十勝ヒルズ
「重森三玲の庭案内」
2冊も同じ本を買ってしまった「北海道ガーデンを旅して」の本と前後して読んだ本。
本というよりはパラパラとページを繰るガイドブックかな。
日本庭園のうち、石庭はシンプルで究極のデザイン性がある。
近代の優れた庭園家の重森三玲(画家のミレーに傾倒して改名)の庭の案内本。
三玲は、昭和の始め前後に産まれた自分の子どもたちにも完途(カント)、洪淹(コウエン)、由郷(ユウゴウ)、埶氐(ゲイテ)、貝崙(バイロン)と驚きの名前を付けて、今で言うキラキラネームそのものです。
庭の作品例で、あ、松尾大社のちょっと不思議なお庭も、昨年の紅葉で訪れた九州大宰府の光明禅寺の庭も造ったんやぁ。
わかってればもっとしっかり見て来たのに。
非公開であるが、近くの石清水八幡宮や香里団地の「以楽園」も作庭してたとは。
なかでもいちばん有名な東福寺方丈の庭はこの秋にでもぜひ行ってみなくては…