とあるお茶を飲みながら、ふと側面の五七五をみるあれである。
190万近くの応募があったというのだから、五七五の力もすごいもんだ。
今回のグランプリは
水筒を 垂直にして 飲んだ夏
中学生の作。作者の作句コメントがまたいいのだが、なんと教え子である。
まったく書以外に教えているわけではないので、まったくその子の才能そのものであって、私にはまったく関係ないのだが、
自分に自慢するものがない場合、教え子で自慢する。
教え子は、原石も含め、他にもすごいメンバーを揃えているのが私の自慢である。
小3の女の子が「書道をやっていると、字がきれいになるんでしょ」というから、
「いいえ、美人になるんです」とこたえた。
技を磨きながら、心まで美しくしていくのが私のところの書道でありたいのだ。