OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

点描

2010年07月28日 | 文化・芸術
新国立で開催中のオルセー美術館展は、点描からの導入で、そこに新しさを見、またさらに発展していく絵画の姿がみえていい展覧会でした。
ゴッホも点描が少し長くなった描き方ともいえるんだなーと。

点描はほのぼのとしたものになりがち。日本でも高田誠の描く山もそうだった。
それはそれでよし。そこからどうなるのか、今回は、ルソーの「蛇遣いの女」だったか、細部まで美しいと思った。

そうそう、毎日展の特別展示で松井如流の世界を楽しみにしていったのです。それはそれは隷書の作品を中心にして感銘するものさすがに多かったのですが、松井如流の世界は書の歴史や短歌などを含め、広い人だったので、その結果だけではなく、その過程がもっと当時の写真などを含め、観たかった。はがき、手紙類は面白かったな。

しかし、新国立は動線が悪い。なにか対策を!!
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