OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

ハンガリーフォークアートフェスティバル

2019年08月26日 | 文化・芸術
ご存知、ブダペストのドナウ川と国会議事堂。王宮の丘より撮影。

33回目の民族文化祭というか伝統工芸祭というか、王宮全体をつかっての大賑わいのイベントの外国招待国が今回日本。
ご縁のある作家が10組程度集まった。



わたしは、専門の書ではなく、裏技の篆刻で。書は、ハンガリー人の書道家とモスクワ在住のかおりさん。大人気でした。



牛飼いの方? ムチを扱う姿は、芸術的。一番気になったスタイルかな。

ハンガリーは刺繍が有名。



カローチャの刺繍は知っていた。



大きなパンは、20日の建国記念日に食べるもの。おいしかった。



こちらは、マジョ―の刺繍。

三渓園仲間の富沢さんの木工技術とデザイン性にすぐれたバックは、ハンガリー人を魅了。

手仕事大好きなハンガリー人に、カローチャ、マジョ―などの刺繍に、日本刺繍の桃子の作品も見せたかった。

孟宗竹に穴を空けたりして灯りをつくる宮崎の吉田君の作品はこれから知られてくるだろう。すでにか。雅叙園の百段階段展示中。

今回は、浮世絵の高橋工房さんも参加してくれ、質が上がった。

漆の大友さんはTVに流れ、人気者。十日町絣の渡邊さんは新聞に大きく日本の職人!らしさ満載の写真。
わたしは、上流層が聞くラジオのインタビュー。これは私が庶民なので、合わない。笑

イベントの全体は、コンサートやダンスやファッションショーや、20日建国記念日には朝に戦闘機の航空ショー、夜はドナウ川に花火。

みんなハンガリー人大好きに。

「行くなら、ハンガリーかルーマニア」と友人に言われてきたという日本人旅行者の版画家の方は、やはり、満足していた模様。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする