OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

日々を楽しむために

2013年05月31日 | 文化・芸術
梅雨入りに咲く街路樹はきれい。


外苑前のギャラリーに、「ワインラベルを肴に」というタイトルの展覧会に行く。

日本一小さなワイナリーのワインに、それぞれのジャンルで活躍するクリエイターがデザインしたワインラベルが貼られている。

それぞれ一興なのだが、これを企画した多摩美の永原教授とその仲間は、毎日を楽しそうに生きているんだな、と思った次第。

「はすみふぁーむ」のワイン、一度いただきたいものである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

次元

2013年05月27日 | 文化・芸術
そのギャラリーがいっぱい入っているビルにいったことは何度かある。
でもエレベーターを使ったのははじめてである。

開け閉めの半分は手動である。
パリの小さなホテルに泊まったとき以来の感覚である。

さて、堀越さんの個展である。読売新聞夕刊連載の挿絵、また『俳句界』の表紙絵などを中心に、香月さんの画廊で、堀越ワールド全開である。
こどもの無邪気さと繊細な色遣い、そして今回は、その文字。

書家を中心とした上手な字、よくありがちな思わせぶりな下手うま、それっぽい魂ぎらぎら字、デザインというにはインテリアというにはあますぎる字など、私自身を含めて、認めたくなる字の存在はそうありはしない。

ただ、この堀越さんの字は、認めてしまうのである。
うまくはない。味があるとかの話ではない。
私がパンチをいれようとすると、ガードもしないでただ微笑んでいそうである。
打ちこめない。次元が違うのである。



居合わせた宮崎から訪ねてきたというカウンセリングの先生も、感覚鋭く、場を共有できたことが至福の時間だった。





コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2013年05月22日 | 文化・芸術
藤の花の天麩羅をいただく。

紫の色がとじこめられいる。
すこし香りある程度でクセはない。

食も文化であるし、歴史があって、創造的でもあるとおもった次第。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

SHIBATEN

2013年05月18日 | ニュース・講座
日本の夏じたく展が横浜三渓園・鶴翔閣で19日日曜まで。

織や染、ガラス、漆、竹、などなど、活躍する作家たちの姿は今回も、いきいきしていていいな、と思いました。
私は2年前から不参加ですが、関わりはあって、今日も関係者たち用の控室で、関係者用のお弁当をいただきました。(ここの仲間は、あたたかいというか、どんなに忙しくても気配りもでき、人間的に素晴らしい方が多いです。みんないい苦労をしているのだと思います)

さてさて、今回は、園内の旧燈明寺本堂で、SHIBATENさんのディジュリドゥを主としながらのコンサートが、とてもいいです。
わたしも、そっち系の音楽はだいたい掴んでいる気でいましたが、エンターティメント性もあって、面白い。個性的でとてもいい。
鶴翔閣に戻ってからSHIBATENさんと雑談するなかで、アボリジリの原住民のようなディジュリドゥもあってもいいのではないか、というと、日本の歌を日本に長くいる外国人が歌ったとしても日本人にはかなわない、みたいなことをおっしゃる。中途半端に、異国情緒のスピリチュアルな世界を演じようとしない潔さ。それならOK!と思い、私の方が学ばさせていただきました。

SHIBATENさんは外国公演が多く、日本ではまだ知る方が少ないと思いますが、一度は聴いて観てほしい方ですね。若いけど。
私は名前も名乗らず、変な生意気なおじさんでした。

公演は、この土日、午後1時から2時半まで。2000円。詳しくは「日本の夏じたく」HPで。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

銀座の夜の書会

2013年05月13日 | ニュース・講座
「銀座の夜の書会」のお知らせです。


日時  5月31日 金曜日 夜7時より9時まで。

場所  銀座おとな塾(銀座一丁目駅すぐ) HP参照。

週末、仕事帰りに、一献傾けるのもいいが、その前に、たまには、週末、ひさびさに筆を持ってみないか。墨を磨ってみないか。といったところです。

アクセスがいいので、遠くからも是非参加してほしい書会です。

今回は「奏」一字を半紙に書きます。
それぞれ何を奏でるのでしょうか。
ワンポイント講座のあとは、無心で筆と遊んでもらい「奏」でたわむれる。

そこには、上手い下手など関係ない、いい書の世界が待っていることでしょう。

詳しくは、銀座おとな塾のHPより、1day コースをクリック。
5月のカレンダーから、31日「銀座の夜の書会」に入ってください。

不明な点などあったら、何なりと小熊のHPに問い合わせてください。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2013年05月04日 | 今日の筆文字
今日の一番気になった字である。
集王聖教序の序である。
この呼吸感をつかまえたいのである。
恩師たちの真似でなく。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「業」つづき

2013年05月03日 | 今日の筆文字
ミズキの木?
この木は、「木」や「樹」という感じでもない。
のびのびして明るい。
「案」にもみえる。どうせなら、「業」にもみえる、前回の筆文字のような。にしておこう。

明るい未来の憲法のために。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2013年05月03日 | 今日の筆文字
なりわいであり、ゴウである。
業(ゴウ)は、身・口・意が行う善悪の行為だという。
業が深い、か。

憲法でどうのこうの、というものでもない。
だが、いま、憲法がどうのこうの、という時になった。

どこから考えるかで思考も変わりそうであるが、
今年の憲法記念日くらいは、真剣になって考えた方がいいんだろうな。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする