
ありがとう。
見たい映画もいくつかあったけれど、とにかく忙しくてヒマがなかったというか。
今年のアカデミー賞の作品賞と脚本賞を取ったこの映画は事実に基づくお話である。
1990年代からアメリカボストンでカトリック教会の何人もの神父が児童に性的虐待を繰り返し、闇に葬られた事件があった。
新聞社のボストングローブの連続記事欄担当チームの4人が、2002年、教会組織の巨悪に挑む。
被害者と会い、関係者に会い、資料を丹念に読み込んで、地道にひとつずつ事実を積み上げていく。
そして、ついに大スクープを放つ。
登場人物の関係者の繋がりなど、名前や筋を追うのがせわしく、恋愛がらみや人間ドラマがあるわけでもなく、全体的に地味といえば地味だけど、何が何でも記事にするという執念がじわじわと迫ってくる。
ネットのニュースは刺激的で盛り上がるかもしれないが、やっぱり、深く掘り下げて整理、連載記事から全体像が見えてくるなど、新聞はいいです。
昔、十代のころ、父が何かを話題にしようとすると、私は「あ、それ、もう読んだ」ってひとこと答えて、話の腰を折ってしまい、会話が続かなかったことがよくあったっけ。(笑)
新聞や読み物が大好きだったからと、お棺の中には朝刊、タキイの冊子、教え子から同窓会案内、そして、私からのスイスの登山列車の絵葉書を入れてくれていた。
ありがとう。