ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

みななろう

2016年05月14日 | 発信

 東海道新幹線に乗った時の最大の楽しみはこの景色を堪能することだ。

富士山は時に雄々しく、時に優雅に、

自然への尊敬の念を抱かせ、この山がある日本に生まれたことを誇りに思わせてさえくれる。

富士山ほど見る者のテンションを高めて元気にしてくれる山があるだろうか。

3776 m、、、みななろう。

家を出て4時間ちょいで浜松についてしまった、、、こんなに近かったっけ?

鰻も有名だが浜松は楽器の町、ヤマハ、カワイ、、ドラムのタマは???多分中京だったと思う。

 車はホンダとスズキが浜松だ。工業、もの作りのまち浜松。

お昼にごちそうになったのはなんとげんこつハンバーグ。

こだわりの肉と炭火焼、超人気店だが静岡県内にしか出店しないのもこだわりなのだそうだ。

目の前でお姉さんがジュージュー焼いてくれるのも空腹にパンチを入れる。

浜松はうまいものも多いのだろうか。

出迎えてくれた社長さんとはずいぶん長い付き合いだ。

最初にあったのは30代半ばごろ、お互い販売担当だった。産地の販売役員と市場の販売担当、同い年だ。

今は社長さん、サイズも肩書きもビッグになられた、、、、みななろう。

当時は倍々ゲームでオリエンタルユリが伸びているころで、春の求評会、秋の反省会には各市場からは社長さん、専務さん、そうそうたる顔触れがそろったが浜松からは販売担当の彼が来てくれた。

しかも市場のライトバンで長野の産地回りをしながら堀之内にたどり着く。

重役たちに囲まれても若い彼の話には勢いがあった、現場の生の声として聴いた。

温泉に入り、酒を飲んで、よく日には必ずゴルフにも付き合ってくれた。

「 やっと家に帰れるよ 」  とは言っていたがきっと帰りはまた福島あたりの産地にも寄って行ったのだろう。

そんな付き合いなので今でも浜松の担当は翌日のゴルフにも付き合ってくれている、、、、みななろう。

名古屋へ。夜は名港の担当と合流。

名古屋の食文化は独特だ。

手羽先でもから揚げでも焼き加減はウェルダン。何故か甘い味噌ダレだ。なぜだろう。

 早朝に名港へ。会場式典にも出席させてもらったのがもう7年前だ、、早いもんだ。

ユリは全体的に大柄なものが多かった。

きっと南半球産最後の作で大きなサイズを使ったのだろう、傷害のあるものが多かった。

芍薬は長野が盛り。来週からは堀之内も始まるので早く終わってほしい。

それにしてもエルフがメインになるのか、、、みななろう ?、、、いかがなものか。

セリ前挨拶はもう若い人にまかせっきり。

ロートルが前に出るのはマイナスの発信だ。

それにしても、、、こんなひどい相場は見たことが無い。涙を流しながら最後まで見た。

続いて松原へ、もうセリは終わっていた。こちらもひどかったそうだ。

各産地ポスター、似たようなもんだ。

 プロが作ったらしきポスターはさすがにあか抜けている。

 みななろう。

 最後に、念願のウナギをごちそうになった ♡

わざわざ店先に煙を流して香りをばらまく。

排気を利用してタダで販売促進活動、さすがだ、、、、みななろう。

やはりウェルダンで甘いたれ。これはこれで関東のウナギとはまた違ったおいしさだった。

そのとなりの花屋さんにピコ発見。早速、店員さんと話をして名刺を渡す。

実は、癖と言うか習慣で、どこの花屋さんをのぞいても名刺を渡して話をしてしまう。

特に東京ではよくやる。

「 堀之内のユリ 」 と名乗ると知らない花屋さん、買ったことのない花やさんはまずない。

市場は中継点であって我々のお客さんは花屋さん、仲卸。 産地ブランドが通じるのはここまで。

買われた後は店のブランドとして消費者に出てゆく。

一番挨拶しなくてはいけないのは花屋さんなのだ。

家では農民、出た時はセールスマン、、、、みななろう。

 

各市場、懇談での内容は前向きだった。もう上を向くしかないのだ。お互いやるべきことをやる、、、みななろう。

使い道が無いと思っていたPASUMOでビールが買えた。便利なものは使いこなせる みになろう。

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コメント
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