OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

かからない

2017年08月29日 | 生きる発想
はしにもぼうにもかからない。

箸にも棒にも掛からない。
それだからこそ、尊い。

なにもできない!?
息ができれば充分だ。

気づけば、息がすべてなのだ、という。
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お~い

2017年08月27日 | こども書道
とあるお茶を飲みながら、ふと側面の五七五をみるあれである。
190万近くの応募があったというのだから、五七五の力もすごいもんだ。
今回のグランプリは

水筒を 垂直にして 飲んだ夏

中学生の作。作者の作句コメントがまたいいのだが、なんと教え子である。
まったく書以外に教えているわけではないので、まったくその子の才能そのものであって、私にはまったく関係ないのだが、
自分に自慢するものがない場合、教え子で自慢する。
教え子は、原石も含め、他にもすごいメンバーを揃えているのが私の自慢である。


小3の女の子が「書道をやっていると、字がきれいになるんでしょ」というから、
「いいえ、美人になるんです」とこたえた。

技を磨きながら、心まで美しくしていくのが私のところの書道でありたいのだ。
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秋風に

2017年08月20日 | 書道・筆文字
反対側からみると、それらしく書けるようになってきた、うちの生徒。

「(かなが?かなも)すきなの…」がいい書をかくコツみたいである。


池袋モンパルナス書会(自称。一般的には池コミ「日々の筆文字」)の一齣。
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2017年08月01日 | 書道・筆文字
「影」の影というべきか、「景」の影というべきか、「影」を書いたのは随分前で、捨てずにあった。一度ここに載せているかもしれない。

影という存在は、陽のあたる影と陽の当らない影があって、陽の当らない影は、陰というべきか、という問いはあるにせよ、私にとって書以外の仕事は、ここに在る「影」のように、離れられないのかもしれない。

昨日は、お気に入り?の女性二人に言い寄られ、仲間に引きづり込まれた。
“おぐまさんが一番わかっているから”、と殺し文句。そういわれたら断れない。

私の総合性をかってくれているのはうれしいが、
そう言われて、まず頼まれたのが、筆文字のタイトル。
仲間だから…。あれ、だまされた!?


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