OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

死刑島

2023年07月26日 | 文化・芸術

少し怖い題名だが、剣名舞原作・総合監督、小堀智仁脚色・演出「舞台 死刑島2023」が池袋シアターグリーンで7月26日から30日まで。

26、27は夜のみ。28から昼夜2公演。

ゲネプロを観させていただいた。結末はまったくわからなかった。

遠い昔、剣名舞がまだ無名か売り出し始めた頃か、彼の家だったかオセロを一局。わたしもそこそこ心得があるとして臨んだ。

四隅も私がほぼ取ったので、勝ちを確信した私。「これは俺の勝ちだ」と思ったら終盤の終盤,心をよまれて逆転負け。

恐れ入った。そんなことができるんだ、と。

まだその頃は、彼がギャンブラーだったことは知らなかった。結末はわからないのは、昔から得意な彼なのだ。

そのことを思い出した今日の劇だった。

「罪」「罰」で一部出演者も変わるが、今日は「罪」組だった。キリコ役の絲木建汰がだんだんよくなってみえた。

ノビタ役の櫻井太郎もいい脇となっていたかな。

 

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笑顔で元気だせ!

2023年07月26日 | ニュース・講座

コミュニケーション・カルチャー・ドゥーの今年の発表会のテーマは、タイトルの通り。

このベタな感じがほほえましいと思えてきている。

まったくここは緊張しなくていい場である。3年ぶりである。

気功&太極拳、フラ、かっぽれ、ヴァイオリン、二胡、三味線、しの笛、歌謡吟詠&杖道、南京玉すだれ。

書は、会場に展示のみであるが、このブログで紹介した酒ラベルの展示で、私のはなかったので、当日までに間に合わせる予定。

それと、「書の身体」というテーマになっての私のお話も予定されているが、幕間のおしゃべりで、小三治師匠よろしくまくらでおわるか、雑談で終わるか、と私自身が危惧している。

 

日時 2023年8月20日(日) 11時45分開場 12時30分~16時

場所 神奈川公会堂 JR東神奈川駅徒歩3分 東急東白楽駅徒歩5分

観覧無料

観る側もリラックスできること間違いなし。

 

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椰子の実

2023年07月24日 | 書道・筆文字

藤村の『椰子の実』は、親友だった民俗学者の柳田國男が伊良湖岬に流れ着いた椰子の実を見つけた話をきいて詞にしたという。

今時ウケないだろうが、明治の新体詩は好きだった。

さっと書きとめ、ほっぽらかしたあと、自分で紙に漉き込んだものがでてきた。

四半世紀前頃。過去を振り返れば、いつでも愛おしい日々ながら、また、あした……。

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六代目菊五郎

2023年07月21日 | 文化・芸術

この尾上菊五郎の木彫は平櫛田中作。20年の歳月をかけて作り上げたとか。

この像を久々に国立劇場にみた。

「引窓」を芝翫さん主演ながら、陰の主役とでもいうべきその母親役の梅花さんを観にいったのだ。

地味な演目と思っていったが、なかなか素人の私でも楽しめた。

鑑賞教室大人の部の日だったので、一幕のみ。素人にはちょうどいい。

その国立劇場が取り壊しになり、歌舞伎や文楽の鑑賞教室は、ほかの会場でしばらくやることになるのは仕方ないが、国立劇場はどこが施工するのか未だ決まっていないとか。

田中の菊五郎像もしばらく見納めだと思って写真に収めた。

万博問題もそうだが、オリンピックの大きな不祥事の代償なのか、昭和のイケイケドンドンの日本から、平成・令和と日本のゆくえがここにも怪しくなってきた。

 

 

 

 

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七夕の室礼

2023年07月07日 | 文化・芸術

七夕の日。

唐糸草と牽牛花。

唐糸草のピンク、いとおしい。織女かな。

万葉集。

鵲(かささぎ)の橋は七夕ながら白が秋を霜が冬を、ととらえ方はそこそこ自由に考えたい歌か。

 

フォレストイン昭和館車屋さんを会場に、大広間の七夕室礼は本格的なものとなった。

私も依頼されたものなどを色紙におさめる。

 

短冊も書いていただいた。

健康ばかりでなく、「世界平和」が目立った。

書は願いであるはずだ。

 

パフォーマンスは地味に?

お話はあっちへいったりこっちへいったり。

 

昭和のレジェンドの書家の長女の方と一緒に写真を撮っていただいた。

謦咳に接することもなかったレジェンドが少し近くになった。

 

 

 

 

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