
台風が秋をつれてきて、朝はすっかり寒くなった。
5時を過ぎてもまだ日が登っておらず、霧の中の花切りは雨合羽を着て行うようになった。

この猛暑の間2階で寝るのが辛くてずっと台所の掃き出し窓のそばで犬と寝ていたのだが、寒くなったので久しぶりに寝室に帰ったら、、、
犬まで付いてきて2階で寝る始末、、、

今年の花は1週間遅れで始まって途中から1週間前進傾向に移った。
その分が8月に集中したものだから忙しかったわけだ。
9月に入っても30度を越す日が続いているうちは同じように花は進んだが、最近の涼しさで進みが急に遅くなった。
かといってまったく無い訳でもないのでダラダラと出荷が続いている。

昨日は全農にいがた切花協議会の圃場視察と中間検討会でJA魚沼みなみ管内の農家にお邪魔した。
けっこう全国の花農家を訪ねたが、これほどハウス周りをきれいにしている農家を見たのはこれが初めてだ。
ごみひとつ、草1本ない。

何よりもうらやましく思えたのは(思ってはいけないのだが)経営体系だ。
まずは基幹の稲作があって、夏場に必ず需要の見込まれるスイカ栽培がある。
花は春のハウスと露地の季咲き、そして秋の抑制栽培だけ。
無理のない期間だけしっかりした施設で栽培して後は複合経営で補う。
ロングシーズンでない分栽培リスクは極端に少ない。
安定した品質が得られる期間だけ栽培するので市場評価も高い。
定期安定出荷を歌い文句にする我々からすると、、、ん~~ちょっと。

うらやましがってもしょうがないけれど、、もう少し雨がほしいいね。
変わりやすい秋の空に期待しましょう。
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