OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

ゆるくちゃ、まずい、かな。

2024年01月25日 | 日記

今日は、というか、昨日になってしまったが、某審議会の日。

節供と節句は、節句が多く使われるが、供える文化なので「節供」としている、にうなずく。

 

さて、その節供は、新暦だと合わない。

七夕だって、新暦7月7日じゃ、雨多しだ。天の川だってみられない。

新暦の9月9日の重陽の節供は、菊がまだ咲いてない。

 

だが、5月5日の端午の節供のこいのぼりは、GWの新緑にぴったりだ、と私は思ってしまうのだが。

社会から変えないと、変わらないけれども、旧暦の場面を増やすのも、いいんじゃないだろうか。

 

年賀状も衰退の一途。

ネット社会になったのが一番の原因だろうが、忙しい暮れに忙しく年賀状を書くのも、一つの要因だ。

特に私はそうだった時期がある。今年もそうしてしまって、暮れに書かず。

そう、これからは、お正月になって、立春くらいまでに、少しづつ、疎遠になってしまった人のことを思いながら、一枚一枚、書く。

メールでなく、手書きしたい人は自分のなかで、誰でもいるとおもう。少しの方へでいいんじゃないだろうか。虚礼は慎みたい。

 

今年、元日過ぎてから、返信のものだけの賀状を書き、松の内過ぎて届いたものは、いまだに返信もしていない。

たぶん、これから出す。出さないまま終わる可能性もある。それを許してくれる知人友人のみの付き合いになるのはしかたない。

仲が良くても、年賀状もメールもしないやつもいるわけだから、いいでしょ。

それにしても、メールだけになったら、また逆に、味気ない世界になってしまうと思うのだけれど。

 

そう、節供も、新暦、旧暦、交ぜて違和感ない世界はだめかな?

 

その時の話し合いのなかで、K先生は、新暦と旧暦ごっちゃにしてはまずい、とおっしゃっていたが。

どうも、自分は、ちゃんと、とか、すっきり、とかが苦手のようだ。

もっと、ゆるく生きる社会がこれからいいんじゃないでしょうか!?

 

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ぶた

2024年01月17日 | 書道・筆文字

小熊さんは、一匹狼なんですね。

そういってもらえると嬉しいですが、書壇からみれば、一匹狼じゃなく一匹の豚といったところでしょう、とこたえたりすることがある。

今日、永井画廊さんで“日本前衛書作家協会”に注目‘’展に伺った。

前衛書のレジェンドたちの私が生まれた前後の時の作品が多く並んだ。

ご縁をいただいた岡部桑風や中島邑水の作品も今はなかなかみることもない。

そんななか、海上さんにみいだされたといってもいいだろう井上有一の作品「ぶた」があった。

一匹の「ぶた」もわるくない。

1月20日まで。銀座の永井画廊で。

 

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