OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

眺龍 摑龍 裂選び

2023年09月29日 | 文化・芸術

裂から選ぶ。

中廻しはこれ、ならば一文字はこれにしてしまおうか、とか、大事な作業だ。

額ももちろんいい。ただ、巻いて小さくなり、時に応じて飾れるという掛軸も、見直していい時代かな、と。

本紙だけ観て、うまい下手、とかで評価するのだとしたら、書の醍醐味は永遠にわからないのではないだろうか。

本紙だけを観る。表装の全体として、その風景を眺める。時には、その時の場を感じながら。

時によっては、味方も変わる。

 

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