和紙 日本の手漉和紙技術 として、ユネスコの無形文化遺産に登録の見通しとなったという。
喜ばしいことだ。すでに単独登録されていた石州半紙(島根)と、本美濃紙(岐阜県)、細川紙(埼玉)の3つがグループ登録だという。
ただ、これでは、越前も四国もあれだけいい紙を漉いているのに入らず、個人で人間国宝になっている人はいいいけれど、新潟の小林さんや四国拝宮和紙の中村さんなど、人物からして今時いない無形文化財みたいな存在だと思うと、どうせグループ登録なら、伝統的な食文化として「和食」という括りで登録されたように、「和紙」という括りでの登録でもよかったのに、と思う。
私は本業を持ちながらも、約20年関わってきた和紙作りと、一年以上離れている。
外秩父山系あたりで、紙漉き小屋を作って、沢のせせらぎを聞きながら、紙を漉いたり、筆を執ったり、そんな暮らしが夢である。
書の方でも、騒がれていくつも美術館ができる時代である。和紙も含めて、私の方は「無形分化遺産」という看板を立てて、そこに住まう、か。
喜ばしいことだ。すでに単独登録されていた石州半紙(島根)と、本美濃紙(岐阜県)、細川紙(埼玉)の3つがグループ登録だという。
ただ、これでは、越前も四国もあれだけいい紙を漉いているのに入らず、個人で人間国宝になっている人はいいいけれど、新潟の小林さんや四国拝宮和紙の中村さんなど、人物からして今時いない無形文化財みたいな存在だと思うと、どうせグループ登録なら、伝統的な食文化として「和食」という括りで登録されたように、「和紙」という括りでの登録でもよかったのに、と思う。
私は本業を持ちながらも、約20年関わってきた和紙作りと、一年以上離れている。
外秩父山系あたりで、紙漉き小屋を作って、沢のせせらぎを聞きながら、紙を漉いたり、筆を執ったり、そんな暮らしが夢である。
書の方でも、騒がれていくつも美術館ができる時代である。和紙も含めて、私の方は「無形分化遺産」という看板を立てて、そこに住まう、か。