OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

命毛

2020年10月26日 | 書道・筆文字

惚れて 起請の 書き様も

弄られながら 朋輩に 聞いて書く夜の墨の色

薄き契に 今日の今

筆の命毛切果てて 硯の海の姉さんに 恩も送らず

死ぬるのは 皆定まる約束と 思ふて早う殺してと……

「恨葛露濡衣」より。

 

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志功大好き

2020年10月18日 | 日記

満月みたいなのは、灯りの反射であるが、棟方志功である。

初めての勝烈庵であった。

棟方志功好きを知った横浜の長谷川夫妻が連れて行ってくれた。

美味しい。高くない。

お店の方も気持ちいい。

18日からは、棟方の絵皿がもらえる勝烈庵祭りとか。

 

 

 

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三位一体

2020年10月11日 | 日記

筆文字等は私、印刷は紙選びから最終の色決め、一枚一枚の摺りまで原口さん、あとはコメのうまさの武州吉見のター坊次第だ。

取りあえず、ラベル、やっと完成。たった1㎏の「縁結び」米をいれる袋のために、、、。

 

ター坊の米作りは、本人曰く「趣味だ」そうだ。多く作るが、奥さんも手伝わないで一人、もくもくとやる。

「広い耕地ン中でさ、青い空眺めながら」田を耕し、「山に沈んでいく夕日がきれいだぜ」などと言う。こういうのがほんとうの田園詩人であるに違いない。

 

客観的にみれば、ただの酒好きのオッサンであるが。

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