OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

水のように 雲のように

2019年09月26日 | ニュース・講座


小さな小さな個展。
小品ばかり。
雑多な感じ。

今の私のなるがまま。

お近くにお越しの際はのぞいてみてください。


10月1日から6日まで。12時から19時まで(最終日は17時まで)
銀座6-4-13 山崎ビル2階
+ノーション

銀座駅C2より3分。
有楽町銀座口より5分。
東急プラザからすぐです。
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雲間の名月

2019年09月13日 | 日記
見上げれば、雲間に名月、煌々と

上総安房へも、照らしなむ。
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嵐先生

2019年09月12日 | 日記
ハンガリーでお世話になった友好協会の会長の名が、なかなか覚えられないので、その方を、日本語訳の「嵐」先生とよんでいた。

彼女は今回、国際俳句の関係で、明治大学でシンポジウムとかで来日。
高橋工房さんが縁をつないで、台風が過ぎ去った次の日、東京の丸ビルで3人で食事をした。




東京駅のライトアップはきれいだったが、その時、千葉の多くの地域は停電だった。

次の日は文楽を聴きに。
ご縁あって、「心中天網島」の小春に触れさせていただいた。
和生さん、玉男さん、勘十郎さんの人形遣いのたたずまいが三者三様で楽しめる。三味線方の清治さんはかっこいいし、三味もキレがあってさすがとおもう方々は多いだろうが、往年のドリーファンクジュニアに似ていると思うのは私だけだろうか。すきなプロレスラーだ。

千葉は断水も、とニュースは伝える。
隣の東京はいつも通り。

文楽鑑賞後、ホテルでお茶をしながら、「千葉の友人に連絡しようとしたが、電話も携帯も通じない」といっていた知人。一番誠実な声に聞こえた。









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国境で一句

2019年09月01日 | 日記
今回、お世話になったハンガリー日本友好協会の会長さんは、カーロリ大学の教授だが、国際俳句の会員でもあった。
ので、数年前、一中さんが芸術院賞をもらい、俳人協会会員で弟子の胡蝶さんがそのお祝いに一句を詠み、私が色紙に書いて、色紙それぞれを、一中さん、胡蝶さんにわたし、それでも余っていた色紙が日本的できれいであったので、それを持参していたのであるが、その方に頂いてもらった。



一中の音密やかに糸さくら 胡蝶


その後、セルビアの日本大使館で、国際俳句の冊子もたまたまみ、開いたページにたまたまお世話になっている白根さんの俳句を見つける。
私が20代のころ、中国の旅で、飛行機で移動中、口を開けて寝ていた私をみて一句詠んでニヤリとその句をメモしてわたしてきた白根さん。
お互いの師匠であった故宇崎先生が当時の西と東のドイツ分断の象徴のブランデンブルク門が再び開放された感慨を詠んだ句があったが、今、宇崎先生をおもい、ハンガリーとセルビアの国境検問での永遠の素人俳句をここに。



秋雲へ国境検問での押印 芭蕉洟

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セルビア

2019年09月01日 | 日記


ブダペストのイベントが終わった次の21日、一日一便12時のバスでセルビアの首都ベオグラードを目指す。
予定は7時間で、国境検問後一回休憩、6時間半。一泊してブダペストに戻ったが、夜9時発、国境渋滞で2時間オーバーの計9時間かかった。
バスは、快適。ほぼ日本と同じ。片道約8000フォリント。

セルビアはジョコビッチくらいしかしらない。が、フレンドリーだし、親日でもあるようだ。
旧ユーゴスラビアの内戦のイメージが多少あったが、一泊限りの旅行者にベオグラードはそんな痕跡をみせることはない。
ベオグラードの繁華街で、サッカー観戦をしながらビールを囲む一員に我々もなった。


我々3人は、大使館での浮世絵の実演のための高橋工房のお二人と私。
わたしは、大使館にハンガリーのイベント用に持ち込んだ大判短冊を2枚届けるのみ。
あと、ハンガリーイベントは職人のお祭りでもあったので、イベント内の履き物展に合わせ、日本の地下足袋を送っておいたが、それを引き取り、それも。行田の地下足袋は果たして、セルビア大使館に飾られるだろうか如何に!?


大使館や公邸にお邪魔したあと、セルビヤの教会や博物館、公園を急いでまわった。

大きな公園のなかに少し古い建物があり、そこに入ると会場全体に、石とドローイングのインスタレーション。

老作家らしき人がぽつりといた。
80歳。
石の彫刻家。
作品集をみさせていただく。
若い時はなかなかエネルギッシュでかっこいい人だった。
表現者の後半生をみた思いがした。






 

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