ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

南魚沼へ

2012年12月29日 | 観察

 近いようで遠い、南魚沼。昔から 郡 が違うとどうしても人的交流は少ない。

直線距離なら1.5㎞程で市境なのだが、本当に近くて遠い。

夏は山越えで12分ほどで行けるの浦佐駅、冬はグルーーーと回らなければ行かれない。

それにしても、、、、浦佐駅の前は土産物屋もラーメン屋も本屋さんもみんな店じまいしてしまった。

スキー学校でにぎわった浦佐スキー場も閉鎖したまんまだ。

隣の家の婆ちゃんが旧大和町へ嫁いだ娘のうちへ冬の間だけ行っている。

払えずじまいだった畑の借地料を届けに。

まあまあ元気そうでよかった。

次は六日町へ。直江兼続ブームが、、、大河ドラマが終わると同時に終わってしまって、、、

中央商店街は軒並みシャッターが閉まってまして、、、、なんとも寂しい。

訪ねた先は、  たいやきともちゃん  

軽トラックにたい焼きを積んでの行商からスタートして、野菜、切り花、あんぼ、惣菜と手を広げて、今は食堂までやっている。

規格落ち、等級落ちのユリばかりだが夏の間ほぼ1日おきに20~30本のオリエンタルユリをさばいてくれる。

「冬に仕入れるユリと違って花が咲いても花首がダレない」と、うちのユリを高く評価してくれている。

もう10年来の付き合いで、我が家の共選率を支えてくれていると言っても過言ではない。

今は正月用に千葉から仕入れた花で束を作ったが、こんな大きな束が1500円。

なぜここだけ繁盛しているのか?

行商、売りに来てくれることが今の高齢化社会に受けているのだそうだ。

雑誌にも紹介されて、遠くからのお客さんもあるそうだが、、、、ともちゃん=看板娘、、とは思わない方が良い。

 そのまま田んぼの中を塩沢へ。

入院中、今日が手術と言う日にヘリコプターで指をけがした親父が運ばれてきた。

小柄でにぎやかなオヤジとは話が合って、病室はいつも話が絶えずに退屈しないで済んだ。

キノコ農家と花農家、作る品目は違えど同じ悩みや苦労話で話が弾んだ。

今年最後のユリを届けてキノコをどっさりもらってきた。こういう縁も面白い。

 ついでに噂の牧之通りへ。

とてもきれいでオシャレな街並みなのだが、、、、お昼時なのに、、、、ほとんど人が歩いていない。

同じような町並みの長野県小布施町は雑誌片手の姉ちゃんたちでにぎわっているというのに。

よく言われるように、 「 新潟県は素材は良いがコマーシャルが下手 」  それだけだろうか?

 

美術館前の道の駅にできたJAの直売所。両側に山とスキー場を眺めながら後ろは魚の川。

素晴らしいロケーション。ライバルだ。

でも、はっきり言って、、、農産物がほとんどなかった。土産物ばっか。しかもすごく高い。

明らかに観光客目当ての直売所かな?お客も少なかった。

 昔に亡くなった姉の嫁ぎ先を訪ねて湯沢へ。中央の山は湯沢のマッターホルン大源太山だ。

どこのスキー場もあまりにぎわいが感じられない。

昔、地ビールレストランだったところ。いちご狩りのハウスはあるものの人影が無い。

 残念ながら親戚の人には会えなかったがこれ以上無いような晴天の中を快適にドライブできた。

でも、これだけ写真を写して、、、、人がほとんど写っていない。暮れだから?連休なのに?

本当に景気回復できるのだろうか。

 

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コメント
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