ひらりん気まま日記

== 毎晩パコパコ せっかちでドジなひらりんの言うたもん勝ち ==

書展・美術展・廬山寺

2015-07-03 22:11:54 | 趣味

全てコンデジ PowerShot SX280 ほとんどあっち(南側?)向いてる

今日は4つ掛け持ちで余裕綽々。
朝いちばんにサークルの部屋申込みのあと、京都市美術館へ水穂書展(書道教室の先生が所属しているので)に行った。

池田桂鳳(現代書道二十人展の書家)書

「百日草誰か為に(耳)か(可)開く」?で合ってるんやろか。
変体がなを少しずつ読めるようになってきたので、ちょっと楽しい。
けど、まだ半分も読めないので、まあ、なかなかです。
同じ京都市美術館で「ルーヴル美術館展」をやっていたので、こっちも鑑賞。
フェルメールの「天文学者」がメインで、あと知ってるのはレンブラント、ミレー、コローなどの小品があったくらいかな。

しかし、日本人ってホントに美術展とか好きなんやね。
並ぶほどではないものの、中高老々男女がいっぱい。
ルーヴルよりもマグリット展を見たかったけれど、7/11からだった。
昔見たマグリット展がとても印象深かったんだけど、京都でのマグリット展は44年ぶりという。
ひぇーっ、半世紀も前のことなのだ。。
さっさと見終えて、時刻はまだ11時半を回ったばかり、このまま、帰宅するのももったいないし、どっか寄れるかなぁと思い付いたのが、廬山寺のお庭の桔梗がちょうど今頃?
コンパクトカメラしか持っていないのが不覚だけど、偵察に行くだけやし、ま、いいか。
ガラケーで場所だけ検索したら出町柳から徒歩15分と。
しかし、場所的にどの辺りになるのかさっぱり見当もつかず、美術館の入り口案内の女性に「廬山寺はどこですか?」と訊ねたら、「この前でやってます」って。
え?え?前って?、よおく考えたら「魯山人展」のことみたい。
陶芸家ではなくてお寺ですが…
「ろざんじ」と「ろさんじん」まあ、京都人であっても間違うわな。
結局知らないみたいで、バスなら早そうだけど、どれがどれかわからんし、また丸太町まで歩いて、京阪電車乗って出町柳の改札で駅員さんに訊いて、何とか場所を頭に入れて。
河原町今出川のマクドでランチして、店出たあと交差点渡りこっちやと歩き出したら、大文字山に向かってる。
あれっ!反対や、今歩いて来たばっかりの道戻ってどうすんねんな。
少し、遠回りしたものの、何とか廬山寺に到着。

廬山寺は紫式部の邸宅のあった場所に建てられたお寺で、この地で源氏物語が書かれたそうな。

わっ!きれいやん。広くはないけど、白砂に桔梗の紫がとても涼し気。
左側に見える石に紫式部邸宅跡と書いてある。
パノラマ合成の大きな画像 こちら


初め15分くらいは、他にだれもいなくて、ひとり占め~

しばらくして、何人かのカメラマンが…ううっ、一眼レフ持ってきたらよかったぁ。
コンデジでは消化不良に陥りそう。



本堂には紫式部と娘の大弐三位の「百人一首」の歌、日比野光鳳書の拓本が展示されていたので、またまた変体かなを読む練習。
紫式部の歌「めぐりあひて 見しやそれとも 分かぬまに 雲かくれにし 夜半の月影」(57番)
大弐三位の歌「有馬山 猪名の笹原 風吹けば いでそよ人を 忘れやはする」(58番)

出町柳まで戻る途中で、仁丹のホウロウ看板見つけ。
暑くなければ、ぜーんぶ歩けたかもしれんけど、それでもうろうろあちらこちら、結局、14000歩。