左右の書き順は違う、と決めつけていたら、今の中国では同じ、とかいわれるとびっくりである。
書作品で横物一行の時、左右どちらに書き進めるか、といわれると、伝統的には左へ進むが、最近は右へ進むのもちょくちょくみられる。伝統的な書の世界でも、一般的な流れにのっているようである。
そんななか、鳩居堂は野中先生の個展に伺う。
先生は横一行、右からのもあれば左のもあった。
理由を尋ねると、左右ばかりではなく縦横も考えて、一番それにふさわしいものにしているという。
その下の階では中根先生の個展。お二人は新潟や愛知の方だが、それぞれ定年後、岐阜女子大で教える二人のご縁だという。
もっといえば、小木太法先生のご縁であるという。そこにいなくてさみしい。
力量ある両先生の作品のなかで、野中「多福」、中根「共鳴鳥」が私の一番気になった作品であった。
書作品で横物一行の時、左右どちらに書き進めるか、といわれると、伝統的には左へ進むが、最近は右へ進むのもちょくちょくみられる。伝統的な書の世界でも、一般的な流れにのっているようである。
そんななか、鳩居堂は野中先生の個展に伺う。
先生は横一行、右からのもあれば左のもあった。
理由を尋ねると、左右ばかりではなく縦横も考えて、一番それにふさわしいものにしているという。
その下の階では中根先生の個展。お二人は新潟や愛知の方だが、それぞれ定年後、岐阜女子大で教える二人のご縁だという。
もっといえば、小木太法先生のご縁であるという。そこにいなくてさみしい。
力量ある両先生の作品のなかで、野中「多福」、中根「共鳴鳥」が私の一番気になった作品であった。