OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

墨線の扇面をつくるWS

2021年07月14日 | ニュース・講座

7月21日から8月3日まで、「夏を愉しむ」と題した人気の工芸作家中心のイベントが、三越本店5階で開催される。

それに伴い、2つのワークショップが、三越本店向かいのコレド室町3の3階、橋楽亭で行われる。

輪島の箱瀬さんは、金継ぎ体験とお話し。7月31日と8月1日。箱瀬さんは、有名ブランドとのコラボなど実力も人気もある方なので、詳細は省略。笑

さて、もうひとつのワークショップは小熊廣美の「墨象で扇面を描いて扇子を作る」である。

今回、三越での私の扇子と同じ墨線だけで仕上げる「墨象」扇面を作る。扇子の仕立ては、京都の職人さんにお願いし、8月中にはなんとか出来上がったMY扇子でゆうるり扇ぐ。

筆文字を書くのとは違って、墨線を自由に書いて、扇面に合わせてカットすれば出来上がり。

思わずとんでもない逸品ができる可能性大なるワークショップである。

持ち物は基本なし。筆や硯や墨や紙などこちらで用意あり。

今回の私の作品と全く違った名品を期待している。

8月1日(日) 14時から16時15分  参加費11,000円(京都での扇子仕立て代含む)

申し込み先 アトリエ・KINAMI 042-395-9270

               HP: http://www.kinami.jp/

 

 

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夏は扇子で。

2021年07月08日 | ニュース・講座

今年の夏も扇子で。

今回は、ハイセンスであったり、とんがっている人に、似合う扇子を私は目指した。

モノトーンの扇子は、身に着ける人とマッチするととんでもなくいい。

墨象の扇子に限ることではないが、制作はその都度、私自身の年齢や気分や思考で変わる。試行錯誤しながら同じものは二度とできない宿命。

 

さて、人気の工芸作家でなる日本の夏じたくメンバーでなる今回の「夏を愉しむ」。

アトリエKINAMIプロデュースで、7月21日から8月3日まで、三越本店5階 スペース ♯5で。

扇子は、アトリエKINAMIのお二人と、京都の日本画家小田賢さんと私。

広々してゆったりしている三越本店にぜひ!

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七夕の記2021

2021年07月04日 | 書道・筆文字

コロナ禍、何が正解だかわからない日々が続く。

そんな中、新暦でなかなかピント来ないが、こころに効く「七夕」のしつらえと書の講座が日野の中央公民館であった。古い建物だが職員の方々はじめそこの存在そのものが活気があって好印象。

節句のしつらえ講座は枝川先生の人気講座であるようで、そのなかで大急ぎで筆文字の要諦を意識してもらった、つもり。

梶の葉にも書いた。

横浜の「七夕」は句で書いてもらった。

現代版の織姫なら

「七夕や髪ぬれしまま人に逢ふ」もいいだろう。

若いおばちゃんは娘の今の状況を

「短夜や乳ぜり泣く子を須可捨焉乎(すてっちまおか」

と代弁す。

国立の「七夕」は鉛筆の短冊もあり。

はしるのがはやくなれますように。

すてきなにじのドレスがありますように。

みんな子どもの時の純な気持ちを忘れていないか!?

このやろー、もいる。笑

 

また、「短冊に願い事を書こう!」と大判和紙の高い短冊をわざわざ仕入れてきたのに、「学校で4回も書かされた。もう書きたくない!」と短冊スルー。

今の子の願い事は少ない?

いやいやコロナ収束を願う短冊もわりとあったが、はやく子どもらしい願い事が書けるようにしたいもの。大人の責任だな。

 

 

 

 

 

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